★1966年~67年 米澤玩具 ダイヤペット登場/バットマン ~ 玩具・模型カタログ棚から022 | ポルシェ356Aカレラ

ポルシェ356Aカレラ

★20世紀の自動車カタログ、鉄道車輛カタログ、玩具・模型カタログ、ビートルズ、ショパン、ヴィンテージ・ポルシェ、草軽電鉄 etc


昨日2月14日はバレンタインデーでしたね(>_<)
私はもう過去30年くらい?義理チョコすらもらった記憶がないのですが(←悲惨)、例え義理でも1%位は愛が入っている気がして憧れます。顔も見たくもない位の人には義理でもチョコを渡さないんじゃないでしょうか。でも今年はバレンタインが土曜日だったので職場での義理チョコは例年より減ったのでしょうね。義理チョコもないので仕方なく私は自分で買うのですが、そういうのを最近は「自分チョコ」とか言って意外に多いとか。実は女性ばかりのレジの列に並んで買うのはけっこう恥ずかしかったりするのですが。でも、このまま自分チョコだけで死にたくはないですよね。
 


愛に飢えた老人、チョコを手に持ち孤独死、誰にも看取られず、死んで誰も泣かず悲しまず

ってなことになったりして(爆)

閑話休題。
今回は、「玩具・模型カタログ棚から」シリーズの第22回。2014年12月末のシリーズ第18回記事「1963年~1965年米澤玩具」の続編として、1966年と1967年の米澤玩具(ヨネザワ)をピックアップします。今回は資料性を重視する観点から少々長い記事になりますので、古い玩具やミニカーに特別興味がない方はスルーしちゃってください(>_<)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

米澤玩具(ヨネザワ)の歴史は戦前1932年(昭和7年)4月に初代社長米沢喜孝氏が台東区浅草2-19にて米沢商店を開業して玩具の卸し業を始めたことに遡る。
終戦後、1948年(昭和23年)1月に個人商店から法人組織となり、1956年(昭和31年)6月には北米の玩具買主(バイヤー)の依頼により北米輸出の専門会社として株式会社トーキョー・セントラル・トイズを設立すると共に国内向け販売及び北米向けを除く輸出業務を行う米澤玩具株式会社が設立された。1950年代から1960年代のブリキ玩具黄金時代には米澤玩具は幾多の名作を世に送り出した。大盛屋酒井通玩具の業務停止に伴い大盛屋のアンチモニー製ミニカー「チェリカ フェニックス シリーズ」の全ての残存金型を引き継ぎ、1965年8月9日、ダイヤペット・ブランドとしてミニカーの製造販売を開始。1994年(平成6年)5月、セガトイズに買収され株式会社セガ・ヨネザワとなった後、2000年(平成12年)3月にはダイキャストミニカーの商標をアガツマに譲渡し玩具事業から撤退した。国産ミニカー「ダイヤペット」は2015年(平成27年)で生誕50周年を迎えるが、製造販売元が米澤玩具から現在はアガツマに替わりはしたもののブランド自体が生き残っていることは喜ばしい限り。

