ということで、前回の続き。
オラトリオは
「オーケストラ伴奏付きの声楽曲」
ということで
今日はその中から
代表的な一曲をご紹介。
モーツァルトの「レクイエム」
レクイエムは「鎮魂歌」です。
聞いていただければわかりますが
ミサ曲なので
とても宗教的（キリスト教）な楽曲で
ずっしりと重みのある
壮大な一曲となっています。
この曲はある人に依頼され
作曲することになったのですが
曲を作っている時には
モーツァルト自身が体調を崩し
ついには完成することなく
３５歳という若さで息を引き取りました。
未完のこの曲は
弟子によって手を加えられて
ようやく完成となりました。
鎮魂歌を作曲中に息を引き取ったことから
モーツァルト自身の鎮魂歌になった
と、当時都市伝説的な話があったそうです。
なんとも数奇な偶然ですよね。
そんなレクイエム。
私は特に一曲目のレクイエム・エテルナム
二曲目のキリエと
三曲目のディエス・イレーが好きです。
ディエス・イレーとは怒りの日という意味。
それを彷彿とさせる
叫びのような
力強い一曲となっています。
怒りの日といえば
同じくオラトリオで
モーツァルト・ヴェルディと並んで
三大レクイエムと言われている
フォーレのレクイエムが有名です。
エヴァンゲリオンやゲームのＣＭに
使われていたし
それこそ色んなメディアで登場する曲なので
知っている人は多いと思います。
フォーレのレクイエムは
また後日ご紹介しますね。
モーツァルトのレクイエムは
カラヤンの演奏です。
うっとり心地いいです
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