先週、4年ぶりの会社員時代の同期会がありました。関係会社の役員をやっている同期が、62歳で3月末をもって退職することがきっかけでした。
同期会には12人が集まり、関係会社役員となった人や、定年再雇用の女性社員の他、若くして退職して起業した人もいました。出世頭は専務取締役で、社長の可能性もあるようです。また、役員経験者でオーストラリア現地法人の社長を務める同期が、当日朝に羽田につき、次の朝には羽田からオーストラリアにトンボ帰りするハードスケジュールの中、参加してくれました。
今回退職する同期は、6年かけて税理士試験に合格し、これから2年間実務経験を積むため、税理士事務所に転職するとのことでした。聞けば、当人の父親も定年退職後に税理士資格をとって自宅で開業していたそうです。とはいっても、もう30年も前のことでしょう。
税理士試験５科目を、毎年１科目ずつクリアした苦労人です。年金生活まで残された関係会社役員としてのポジションを捨て、65歳以降も働ける資格でできる限り世の中と関わり続けたのだと思います。
凄いの一言につきます。