★今回ご紹介する米澤玩具1966年版総合カタログで初めて1965年版カタログでは未掲載だった1965年8月発売のダイヤペットが掲載されます。
可堂玩具・カドーミニチュアカーセンター発行の月刊「ミニチュア・カー」誌上に1973年10月号からJMAC関西の中本 裕氏が執筆・連載された記事「ダイヤペットのすべて」によれば、ダイヤペットとして最初に市場に出たのは1965年8月9日発売のNo.D-119(119番)のプリンス・グロリアDXとされています(但し、ダイヤペット名義で発売されたD-11番61式中戦車とD-12番M-40ビックショットは更に5ヵ月早い1965年3月)。この119番のグロリアは大盛屋チェリカフェニックス・シリーズ24番の金型を譲り受けて再販したものです。2番手として1965年8月18日に市場に出たNo.D-113(113番)のダットサン・フェアレディは大盛屋チェリカフェニックス・シリーズ16番で発売された3座席の初期型フェアレディSP310とは全く異なる金型ではあるものの、これは発売時期からして大盛屋チェリカフェニックスシリーズ49番として発売予告されていたフェアレディなのではないだろうかと中本氏は推論されています。このダイヤペット113番フェアレディの初版はフロントグリルが格子縞の実車の1964年式SP310型であり、すぐに横縞グリルの1965年式SP311型に改修されてしまったため格子縞の初版モデルは非常に稀少です。今回ご紹介する1966年版総合カタログでは何故かこの113番フェアレディが欠落しており掲載されていないのですが、他の掲載モデルはNo.D-137(137番)のシルビアといすゞTXDトラック(141番)およびTXダンプ(142番)と一連のダイヤペット名義で発売された戦車群を除いて全てが大盛屋金型の製品となっています。即ち119番プリンスグロリア、120番1965年セドリック、121番1964年クラウン、123番メルセデスベンツ300SL、124番いすゞベレットGT、125番1964年プリンス・スカイライン1500、126番1965年ブルーバード1300、129番クラウン警視庁パトカー、131番ホンダS600、133番三菱デボネア、134番1965年セドリック警視庁パトカーは大盛屋の金型流用モデルです。No.D-137(137番)の1965年シルビアも発売時期が1965年9月と他の大盛屋金型流用モデルとほぼ同じことから金型は大盛屋から譲り受けたものであった可能性があり、1966年1月発売のNo.D-138(138番)の1965年コロナ・ハードトップが米澤玩具の実質的な自社開発ミニカーの第一号だったのでは?と中本氏は推論されています。
ところが、奇妙なことに中本氏の記事によれば外国人コレクターから「ダイヤペット116番のプリンスホーマーと155番のトヨエースを譲って欲しい」というオファーがあったとのことで両者共に欠番であり未発売の製品であるのにも係わらず海外のコレクターが正確な品番や車名まで挙げて入手を依頼してきたという事実を記された上で、大盛屋から米澤玩具が譲り受けたミニカーの金型は大盛屋では未発売に終わったものが何台か含まれており、それを製品サンプルとして造って米澤が海外のバイヤーに送った中に幻のプリンスホーマーやトヨエースが含まれていたのではあるまいかと推論されています。米澤が金型を譲り受けたもののダイヤペットとしては未発売に終わったモデルとしては、大盛屋チェリカフェニックス23番のジャガーEタイプ、同5番の1959年シボレーインパラ、同17番の1961年リンカーン・コンチネンタルなどは裏版に米澤玩具の桜のマークが入ったダイヤペット版を絶版市場で比較的見かけますが、プリンスホーマーとトヨエースのミニカーについては絶版市場に現われたことはなく正に幻のミニカーです。なお、米澤玩具ではミニカーではなく巨大なブリキ製品ではNo.610としてプリンス・ホーマー、No.667として2代目トヨエースを市販していますが、前述の中本氏の記事にある海外コレクターが依頼してきたものとは材質やスケール以外に品番も異なります。


★今回ご紹介する1966年と1967年のカタログも1965年版以前の米澤玩具のカタログと同様に正確な発行年月の印字はなく、自動車のカタログが新年型を前年の夏ないし秋口に出していたのと同様に米澤玩具のカタログ発行時期もタイトル年の前年秋から暮れにかけてだった可能性もあります。
1966年版カタログにおいては1966年2月発売のダイヤペットNo.D-141いすゞTXDトラックと同4月発売のNoD-142いすゞTXダンプトラックが品番・価格抜きで既に製品写真が掲載されていることからカタログは1965年暮れから1966年初頭位までの発行とみるのが妥当かもしれません。1967年版カタログにおいては1967年8月発売の1/65スケールのダイヤペット初の小スケールミニカーとなったNo.D-207のクラウンとNo.D208のセドリックが価格抜きで製品写真が掲載されていることから、カタログは1967年に入ってから発行されたものではないでしょうか。

