大エルミタージュ美術展 世紀の顔・西洋絵画の400年 ① | 児童文学の世界に籠りたい人の現実

児童文学の世界に籠りたい人の現実

つれづれなるままにその時関心ある事を好きなだけ書きつづる個人の日記です。

お久しぶりです!

ブログ放置すみません。

気付けばいつの間にか読者がついていてびっくりです。

ありがとうございます。


勉強の合間に書いていくので気長にお付き合いいただけたら幸いです。



7月15日(日)

大エルミタージュ展に友人に誘われて行ってきました。これまだ書いてなかったとは・・・。


何度か書いては消えるから嫌になる、このブログ。

なんで写真消すときバックスペースで移動しちゃうの・・・。


公式HP:http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/



パリス・ボルドーネ「マルス、ウェヌスとクピド」
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いいかえると「軍神、ヴィーナス、キューピッド」

軍神の体がとても素敵です。



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バルトロメオ・スケドーニ
「風景の中のクピド」

この顔つきがなんとも言えません。







ドメニコ・ティントレット 「男の肖像」


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赤色が映えていますね。ダンディーさが出ています。



ベルナルディーノ・ルイーニ 「聖カタリナ」


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アヒル口。こんな大昔からアヒル口は人気あったのでしょうか。



アレッサンドロ・アローリ 「キリスト教会の寓意」


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私、これ見た瞬間悪女と魔王のような嫌な顔したキリストだなぁと思いました。

マリアもキリストも全然清らかじゃない。


調べたところ、解説には「アーチの基部には、女王に花の冠を載かせようとするキリストの絵があらわされているが、これは、キリストが旧いユダヤ教会を退けて、忠実なキリスト教徒からなる新しい教会と婚約したいという物語の宗教的意味を暗に示している」と書かれているようで、そうするとこの女性は教会の象徴ということですね。


なんでこのような表情にしたのかが気になります…何か教会の暗黙面でもみたのかな。


ジュリオ・カンピ 「男の肖像」


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…遠近がおかしいと思いませんか?

奥に見える人は人間なのか人形なのか…よく分かりません。どちらにしろ遠近が来るっているように見えました。人物の周りがかなり気になる絵です。



ソフォニスバ・アングィソーラ「若い女性の肖像」


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実物でないとあまり分からないかもしれませんが、服装の質感がよく描かれていました。

珍しく女性画家の作品です。カーネーションは婚約の象徴って初めて知りました。



ペーテル・パウル・ルーベンス「虹のある風景」


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背景の自然がファンタジックで、今まで観てきたルーベンスの作品の中では珍しいと思いました。


「ローマの慈愛」


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これもルーベンスさんの作品。娘さん、綺麗ですね。

餓死の刑を宣告され、飢えきった父に 、自分の乳を含ませようとする娘。慈愛の象徴とされる絵だそうです 。体つき見る限り、お父さんは何も食べずともまだまだ持ちこたえられそうですけども。


アンソニー・ヴァンダイク 「自画像」


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なぜか高校時代の友人を思い出しました。

この自信満々なドヤ顔!(笑)ポーズも決まっています。

鼻筋はすっと通っていて、鉤鼻ですね。


ダニエル・セーヘルス「花飾りに囲まれた幼子キリストと洗礼者ヨハネ」


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フランドル絵画らしい花の描き方だなぁとまず思いました。

いつも思うのですが、花を描く画家はフラワーアレジメントの才能もいるのかなぁと思いますね。


図録の解説だとこうなっているらしいです。

「外側の花飾りを構成する花々や植物の象徴的意味は、この絵の中央の図――幼子イエスの頭に洗礼者ヨハネが花の冠を載せている――に関係している。花飾りは、模様がついたカルトゥーシュ[枠飾り]に囲まれた中央場面の額縁となっていて、刺や針のある植物――アザミ、ヒイラギとブラックベリ一の枝、バラ、ブラックソーン――、つまり、将来のキリストを待ち受ける苦難を象徴的に予告する植物が含まれている。」

自分には、守っているように感じましたが…どうなんでしょう…。



さて、かなり長くなるのでちょっと休憩してからまた続き書きます。