★1956年萬代屋/野村ニッサンジュニア 結婚記念日一覧 ~ ブリキ自動車コレクションから094 | ポルシェ356Aカレラ

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★結婚記念日
アメブロを見ていたら、今日は結婚30年目の真珠婚ですという記事、結婚2年目の藁婚/綿婚で食事に行ってきたという記事など結婚記念日に纏わる記事を幾つか見かけましたので、Web上の情報を元に結婚記念日を以下の通り纏めてみました☆


★結婚記念日の意味
「・・・」のあとの○○式の意味についてはWeb上の情報を元に私自身の解釈を加えて記載してみました。御承知の通り、還暦を過ぎて定年退職し既に低賃金の再雇用となっている私の場合、これから結婚出来る可能性は世間的には限りなくゼロに近いということになり(私が大富豪だったならともかく誰も進んで還暦を過ぎた貧乏人とは一緒にならないw)、もう絶対結婚は無理と周りから言われても若い頃と心身の状態が殆ど変らないこともあり自分ではまだ結婚の夢は捨てきれておらず(大汗)、しかし、もう日本人男性の平均寿命まで残り約20年、例えこれからすぐに結婚できたとしても20年目の磁器婚式まで、少し長生き出来たとしても25年目の銀婚式を迎えるのがやっとということになろうかと思います。私の両親や叔父伯母などは誰もが皆30歳前後までには結婚し子供や孫もいるというような真っ当な人生を送り、大多数の人が金婚式を無事迎えていますが、私の場合、もしこれから結婚できたとしても50年目の金婚式の時には110歳を越えてしまう計算ですので、金婚式を迎えられる可能性はゼロと言えますyone☆
日本では以下の各結婚記念日にかこつけて宝飾品業者さんなどが商魂逞しい広告を載せている例もあるようですが、結婚記念日に記念日に因む高価な品物を実際に買う人は世の中、それ程多くはないのではとも思います☆☆



【結婚記念日の一覧(読み方)とその意味】

【1年目】紙婚式(かみこんしき)・・・・・まだまだ白紙のような2人の人生の幸せを願う式

【2年目】藁婚式(わらこんしき)または綿婚式(わたこんしき)・・・・・質素倹約をして贅沢や散財をしない真っ当な人生を送ることを誓う式

【3年目】革婚式(かわこんしき)、菓子婚式(かしこんしき)、皮婚式(かわこんしき)・・・・・例え倦怠期かなと感じても革のように粘り強く2人の関係を築いていくことを願う式

【4年目】花婚式(かじつこんしき)、書籍婚式(しょせきこんしき)・・・・・花が咲き地に根を張り実がなるように2人に幸せが訪れることを願う式

【5年目】木婚式(もくこんしき) ・・・・・結婚5年を迎え夫婦がやっと1本の木のように一体になったことを祝う式

【6年目】鉄婚式(てっこんしき)・・・・・鉄のように強い2人の絆と人生を願う式

【7年目】銅婚式(どうこんしき)・・・・・家族や財産などが銅のように安定することを願う式

【8年目】ゴム婚式(ごむこんしき)、青銅婚式(せいどうこんしき)・・・・・2人の生活に弾力性があって例え喧嘩をしてもすぐに仲直りすることを願う式

【9年目】陶器婚式(とうきこんしき)、陶婚式(とうこんしき)・・・・・陶器のように2人の関係が割れることなく、お互いを唯一無二の存在として心から大切にすることを誓う式

【10年目】錫婚式(すずこんしき)、アルミ婚式(あるみこんしき)・・・・・錫のように美しさと柔らかさを兼ね備えた夫婦でいることを祝う式

【11年目】鋼鉄婚式(こうてつこんしき)・・・・・2人が鋼のように強い愛の力で結ばれていることを祝う式

【12年目】絹婚式(きぬこんしき)、麻婚式(あさこんしき)・・・・・2人が絹や麻のようにきめ細やかな愛情で結ばれていることを祝う式

【13年目】レース婚式(れーすこんしき)・・・・・2人が美しく織りなすレースのように深く彩りも綺麗な愛で結ばれていることを祝う式

【14年目】象牙婚式(ぞうげこんしき)・・・・・年月を経るごとに資産価値の高まる象牙のように、夫婦の絆も年月が経てば経つほど強く価値が高まることを願う式

【15年目】水晶婚式(すいしょうこんしき)・・・・・水晶のように曇りのない2人の信頼関係を祝う式

【20年目】磁器婚式(じきこんしき)、陶器婚式(とうきこんしき)・・・・・磁器のように年を経ると共に値打ちが増してきた2人の関係を祝う式

【25年目】銀婚式(ぎんこんしき)・・・・・四半世紀を経て、いぶし銀のように美しく輝く2人の関係を祝う式

【30年目】真珠婚式(ぱーるこんしき)・・・・・30年もの歳月の中で真珠のように2人で築き上げてきた家族・健康・様々な財産(富以外を含む)を祝う式

【35年目】珊瑚婚式(さんごこんしき)、翡翠婚式(ひすいこんしき)・・・・・長い年月を経て成長する珊瑚のように、2人が35年のもの歳月をかけて築きあげた夫婦の絆を祝う式