★今回ご紹介するのは既に発行から半世紀近くを経た米澤玩具の年次カタログであり、掲載商品の中には殆ど現存しないと思われるものもあります。
カタログに掲載されながらサンプルのみで未発売に終わったという商品もあり、年次カタログを追って見ていけば全ての商品が判るというものでもありません。カタログには全商品を網羅する紙数がないことから元々掲載を省かれている商品、年次カタログ発行の狭間に発売され短期間で生産を終えてしまったカタログ未掲載商品も存在するので全てを把握することは大変困難です。
しかし、玩具史研究において玩具メーカーが玩具問屋や小売業者向けに出した年次製品カタログは東京玩具商報等の業界誌と並び製品番号や販売価格等の詳細が判り玩具史を概観できる第一級の史料と言えます。ところが、例えばディーラーで一般に広く配布された自動車カタログあたりと比べると玩具メーカーの製品カタログは業者以外には配布されなかったものだけに遥かに現存するものが少ないのです。カタログが配布された玩具問屋や街の玩具店では新年度版のカタログが届けば商売には使えない古い年度のカタログは順次処分してしまっても何も不思議ではないでしょう。自動車カタログの場合はマニアの方の手元で古いものが意識的に保存されてきた例も多いですが、玩具メーカーのカタログの場合には誰かが保存を目的として現在まで残ってきたというものは稀で「たまたま」生き残ってきたものが大半と思われます。意識的に残されたのではなく、たまたま奇跡的に残っていたもの故に市場には滅多に出てこないのではないでしょうか。
今回は米澤玩具1966年・1967年の2冊の年次製品カタログの中から例によって自動車・鉄道など乗物を中心に個人的な視点から抜粋してご紹介します。


●1966年7月 米澤玩具 商品広告「バットマン シリーズ」
東京玩具商報1966年7月号より。バットマン電車廻り160円、バットマンバス310円、バットマンオープンカー660円、バットマンレーサー660円、バットマン電話2種(320円と500円)。バットマンバスとクラウンRS41のルーフを取り去ったバットマンオープンカーは米澤玩具の年次商品カタログには掲載されないまま市場から消えた製品。
広告1「バットマン」


●1966年9月 米澤玩具 商品広告「ダイヤペット ポルシェ911他」
東京玩具商報1966年9月号(国立国会図書館の蔵書)より。新製品としてダイヤペットNo.D-149のポルシェ911(全国550円)、発車ベル付大食堂車(全国820円)、トヨペットコロナ消防指令車(全国330円)の3種を掲載。このダイヤペットのポルシェ911は私がポルシェ好きになるきっかけとなった想い出のミニカー。このミニカーを小1の時に買ってもらってから既に49年の時が流れた今もクルマはポルシェが一番好き。
広告4「ポルシェ他」


●1966年10月 米澤玩具 商品広告「ラジオコントロール シリーズ」
東京玩具商報1966年10月号(国立国会図書館の蔵書)より。1960年キャデラック4ドアHT全長46cm(6100円)、1963年クラウンDX全長40cm(5800円)、はとバス全長43cm(5800円)の3台が新発売。米澤のキャデラックはもっと新しい年式も出ていたにも関わらず古い1960年式がラジコン化されたのは不思議。増田屋の登録商標である「ラジコン」の言葉は使われていない。ルーフの赤色灯は電波の受信状態を確認するためのもの。
広告5「ラジコン」



●1966年 米澤玩具 総合カタログ (A4判・20頁)
表紙は品番326の巨大なF111スーパーソニック超音速旅客機(全長50cm・都内900円)、品番810のトーキングロボット(都内1200円)等とイラストのコラージュ。
66表紙

