みなさん、こんばんは。
今日は春らしい天気
で
で風こそ強めでしたが
とっても心地よい一日でした
明日明後日の週末は
もっと暖かいとのことで
日曜日にいたっては夏日のような
気温になるそうです
今日は玄関先のお花を
植え替えたのですが
写真を撮り忘れ…
明日撮って後日アップしますね
さて。
ちょっと昔ばなし。
私は小さい頃から個人宅の
ピアノ教室に通っていました。
中学一年生で音大に行く
と決め
と決め亡き恩師のご自宅で
指導していただいていました。
レッスン時間はだいたい二時間。
受験目的ですから
それはもうミッチリやりました
そんな中
『ちょっと練習してて』
と恩師が言い残し
どこか別の部屋へ
フラ～っと
行ってしまうことがありました。
始めこそ
『え
先生レッスン中どこいくのー』
先生レッスン中どこいくのー』と、心の声がありつつも
先生のいなくなった部屋で
ピアノを練習してました。
みなさん。
せっかくレッスン料金を支払っているのに
なんて適当な先生
って思いましたか
違うんですよ
先生は何もサボってレッスンしてる
わけではないのです。
実はですね…
これは
私の練習の仕方を
こっそりチェックされている
ある意味とっても怖い
レッスンの一種でした…
普段どんな風に練習しているのか。
指導された部分をどんな方法で
取り組んでいるのか。
それらをコッソリ
というか
かなり厳しい耳で
チェックされていました。
10分もしないうちに
レッスン室に戻ってくるのですが。
そのあとは
ありとあらゆる駄目だしが始まり…
『あの練習はなんなの！？』
『伝えたことが何にもわかってない！』
『そんな練習をいつもしてるの？！』
などなど
はじめての時は
それはもう恐怖すら覚えました
レッスンの度に毎回…
ではありませんでしたが
それ以降は
『練習してて。』
を言われると
逆にビクーッと緊張し
それはもう神経を研ぎ澄まして
練習したものです
それが今では
とてもありがたかったことだと気付き
また
やはり力になりました
練習の仕方を工夫するようになり
それにより上達もしましたし。
何より
こうして指導する立場になってから
練習方法を大切にしてきたことが
活かされて
私の門下生に伝えていくことの
糧になっています。
私も実はたまーーーーに
生徒さんに
『ちょっと練習してて。』
と伝えて
敢えて五分ほど中座することがあります。
保護者の皆様。
これは決して
レッスンをサボっているのではなく
お子様の普段の練習方法の確認をしていて
その練習方法に問題があるときは
そこを修正して
より効率のいい練習方法を
伝授する場として時間を割いています。
どうぞ誤解のないように
宜しくお願い致します
生徒のみんな。
というわけなので
レッスン中はひとときも気を抜かず
ピアノに向かってくださいね
先生の『ちょっと練習してて。』に
緊張してくださいね