みなさん、こんばんは。
今日はポカポカあたたかく
数日は続いてくれそうですね
花壇のチューリップ
も
だいぶ葉丈が伸びて
花が咲くのが待ち遠しいばかりです
今日はちょっと真面目な話。
レッスンをしていると
時折悩むことがあります。
生徒のみんなには笑顔でいてほしい
楽しくレッスンを進めてあげたい
みんな可愛い生徒だー
これはもう私の方針としても
気持ちとしても
断固として変わることはないです。
でも。
いつもいつも笑顔ばかり
そういうわけにもいきません。
発表会、コンクール、合唱の伴奏。
やると決めたからには
努力してほしい。
上手になってほしい。
そういう思いもあり
熱が入ることもあります。
たくさん練習してきたのに
どうしてもできない。
宿題が達成されていない。
そういうこともあります。
私だってあります。
でも、努力してきていることがわかるら
優しく寄り添うレッスンをします。
ですが
人間はついつい怠けてしまうことも。
そういった様子があるときには
ちゃんとしっかり注意させて
もらっています。
練習してこなくたって
いいんだよー
とはなりません。
ピアノは練習しないと上達しないし
まして本番が近いなら
なおのこと努力が必要です。
ピアノという習い事は
どうも『きれいな上品な習い事』と
思われています。
確かに上品ですよね。
芸術を学ぶわけですから
でもね。
結構アスリート並に
ストイックな習い事なんです
時には過酷なものです。
保護者の方のなかには
『うちの子を叱らないでください』
『どうしてうちの子は注意されたんですか？』
と、おっしゃる方がいます。
もちろん
なんの問題もなく
楽しく優しくレッスンできたら
生徒さんも私も
100万倍で笑顔になれます⭐
でも
そればかりでは
伸びないと思います。
どんな習い事も同じはず。
時には厳しさもあるからこそ
実力がついていくんです。
勿論私は経験ある講師ですから
無意味に注意したり厳しくはしません。
でも。
練習してこなくても注意しない。
宿題が達成されていなくても良しとする。
それをしていたら
伸びるものも伸びません。
ピアノという習い事も
やはり他の習い事と同様に
本人にやる気がなければ伸びません。
それは『練習』が大切な習い事だから。
練習するには
やる気と根気が必要になります。
そこをないものにして
『優しいだけ』のレッスンでは
やはり伸びないと思うんです。
指導することが上手い先生は
このへんのメリハリがちゃんとしてます。
そしてそのあとの
生徒さんへのフォローも
ちゃんとしてます。
保護者へのフォローも
ちゃんとしてます。
そうやって信頼関係があるからこそ
この『飴と鞭』が活きていくのです。
私の生徒さんでも
泣いても泣いても
毎週休まずレッスンにくる子がいます。
基本的に真面目な子なんですけれど
やはりたまに滞ります。
お母様も
『先生
どんどん厳しくしちゃってください！』
という方なので
私もここぞというときはピシッと
レッスンしています。
今までこういった生徒さんと保護者様は
たくさんいらっしゃいましたが
不思議とこういうスタンスでのレッスンを
希望される生徒さんは
メキメキ力をつけて
コンクールでも入賞してくれています。
趣味でほんとにちょっとの間
のんびり楽しくピアノを弾いてくれたら♪
というスタンスの方へは
楽しく笑顔でレッスンしまくります！
でも
人よりうまくなってほしい。
しっかり力をつけてほしい。
コンクールへ出したい。
音楽系へ進ませたい、進みたい。
そういう場合は
やはりこちらも熱が入るのです。
だからこそ。
レッスンを始めるときには
どんなスタンスでのレッスン希望なのかを
聞くようにしています。
それによりレッスンのタイプを
少しばかり変えている。
ピアノ講師って
こういうこともしています♪
ピアノや音楽が好きだったら
進んで練習もするのですが
それは小学校に入ってしばらくしたら。
一般的にはそんな気がします。
未就学児は
まずは楽しくレッスン
お教室に毎週休まずくるだけで
とーってもすごいね
それでまずはいいと思っています。
(もちろんレッスン内容は濃いですが)
ですからこのあたりの話は
保護者の方とよく話をして
進め方を決めていきます。
全く注意されず厳しくされず
楽しいだけのレッスンで
上達できるなら
私もその方がいいんですけれどね
もしできるとしたら
なにも言わずとも毎日毎日
もうやめてーってくらい
進んで練習する人だけでしょうか
こういう人もいるにはいるんですけれど
まず稀です
長くなりましたが…
まずは楽しんでもらうように
ピアノが好きになってもらうように
そんなレッスンをすることが
私たちの役目です
そのあとは
目指すものの方向性に合わせて
私はレッスンの雰囲気を
変えています。
ピアノの指導者なら
当たり前のことですが
ここで今一度
保護者の方にも
理解していただきたいとおもいます。