【中頁から】
自動車各種
品番468 1964年クラウンエイト小サイズ (都内280円・全国310円)
品番660 大パトロールジープ (都内1000円・全国1100円)
品番469 フォードムスタング全長34cm (都内480円・全国530円)
品番474 1965年トヨペットコロナRT40警視庁パトカー (都内280円・全国310円)
品番462 1965年トヨペットコロナRT40全長27cm (都内280円・全国310円)
品番461 1964年日野コンテッサ1300全長28cm (都内280円・全国310円)
品番439 1964年クラウンエイト大サイズ全長36cm (都内500円・全国550円)
品番10993 1961年キャデラック4ドアHT全長36cm (都内430円・全国470円)
品番412 1963年トヨペットクラウンDX全長40cm (都内600円・全国660円)
品番733 大チヤンピオンレーサー全長44cm (都内700円・全国770円)
品番416 1962年キャデラック4ドアHT全長56cm (都内1100円・全国1210円)
品番464 1964年クラウンエイト大サイズ消防指令車 全長36cm (都内500円・全国550円)
品番451 1964年フォードギャラクシー500XLハイウェイパトロール全長39cm (都内550円・全国600円)
品番459 1964年フォードギャラクシー500XLアンビュランス全長39cm (都内550円・全国600円)
品番455 1962年キャデラック4ドアHTハイウェイパトロール全長56cm (都内1100円・全国1210円)
品番428 1964年プリンスグロリア 全長41cm (都内700円・全国770円)
品番657 クラシック消防車 (都内630円・全国660円)
品番472 リモコン1963年キャデラック4ドアステーションワゴン電気工事車 全長29cm (都内800円・全国840円)
66(1)自動車

品番468 クラウンエイト小と品番474 コロナRT40警視庁パトカーのアップ 
66(2)エイト・コロナパトアップ

品番428 「プリンスグロリア」のアップ
66(3)グロリア・アップ

品番414 リモコン1963年フォードサンダーバード2ドアコンバーチブル 全長29cm (ルーフ開閉アクション付・都内750円・全国790円)
品番446 リモコン ベントレー・ポリス全長22cm (都内500円・全国530円)
品番410 電動1961年キャデラック・ポリス全長36cm (都内750円・全国790円)
品番760 電動ボリュームレーサー全長44cm (都内1350円・全国1420円)
品番409 電動1962年シボレー4ドアHTアンマークポリスカー全長37cm (都内1000円・全国1050円)
品番479 電動1964年クラウンエイト警視庁パトカー全長36cm (都内850円・全国900円)
品番470 電動フォードムスタング・レーサー全長34cm (都内950円・全国1000円)
品番471 電動フォードムスタング・コンバーチブル全長34cm (ルーフ開閉アクション付・都内950円・全国1000円)
品番475 電動1963年フォードサンダーバード2ドアコンバーチブル全長29cm (都内700円・全国740円)
品番456 リモコン1963年キャデラック4ドアステーションワゴン消防指令車 全長29cm (都内800円・全国840円)
品番775 大マーベラス・ジープ全長27cm (都内1200円・全国1260円)
品番417 リモコン1963年キャデラック4ドアステーションワゴン・アンビュランス全長29cm (都内750円・全国790円)
66(4)リモコン自動車各種

トラック各種
品番640 日野風キングダンプ全長43cm (都内1000円・全国1100円)、品番656 トヨタFAダンプ全長36cm (都内550円・全国600円)、品番629 日産680ダンプ全長25cm (都内250円・全国270円)、品番628こどもトラック全長38cm (都内420円・全国460円)他
66(5)トラック各種

レールセット各種
品番830 電動HOレール新幹線ひかり号0系4両セットNo.30 (都内1000円・全国1050円)他
66(6)レールセット・カラー0系4両

汽車・電車
品番385 超特急ひかり号No.7 全長61cm (都内500円・全国550円)、品番564 よい子のモノレール全長56cm (都内300円・全国330円)他
66(8)汽車・電車

品番764 「スーパージェッター・レースカー」 全長39cm (都内600円・全国660円)
66(9)スーパージェッターレースカー

トーキングトイ・飛行機
品番554 トーキングひかり号 59cm(都内1600円・全国1680円)、品番322 電動 全日空ボーイング727全長59cm (都内1400円・全国1470円)、品番320 グローブマスター全長49cm (都内1000円・全国1050円)、品番325 電動 日本航空DC-7C全長59cm (都内1600円・全国1680円)他
66(10)トーキング飛行機

ダイヤペット
D-120セドリックカスタム1/40スケール(全国380円)、D-121クラウンDX1/40スケール (全国380円)、D-129クラウン警視庁パトロールカー1/40スケール (全国400円)、D-132セドリック警視庁パトロールカー1/40スケール (全国400円)、D-011自衛隊61式 中戦車1/70スケール (全国360円)他初期のダイヤペットのラインナップ。いすゞトラックといすゞダンプはカタログ発行時点では未発売だったようで品番も価格も記載なし。商品が小さかたためか都内・地方で売価が変動した時代にダイヤペットは当初から全国統一価格で販売されている。
66(11)ダイヤペット初期

