★1972年ダイヤペット 初代スバルレオーネクーペ ~ プラ製ビンテージSIKU | ポルシェ356Aカレラ

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★引続きコレクション縮小のため委託出品中!!
手許のコレクションでダブって持っているモノや不要なモノなどを本日9月3日(日)夜終了のヤフオクに色々委託出品していますので、もう終了まで時間がありませんが是非ご覧ください (以下は抜粋。赤字クリックでヤフオクに飛びます)☆☆



1)プラ製siku初期1/60程度ゴッゴモビル約5cm海老茶 箱無
貴重な初期のSiku。1960年デビューの三菱500が参考にしたと言われるドイツのバブルカー「ゴッゴモビル」。









2)プラ製siku初期1/60程度BMWイセッタ約4㎝ 青 箱無
これも貴重な初期のSiku。








ゴッゴモビルとの並び





3)仏マジョレット1/65シトロエンDS21アンビュランス患者乗車 箱無


足を曲げた患者さんがリアルです。



4)京商1/64ポルシェコレクションⅡ ポルシェ935MARTINI #1 カード付 紙箱無
サークルKサンクス限定 2006年10月17日発売。定価が現在では信じがたい1台400円台だった時代の製品。既に17年前のミニカーですが京商クォリティの文句なしの出来です。



5)京商1/64ポルシェコレクションⅡ ポルシェ935MARTINI #3 カード付 紙箱無
上掲4)のゼッケン違い。



6)京商1/64ポルシェコレクションⅣ ポルシェ911RSRターボMARTINI #21 カード付 紙箱無
サークルKサンクス限定 2011年12月6日発売。既に12年前の製品ですが、京商クォリテイの魅力的な製品。当時定価はまだ1台500円でした。



7)京商1/64ポルシェコレクションⅣ ポルシェ911RSRターボMARTINI #22 カード付 紙箱無
上掲6)のゼッケン違い。



8)トミカ13-3日産セドリック4ドアセダン330 ワインメタ箱無
以下、今回は箱無の黒箱・青箱の日本製トミカを多数出品しています。箱がない割には状態が良いものが殆どです。



9)トミカ8-2 日産3代目サニークーペ1400GX 明青 箱無



10)トミカ80-1マツダサバンナGT黄色 箱無



11)トミカ青箱F17シトロエンHトラックGITANESジタン 箱無
ジタンと言えば、ジョン・レノンとデビット・ボウイの愛飲煙草として有名でした。



12)トミカ青箱F44シトロエンHトラック POLICEポリス 箱無



13)トミカ青箱F9 ダッジコロネットカスタム 明青 箱無



14)トミカ青箱F70 フォルクスワーゲンビートルPOLICEポリス 箱無



15)トミカ青箱F29 フォルクスワーゲン タイプ2 T2マイクロバス 白/オレンジ箱無



16)トミカ青箱F50ランボルギーニ カウンタックLP500S黒/金ライン 箱無



17)プラモデル完成品 1/43アオシマ 1987年F-1ウイリアムズ ホンダFW11B 元箱改造箱付
メーカー完成品のような仕上がり。製作者等の詳細は不明ですが、相当な腕前の人が製作したものと思います。



18)プラモデル完成品 1/43アオシマ 1987年F-1キャメル ロータスホンダ99T 元箱改造箱付
上掲17)同様のプラモ完成品。



★閑話休題
先週までの3回に引き続き、今週もダイヤペットの記事として初代スバルレオーネクーペをご紹介します☆☆☆



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●初代スバルレオーネクーペ
大衆車カローラ、サニーがデビューし俗にマイカー元年と謂われる1966(昭和41)年に富士重工(現スバル)はスバル1000をデビューさせます。1967年にはスバル1000スポーツを追加、1960年代末にはff-1、1300GとMCを経て1970年代まで生き延びますが、先進的なメカニズムによりマニア受け・玄人受けのする優れたクルマであったにも関わらず、ライバル達に比べてシンプルな内外装やカローラスプリンターやサニークーペのようなスペシャルなクーペボディのバリエーションを持たなかったことなどから販売台数は伸び悩んでいました。
そこで、富士重工ではマーケティング調査により一般ユーザーが好むポイントを十分に考慮して開発したスバルレオーネを1971(昭和46)年10月7日にデビューさせます(発売は10月15日より)。最初のレオーネはスペシャルなクーペボディのみで発売され、デビュー翌年の1972(昭和47)年2月19日に4ドアセダン、4月22日に2ドアセダン、9月1日に現在のスバル車へと繋がる4WDバン、1973(昭和48)年6月9日にはハードトップを発売とボディ・バリエーションを順次加え、度重なるMCを経て1979(昭和54)年6月に2代目レオーネがデビューするまでの8年近くに亘り基本設計は同じまま生産されることとなります。