【40年目】ルビー婚式(るびーこんしき)または緑玉婚式・・・・・真紅のルビーのように2人の深い信頼と誠意に満ちた関係を祝う式

【45年目】サファイア婚式(さふぁいあこんしき)、紅玉婚式(こうぎょくこんしき)・・・・・
青紫色のサファイアのように誠実な人柄で人徳が高く周りの人々に慕われている2人の長い結婚生活を祝う式

【50年目】金婚式(きんこんしき)・・・・・半世紀もの結婚生活を経てあたかも黄金のような輝きと豊かさを持つ夫婦となった2人を祝う式

【55年目】エメラルド婚式(えめらるどこんしき)・・・・・美しい緑のエメラルドのように深く静かな美しさを湛えた夫婦となった2人を祝う式

【60年目】ダイヤモンド婚式(だいやもんどこんしき)・・・・60年もの歳月を経てダイヤのように美しい心を持ち信頼に満ちた夫婦となった2人の長寿と2人が築いた子供・孫など一族の繁栄を祝う式
※註)2020年現在の日本人男性の平均寿命は81歳、女性が87歳のため、男性が20歳前後で同年代もしくは若干年上の女性と結婚した場合には、ダイヤモンド婚を迎えられる可能性は高いですが、もし男性が30歳前後で結婚した場合には平均寿命からするとダイヤモンド婚を迎えられる可能性は大幅に下がります。

【75年目】プラチナ婚式(ぷらちなこんしき)・・・・・75年もの歳月を経て、あたかもプラチナのように白銀に輝く奇跡的とも言える夫婦の長い幸せを祝う式
※註)例え男女共に20歳で結婚してもプラチナ婚の時点では95歳となるため、夫婦揃ってプラチナ婚を迎える例は世界的にもレアと思われます。



★閑話休題
ちょっと前置きが長くなり過ぎましたが(汗)、今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第94回記事として、萬代屋(現バンダイ)と野村トーイの1956年初代ニッサンジュニアをご紹介しますne☆☆


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●ニッサンジュニア
1956年(昭和31年)8月、日産自動車は戦前から製造/販売していた小型のダットサントラックと大型のニッサントラック(80型/180型/380型/480型/580型)の隙間を埋める中型トラックとして「ニッサン ジュニア」を発売しています。最初のジュニアは、当時ノックダウン生産していた日産オースチンA50ケンブリッジ用のIH型1500ccエンジンを搭載して、1.75トン積として発売されています。板ガラスを用いてフロントウインドは中央にピラーを設けて2分割が主流だった当時(1955年1月にデビューした最初のクラウンRS型も2分割)、2分割ではなく左右まで回り込んだ1枚の曲面ガラスを装備していたことが先進的でした。既に同時期にはトヨペットRK型・オオタKD型・プリンスAFTF型など各社が中型のボンネットトラックを製造・販売していた中でニッサンジュニアは出遅れて発売された後発ながらも信頼性の高い英オースチンのエンジンと戦前から築き上げてきた販売力の強さで中型トラック市場でのシェアを伸ばしていくこととなります。
この初代ジュニア は1962年(昭和37年)1月にフルモデルチェンジされ、時流に則した車高の低い横目4灯の2代目ジュニアとなって8年9ヵ月生産されます。その後、1970年(昭和45年)10月には2度目のフルモデルチェンジを受け、プリンスマイラーと車種統合の上、マイラー名称は消滅させジュニアを存続車名として印象的な縦目4灯の3代目ジュニアとなり、この3代目は1982年(昭和57年)まで12年の長期に亘り製造されています(国内販売は1983年まで、何と2020年現在もこの3代目ジュニアはイランのサーイパー社がノックダウン生産を継続中)。