バス・消防車
品番728 はとバスN0.10全長59cm (都内1000円・全国1100円)
品番711 国鉄バスNo.1全長28cm (都内300円・全国330円)
品番756 国鉄バスNo.2全長43cm (都内550円・全国600円)
品番742 日航バスNo.1全長28cm (都内300円・全国330円)
品番763 大 日航バス全長59cm (都内1000円・全国1100円)
品番744 三菱ローザ幼稚園バス全長33cm (都内330円・全国360円)
品番609 3人乗り消防車 全長31cm (都内270円・全国300円)
品番8558 大消防車 全長44cm (都内550円・全国600円)
品番622 リフト消防車 全長37cm (都内600円・全国660円)
品番647 トヨタダイナ消防車 全長30cm (都内400円・全国440円)
品番649 グランドリフト消防車 全長43cm (都内1000円・全国1100円)
品番634 マンモス消防車 全長未記載 (都内2700円・全国3000円)
66(12)バス消防車

品番744 「三菱ローザ幼稚園バス」のアップ
66(13)ローザ幼稚園アップ

戦車・ロボット
品番10651 宇宙ロボット (都内200円・全国220円)、品番10658 ムーンロボット (都内420円・全国460円)、品番10763ウィンキーロボット (都内350円・全国380円)他。
66(14)タンク・ロボット

品番650 「スーパージェッター消防車」 (都内600円・全国660円)
スーパージェッター消防車



●1967年 米澤玩具 総合カタログ (縦28.2×横21.5cm・30頁)
表紙は浅草橋の米澤玩具本社のイラストを品番798ウルトラマンタンク(都内780円)、品番336スーパーソニック超音速旅客機50cm(都内550円)等の各種商品が取り巻き、右下にはダイヤペットが写されている。
67表紙

【中頁から】
マーガレットホミイ
1/10スケールのよく出来たお人形遊び用ミニチュア家具シリーズ。米澤のヒット商品の一つ。
67(2)マーガレットホミイ

自動車フリクション
前年の品番428 プリンスグロリアがカタログ落ちし品番483 プリンスグロリア警視庁パトカー全長41cm(都内600円・全国660円)となった他、品番492アンタッチャブルカー全長26cm(都内650円・全国690円)と品番490 トヨペットコロナ消防指令車 全長27cm(都内300円・全国330円)が加わった。
67(3)自動車各種

品番483 「プリンスグロリア警視庁パトカー」のアップ
67(4)グロリアパトカー・アップ

自動車ゼンマイ・真空成型
品番426 ポルシェ904カレラGTS全長17cm(都内350円・全国380円)
品番446 ポルシェ904カレラGTS銀メッキ全長17cm(都内430円・全国470円)
品番498 ポルシェ904カレラGTS真空成型 全長55cm(都内1300円・全国1430円)他
67(5)ゼンマイ真空904

自動車バッテリー
品番482 電動1963年トヨペットクラウンDX消防指令車 全長40cm(都内1000円・全国1050円と品番661電動アースムーバー全長37cm (都内900円・全国950円)が新たに加わった。
67(6)自動車電動各種

ラジオコントロール シリーズ
品番415 1960年キャデラック46cm(都内5700円・全国5980円)
品番401 1963年トヨペットクラウンDX 40cm (都内5000円・全国5250円)
品番726 戦車 全長・売価未記載
品番708 はとバス全長43cm (都内5000円・全国5250円)
67(7)ラジコン4種

ダンプトラック
品番593 特大トヨタダンプ全長45cm (都内850円・全国930円)と品番595 トヨタダンプ小(全長・売価未記載)が加わりトヨタダンプは大中小3種となった他、品番654 トヨエース・リフトダンプ全長35cm(都内680円・全国750円)、品番643トヨタダイナ・リフトダンプ全長29cm(都内450円・全国490円)、品番667 トヨエース全長34cm(都内480円・全国530円)、SSSインターナショナル商事の金型を譲り受けた品番644日産680フルトレーラー「日本通運」全長52cm(都内450円・全国490円)等が加わった。
67(8)ダンプカー各種