【1972年スバルレオーネクーペ1400GSR (A-22型) 主要スペック】 
全長3995mm・全幅1500mm・全高1340mm・ホイールベース2455mm・車重775kg・FF・EA63S型OHV水冷4気筒1361cc・圧縮比10.0:1・最高最高93ps/6800rpm・最大トルク11kgm/4800rpm・変速機4速フロアMT・乗車定員5名・ラジアルタイヤ145SR13・前輪ディスクブレーキ・最高速度170km/h・東京店頭渡現金正価71万9000円(取得税 別途1万9410円)


●自動車ガイドブック1971年~1972年 Vol.18に掲載されたレオーネクーペ1400GSR



●毎日グラフ別冊「’72自動車の世界」(337×256㎜・166頁)
1972年1月1日発行。当時定価500円。表紙及び巻頭カラーは前年10月にデビューしたレオーネクーペ。


レオーネ初期のイメージキャラクターは当時「また逢う日まで」が大ヒットしていた尾崎紀世彦氏(1943年1月1日⁻2012年5月30日)。「どこから来たのか、おまえと俺」のコピーは、「おまえ」がレオーネで「俺」が尾崎さんという意味?





●1971年9月発行スバルレオーネ本カタログより抜粋
イメージカラーは赤。


リアビュー


丸型3連メーター


グレードは93psのGSR、GSと80psのGL、DLの4種類。




●1972年 初代スバルレオーネクーペの立体造形物(当時物)
ダイキャストミニカーはダイヤペットがサイズを100㎜に統一したチェリカ100シリーズで発売、プラモデルはエーダイの1/25(実寸は1/30程度)等、富士重工特注のノベルティとして1/21シガレットケース(アンチモニー製)が出ています。


●ダイヤペット1972年スバルレオーネクーペ
1973(昭和48)年4月発売。当時定価450円。品番チェリカNo.100-1。全長は98㎜~100㎜で凡そ1/40スケール (中島登著「日本のミニカー」には品番0426、スケール1/45との記載あり)。ボディのカラーバリエーションは、赤・クリーム・シルバー・茶金の4色。ボディサイズを100㎜に統一し、造りを簡略化してコストを抑えたチェリカ100シリーズの一員ながら、プロポーションは良く実車のロングホイールベースも上手く再現されており、室内では運転席の丸型3連メーターも再現されシートバックが可倒式であるなど、決して悪い出来ではありません。












●赤












丸型3連メーターも再現された運転席


シャシー裏



●クリーム









●シルバーメタ









●茶金メタ










●富士重工特注1/21スケール1971年10月スバルレオーネクーペGSR
全長19.3㎝。アンチモニー製。




箱に達者な英文字で車名と入手年月を記入してあるのは、1970年代後半にリーンレプリカを制作/販売し、国産メーカーの車型シガレットケース・コレクションの第一人者でもあったJMAC佐久間達次氏のコレクションだったことを示しています。






●エーダイ1/25スケール スバルレオーネクーペGSR プラモデル (再販箱)
箱や組立説明書に1/25の表記有ですが、全長13.5㎝で実測値は1/30スケール程度。




初版(画像提供:henry collection)


同じ金型を使用した緊急指令10-4-10-10仕様は15~20万円といった高プレミアが付きます(ヤフオク出品画像より転載)。


1/21 ヤマダ(画像提供:henry collection)


1/32?日東の初版(上)と再版(下)(画像提供:henry collection)




●1/24国産名車Vol.149 スバルレオーネクーペGSR
2022年6月29日号。税込定価4073円。全長約16.8㎝。スケールを問わず当時物以外では初めての初代レオーネクーペのミニチュアでしょうか(?)。オールドスバルファンを思わず唸らせるような良い出来と思います。










嬉しいドア開閉アクション付


室内も良い出来です。




●1972年スバルレオーネクーペ立体造形物 大集合
右端の1/24国産名車以外は当時物。





スバルレオーネの前世代ダイヤペット148番スバル1000・191番スバルff-1との並び




左から、スバル1000・スバルff-1・スバルレオーネクーペ









★オマケ(その1): 懐かしの商用車コレクションVol.70 三菱デリカ75バン1971年「寝具店仕様」
2023年8月23日(水)発売。税込定価2299円。spark/ダイキャスト製。初代デリカ初のモデル化(?)。積荷の布団を含め、なかなか良い出来です。




岡山ナンバー






9月6日(水)発売のVol.71次号はマツダポーターキャブ550「石焼き芋屋仕様」




★オマケ(その2):今日のビートルズ「Tell Me Why」 1964
映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』挿入曲。ジョンの作。後年のジョンとはまるでムードが異なる1曲。この動画では、1965年10月26日にエリザベス2世から大英帝国勲章(Order of the British Empire)のMBE勲章を叙勲された際にビートルズの4人がロールスロイス・ファンタムでバッキンガム宮殿を訪れ煙草を吸いながら歩く場面も見られます。