ギターにはメイプル指板とローズ(ウッド)指板があります。
ギブソンは基本ローズ。
通称ハカランダ、ブラジリアンローズウッドを使った5,60年代のギターは絶大な人気(と価格)を誇っています。
対するフェンダーはローズもあればメイプルもあり。
ストラトでいってもSRVやロリー・ギャラガーはローズ派、ジミヘンやクラプトンはメイプル派といっていいでしょう。
ストーンズファンとしてはキースもロンもメイプルストラトを使ってるので、ストラトはメイプルでしょ!って感じですが、世の中的にはSRV の影響か、ローズの方が人気のあるようです。
この二つ、弾き心地や音色に違いがあると言われています。
厳密に同じタイプのギターで違いを試したことがないし、そもそもローズのフェンダーをほとんど弾いたことがないのでハッキリとしたことは言えないのですが、メイプルの方が音の反応が速く固めの音色、ローズは粘りのあるしっとりとした音色のイメージを個人的には持っています。
(あくまで、素人の私見です!)
長らくギブソン系をメインにしてきたので、実はローズの弾き心地や音色の方がしっくり来るのですが、どうしてもメイプルにしかない魅力があります。
それがこちら↓
もうこの「見た目」にどうしようもなくやられてしまうのです。。。
メイプル指板特有の表面のラッカー塗装が弾き込みによって剥がれ落ち、黒く汚れたさま。
(うちのはレリック加工ですがw)
こんな汚れたののどこがいいの?と普通はおもいますよねw
でもこれが好きなんです。。。w
フェチですね、これはw
80年代以降のフェンダーUSAのヴィンテレでも、弾き込まれれば同じようになるのだと思うのですが、中古でもでもなかなか見かけません。
ジーンズの色落ちみたいに自分で弾き込んでこうなったら最高なんですが現行だと難しいのでしょうか。。。
ギター屋さんでは値札とかPOPがちょうど指板を隠してしまうことが多く、なかなかお店でも堪能できないのが個人的には残念でなりませんw
そういえばお店でこのギターと出会ったときはまだ値札もついておらず、指板がよく見える状態でした。
運命を感じますねw
ギター屋さんの皆さん!
どうかメイプル指板は隠さないで下さい!