品番644 日産680型フルトレーラー「日本通運」全長52cm(都内450円・全国490円)
品番677 トヨエース全長34cm(都内480円・全国530円)
67(10)680日通&トヨエース

レーシングサーキットセット各種
67(11)レーシングセット

レールセット電動各種
品番141 HO超特急ひかり号0系新幹線3両セット(都内1000円・全国1050円)他
67(12)レールセット電動

レールセット・ゼンマイ
品番184 超特急ひかり号2両セット(都内550円・全国600円)
品番843 国鉄157系日光形2両セット(都内550円・全国600円)
品番842 103系国電2両セット(都内500円・全国550円)
品番102 汽車No.1セット(都内450円・全国490円)
品番103 汽車No.2セット郵便貨車付(都内650円・全国710円)
67(13)レールセット・ゼンマイ

トーキングトーイ〉・・・・・ソノシート内臓
品番554 トーキングひかり号55cm(都内1600円・全国1680円)
品番566 トーキングトレイン41cm(都内1400円・全国1470円)
品番445 トーキングパトカー35cm(都内1250円・全国1320円)
品番未記載 トーキング駅馬車42cm(都内2000円・全国2100円)
品番836 トーキングステーション超特急ひかり号レールセット(都内1700円・全国1780円)
品番410 トーキングロボット28cm(都内800円・全国840円)
67(14)トーキングトイ各種

マスコミトーイ
品番487 バットマンレースカー(都内600円・全国660円)
品番795 バットマンタンク(都内380円・全国420円)
品番80 バットマン電話(都内470円・全国500円)
品番962 バットマン電車廻り(都内150円・全国160円)
品番798 ウルトラマンタンク全長21cm(都内780円・全国820円)
品番902 バットマンパチンコ(都内650円・全国710円)
67(15)バットマン各種他

アニマルトーイ電動
品番215 キューティーコック「熊」「カバ」「象」「豚」(各都内750円・全国790円)
67(16)動物コック4種

鉄道シリーズ
品番379 地下鉄丸ノ内線小サイズ全長37cm(都内200円・全国220円)他
67(17)鉄道単体各種

バス各種
品番796 都営ワンマンバス全長28cm(都内270円・全国290円)
品番797 No.6日本航空バス全長43cm(都内450円・全国490円)
品番781 No.10日本航空バス全長28cm(都内250円・全国270円)
品番713 No.5はとバス全長36cm(都内350円・全国380円)
品番777 No.50はとバス全長43cm(都内460円・全国510円)
等を追加。品番797の日本航空バスは元々アサヒ玩具が1963年三菱ふそうスーパーデラックスはとバスBタイプとして発売したものの金型流用製品。
67(18)バス各種

ダイヤペット
No.D-149ポルシェ911(全国550円)、D-147日野コンテッサ1300クーペ(全国400円)、D-151クラウン救急車(全国400円)等が加わった他、ダイヤペット初の小スケールミニカーNo.D-207クラウン、D-208セドリックが価格未記載ながら掲載されている。
67(19)ダイヤペット149他

飛行機
品番336 スーパーソニック超音速旅客機 全長50cm(都内550円・全国600円)
品番331 日本航空DC-7C 全長59cm(都内1600円・全国1680円)
品番301 中サイズ日本航空DC-7C 全長30cm(都内250円・全国270円)他
67(20)飛行機各種JAL

【裏表紙】 米澤玩具がママとあそぼう「ピンポンパン」のスポンサーであることがアピールされている。ピンポンパンは、1966年(昭和41年)10月3日から1982年(昭和57年)3月31日までフジテレビで毎朝放送された子供向けのテレビ番組で米澤玩具は初期のスポンサーだったようだ。この時代に幼少期を過ごした人には懐かしい番組では。
67(21)裏表紙ピンポンパン