●モーターマガジン1956年11月号 表紙のニッサンジュニア(B5判・194頁) 
1955年(昭和30年)に創刊されたモーターマガジンの第2巻第11号の表紙はデビューしたばかりのニッサンジュニア。中頁にもジュニア紹介のグラフ記事が掲載されています。モーターリゼーション進展前、マイカー時代到来前の日本の一般向け自動車雑誌は乗用車のみでなく商用車やトラックも含め幅広く取り扱っていました。



●ニッサングラフ1958年5月号 表紙「池袋・西武百貨店ニッサンジュニア配送車」(B4判・8頁) 
日産が発行していた広報誌のこの号の表紙は池袋西武デパート前のニッサンジュニア配送車2台。軽くカーブした手前側は現在のパルコ前。ダットサン110系セダン、クラウンRS等のタクシーの姿も確認出来ます。


配送車の荷台パネル部分には「SEIBU」の文字が読み取れます。


1958年B42型日産ジュニアカタログに掲載されたこのカラー写真は上掲の写真に人工着色したもの。人工着色であっても現物通りに着色されていたとすれば、白黒写真では判らない実車のカターリングの判る1枚。


●ニッサングラフ1957年9月号 表紙「酪農学園乳製品工場のニッサンジュニア」(B4判・8頁) 
北海道江別市・酪農学園乳製品工場で稼働中のジュニア。


この号には北海道内で活躍するジュニアの画像が多数掲載されています。これは函館ナンバーを付けた道南港運のジュニア。


これも函館ナンバーの日石CALTEXのジュニア。白黒のためカラーリングが判らないのが残念。


これは名古屋市清掃局に納車されたジュニア・バキュームカー2台。



●初代ニッサンジュニアの玩具模型
日産自動車がノベルティとして、全長約15cmで約1/28スケールのアンチモニー製煙草入れと全長約9cmで約1/48スケールの銅製?置物を出しているほか、初代ジュニアは実車の販売期間がブリキ玩具の黄金時代に当ったため、ブリキ玩具が4社より発売されています。ダイキャストやアンチモニー製等の所謂ミニカーは実車の発売が国産ミニカー誕生前夜であったこともあり当時物は存在せず、その後も2020年現在に至るまでミニカー化は為されていません。ブリキ製は、サイズが大きい順に米澤玩具(ヨネザワ)、野村トーイ(ノムラ)、萬代屋(バンダイ)、SSSインターナショナル商事の4社が競作し以下のような特徴があります。今回はこの4種のブリキ玩具のうち、バンダイ製と野村トーイ製をご紹介します。


【初代ジュニア 当時物ブリキ玩具4種の概要】

(1) 米澤玩具製: 全幅100mm。スケール約1/17(全幅比)。通常のトラック仕様以外にダンプ、消防車、ミサイルトラック等とバリエーションが多い。フロントグリルは実車に忠実に造形されフロントナンバーにはN58(=Nissan1958)の浮彫があるため恐らく1958年の発売。しかし、サイズが大きい割に室内プリントも省かれるなど同時期の米澤製国産トラック「初代プリンスマイラー」と同様に残念ながら全体に造りは甘い。

(2) 野村トーイ製: 全幅約80㎜。スケール約1/21(全幅比)。通常のトラック仕様以外に日通仕様も出ているものの販売期間が短かったのかジャンクを含めても現存数は非常に少ない。野村製の箱付の現存は未確認。

(3) 萬代屋(バンダイ)製: 全幅約75㎜。スケール約1/22(全幅比)。輸出用に左ハンドルも作られスケールモデルとして文句ない仕上がり。萬代屋製の他車の荷台部分を組み合わせた架空の長尺パネルバン「郵便」「日通」のバリエーションあり。同時期の同じ萬代屋製マツダ三輪トラックのような幌付きは販売された形跡なし。

(4) SSSインターナショナル商事製: 全幅約65㎜。スケール約1/26(全幅比)。小ぶりで室内プリントも省かれた駄玩具的な造りながら、通常のトラック仕様以外にダンプ、レッカー車とバリエーションあり。箱絵にB42の印字があり、1958年に初期型B40がMCされた後の発売。


【1956年 ニッサン ジュニアB40型 実車 主要スペック】(1956 Nissan Junior Type.B40 Specification)
全長4290㎜・全幅1675㎜・全高1820㎜・ホイールベース2500㎜・車重1475kg・英オースチン用IH型水冷4気筒OHV1500cc・最高出力50ps/4400rpm・最大トルク10.2kgm/2100rpm・最大積載量1750kg・荷台長2085㎜・乗車定員3名・シャシー打刻開始番号:B40-6-234305・最高速度90km/h・販売価格75万5000円


【萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年 ニッサン・ジュニアB40型 ブリキ玩具 主要データ】(1/22scale 1956 Nissan Junior Type.B40 Tinplate Toy KEY DATA)

・商品名: ニッサンジュニア
・萬代屋 製品番号(管理番号): No.536
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1957年(昭和32年)8月頃
・販売価格: 不明(都内・地方共)
・全長202mm (実車比:1/21.2スケール)
・全幅75mm (実車比:1/22.3スケール)
・全高82㎜ (実車比: 1/22.2スケール)
・ホイールベース117mm (実車比:1/21.4スケール)
・スケール表記: なし
・箱サイズ: 縦80×横211×高さ87㎜
・ボディカラー: 黄色・青灰・灰・緑・赤・黒/黄色・卵黄/オレンジ 等
・動力: 前輪フリクション
・シャシー再現: 軽度(エンジン・プロペラシャフト・デフの表現あり)
・入手難易度: 10段階評価で7程度
・ボディカラー以外のバリエーション:
(1) 国内向け右ハンドルと輸出向け左ハンドル(国内向けはナンバー文字がフロント「ニッサン」・リア「ニッサンジュニア」であるのに対して輸出向けはナンバー文字がフロント「536」・リア「B-536」の印字、ホイールキャップも実車に忠実な国内向けとは異なり輸出向けは簡略なデザインのパーツに変更)
(2) 国内向け1stモデルは窓枠黒塗りでバンパーがボディ同色、2ndモデルでは窓枠・バンパー共にクロームメッキ(輸出向けモデルは窓枠等がメッキとなった2ndベースのみ)
(3) 萬代屋の他の製品の荷台部分を組み合わせた長尺パネルバン「郵便」「日通」の2種あり

・2020年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 12~20万円程度 (箱付未使用ミントコンディションの場合。パネルバン2種は何れも箱付未使用20~35万円程度)

※1/22scaleは全幅比。


●東京玩具商報1957年10月号 新製品紹介欄に掲載された萬代屋ニッサンジュニア (国立国会図書館の蔵書より複写)
日産自動車と意匠・名称使用権を契約済である旨が記載されています。萬代屋では翌1958年発売のダットサン1000ではラリー仕様「富士号」「桜号」の日産特注品を製作していますが、このジュニアもノベルティとしても使われた可能性が高いと思われます。



●東京玩具商報1957年10月号 表紙「萬代屋ニッサンジュニア」 (同上)
何とこの号は萬代屋ジュニアの色違いが沢山並んだ夢のような表紙。右下の萬代屋BCマークの上に昭和32年11月13日付にて国会図書館が納本を受付けた印鑑が押されています。






●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア (1stモデル・箱付)
実車同様に黒塗りの窓枠とボディ同色バンパーを持つ初版。
















手前は1/48スケール1956年ニッサンジュニア(日産自動車ノベルティ)


実車同様にNISSAN文字の入ったホイールキャップ




正確な室内プリント。ブリキ製ハンドル中央のホーンボタン下半分は何と実車同様に赤く塗られています。




万能車ニッサンジュニアと題した付属の説明書






シャシー裏


保証修理券と専用説明書の付いた完品




●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア (2ndモデル・黄色・箱付)
ヤフオク出品画像より転載。萬代屋のニッサンジュニア(トラック仕様)は残念ながら手元に上掲の1stモデル1台しかないため、ヤフオク出品画像で主なバリエーションをご紹介します。これは窓枠とバンパーがクロームメッキに変更された2ndモデルながら、箱付は少ないためか落札価格23万4000円と高額でした(2014年7月)。



●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア (2ndモデル・黒/黄色ツートン・箱なし)
ヤフオク出品画像より転載。落札価格9万4000円(2009年9月)。



●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア (輸出向け左ハンドル・黄色・箱なし)
ヤフオク出品画像より転載。落札価格7万円(2010年2月)。前後ナンバーの文字が萬代屋の品番536に変更されています。






●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア・パネルバン「郵便」 (箱なし)
全長295㎜。ノーマルのジュニアのキャブ部分を使用し別製品のパネルバン部分を接合させた製品。実車に換算すると6.5m程度の超ロングボデイーとなり、ダックスフントのようなプロポーションです。このパネルバン仕様には郵便と日通がありますが、何れも状態を問わず現存数が少なく、滅多に見かけません。


残念ながらリアの観音開き扉の左側が欠品しています。






ハンドルはブリキからプラ系素材に替わっています。


シャシー裏。トラック仕様のシャシーを一部流用したものではなく、全く新たな型で造られています。




●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア・パネルバン「日通」(箱なし)
全長295㎜。




観音扉左側にBCのバンダイ商標






室内プリント。ハンドルは郵便同様にプラ系素材。


シャシー裏



バンダイ1956年ニッサンジュニア・パネルバン「郵便」と「日通」の箱絵の画像。かなり画質は悪いですが箱には「急行便」「郵便車」「日通トラック」の印字があり、郵便と日通の両者の絵も描かれた共用箱であったことが判ります。




●萬代屋(現バンダイ) 1/22スケール 1956年ニッサンジュニア「ノーマルトラック初版」・パネルバン「郵便」・パネルバン「日通」3台集合!