★オマケ(その1): 米澤玩具 1/28スケール程度 国鉄バス
製品番号711。全長38cm。当時定価:都内300円・全国330円。旧国鉄カラーとつばめマークが味わい深い。
国鉄バス(1)

国鉄バス(2)



★オマケ(その2): 米澤玩具 1/18スケール 1962年 三菱ライトバス ローザ「幼稚園バス」
製品番号744。全長33cm。当時価格:都内330円・全国360円。初代ローザ唯一のミニチュアモデル。「はとバス」バージョンも出ている(自動車カタログ棚シリーズ第81回記事参照)。
ローザ幼稚園(1)

ローザ幼稚園(2)



★オマケ(その3): 米澤玩具 1/12スケール 1963年トヨペット・クラウン警視庁パトカー (RS41型)
製品番号419。全長40cm。当時定価:都内550円・全国600円。
クラウン警視庁(1)

クラウン警視庁(2)

クラウン警視庁(3)



★オマケ(その4): 米澤玩具 1/12スケール 1963年トヨペット・クラウン・ハイウェイパトロール (RS41型)
製品番号429。全長40cm。当時定価:国内販売なし?。オマケ3の輸出用電動ミステリーアクション版。
クラウンポリス(1)

クラウンポリス(2)

クラウンポリス(3)



★オマケ(その5): 米澤玩具 1/12スケール 1963年トヨペット・クラウン「バットマン・オープンカー」(RS41型改)
製品番号488番。全長40cm。当時定価660円(全国)。カラーバリエーションは赤・青・黒など。2013年9月にヤフオクに箱付ミントが出た際の落札額は121万円。バットマンではなく黄金バットが乗った仕様も発売されているが現存するものは少ない。画像はお借りしたものです。
バットマンクラウン(1)

バットマンクラウン箱(2)



★オマケ(その6): 米澤玩具 1/12スケール 1964年プリンス・グロリア (S40D型)
製品番号428番。全長41cm。当時定価:都内700円・全国770円。米澤の製品カタログでは1966年版以外には掲載されておらず1967年版では警視庁パトカーに替わっているため、販売期間は短かったようだ。箱絵(Box Art)はイラストと写真の2種類あるがどちらが先に市場に出たものかは不明。写真の箱の方が少ない。金属玩具(ブリキ)ではバンダイ、イチコーからも発売されたハチマキグロリアだが、現存する数はこの米澤製が最も少ない。但し米澤製グロリアは2代目クラウンとシャシーを共用しているため、クラウンの室内が組み付けられたエラー品が多い。稀に箱付ミントが市場に出ると100~150万円程度。但し1960年代の日本車の当時モノ玩具は当時を知る世代の高齢化に伴い将来的には大きく値落ちするだろうとの意見もある。警視庁パトカー仕様(品番483)の箱付ミントは現存未確認。箱にはスーパー6の印字があるものの本体はデラックスとなっている。画像はお借りしたものです。
グロリア写真箱

グロリア絵の箱



★オマケ(その7): 米澤玩具 ダイヤペット149番 1/40スケール 1965年ポルシェ911
1966年8月発売。当時定価550円。ダイキャスト製。赤・銀・クリーム3色のボディカラー違いのほか、シート色違い、布貼りシート仕様、窓枠メッキの有無等でバリエーションは多い。小1だった私はこのミニカーですっかりポルシェにハマってしまった。全体のプロポーションこそイマイチながらも初期型911特有のリアエンジンフード上の斜めに付いた911ロゴなどディテール表現は同時代の海外製ミニカーを凌ぐ。
ダイヤペット911(1)

ダイヤペット911(2)

ダイヤペット911(3)



★オマケ(その8): 1966年 バットマンのテーマ
子供の頃、白黒テレビで見た日本語吹き替え版が懐かしい。私を含めて当時の子供達はこのバットマンの「ダダダダ、ダダダダ・・・・」をよく口ずさんでいた。




★オマケ(その9): 1966年 「バットマン、ダンスで倒れる。」
バットマンカー他、登場するクルマが魅力的です。



※本記事をアップした前日2015年2月14日に中本 裕氏が亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。