●野村トーイ 1/21スケール 1956年ニッサンジュニア (箱なし)
全長220㎜・全幅80㎜と萬代屋製よりも少し大きい野村製。室内の再現は省かれているのが残念ながら鳥居や荷台のホイールハウスなどは萬代屋製以上の造りの良さ。この個体はタグ付で残っていた未使用美品ながら残念なことに箱はありません。野村製のジュニアはこのノーマルも日通仕様も萬代屋製より遥かに現存数は少ない印象で箱付は見たことがありません。もし箱付をお持ちの方がいましたら是非箱を拝見させてください。これまで萬代屋製のジュニアは文字通り山のように見ていますが、野村製ジュニアは状態を問わず過去40年でノーマルと日通を併せても4~5台程度しか見ていません。








造りの良い荷台








室内は再現なし




細かくプリントされたシャシー裏




●米澤玩具・野村トーイ・萬代屋・SSSインターナショナル商事 4社の初代ニッサンジュニアの大きさ比較
米澤製とSSSインターナショナル製のニッサンジュニアについては別記事として詳しく御紹介する予定ですが、ここで取り敢えず4社のブリキ製初代ニッサンジュニアの大きさ比較をしておきましょう。一番大きく幌が付いているのが米澤製、ルーフが黄色で赤ボディが野村製、黄色がバンダイ製、ルーフが赤で黄色ボディがSSSインターナショナル商事製。4社の中で室内再現のあるのは萬代屋製のみ。












※初代ニッサンジュニアの実車カタログについては2012年10月3日の自動車カタログ棚からシリーズ第65回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 2020年10月発売トミーテック1/64トミカリミテッドヴィンテージNEO新製品
2020年10月8日(木)発売新製品。今月はTLVの発売はなく時代の新しいTLV-NEOのみ7台が発売されています。全てを購入すると税込で4万円弱?と現実的ではないため、ぐっと絞るつもりが結局はニッサンGT-Rニスモ2020の2色を除く5台も買ってしまいました(汗)
いすゞファンなら今月絶対に外せないのは、やはりLV-N211aの1992年いすゞ810EXウイングルーフトレーラーですが、これ1台で税込1万9580円は少々痛いところです。しかし、これまでの日野に替わるこの新たないすゞキャブを使ったカートランスポーターの発売も2021年1月に予告されています。画像の通り、今月は他にLV-N212aのR32茨城県警パトカー(税込2970円)、LV-N213a1992年スカイラインR32オーテックバージョン緑金メタ(同)、LV-N48g1992年シビック29周年記念車(黒・税込2750円)、1994年シビックSiRⅡ青緑メタ入りトミカラマヴィンテージ06a(税込4950円)を購入。シビック2台とR32オーテックはよく考えれば殆ど思い入れがないクルマのため購入後の満足度は低く、いすゞ810とパトカーコレクションとして外せないR32茨城県警の2台だけ買えば十分だったかなと後悔(大汗)。










★オマケ(その2): 韓国CLOVER TOYS ミニパワー1/39スケール「マツダボンゴ救急車」(ヤフオク出品画像から転載)
ヤフオク2020年10月8日(木)夜終了、落札額は何と4万5500円。入札履歴を見ると4万円以上の入札が3人、1万円以上の入札が6人もいて「???」(私には超高額の意味が不明)でした。2代目ボンゴの角目後期型がモチーフのように見えます。ミニパワーという記載と1/39というスケールからすると往年のシンセイ金型流用モデルと思われますが、国産車のミニカーコレクターに人気の高いレアモデルなのでしょうか。箱には赤十字のバリエーションも描かれており、もしこの金額が流通相場だとしたら2種類揃えるのは大変です。


落札価格4万5500円!














★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Your Mother Should Know」 1967
ポールの曲だけど昔からすごく好きな1曲♪



私がピアノでテキトーに弾いてみたバージョン☆