九州で見た空
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子供達が小学校に入学して数年もすると、行動を共にするお友達が
『近所だから』ではなく『楽しくて居心地が良いから』に変化していきました
幼稚園時代の仲良し
長男(当時長女)は相変わらず男の子と一緒にいる事が多かったのですが
勿論、仲良しの女の子も居ました
仲良く遊べる女の子の条件が・・・
『おままごと』より、こういう遊びが好きと言う条件
途中で、お友達は、お引越しをしてしまい・・・
以来、一緒に遊べる女の子は現れず、男の子とばかりだった記憶
小学校卒業まで仲良しトリオだったお友達
当時長男は女の子だったので
『どうして男の子とばかり遊ぶの?』と
同級生の親御さんから聞かれる事が多々ありました
聞かれる度に返答に困ってしまう私
何故ならば・・・
私が毎日遊んで居たお友達が、男の子A君だったから〜
白いタイツに、大きな名札昭和ってドリフ安全で素敵
*余談ですが
A君、留学中、腹痛で16歳なのに小児科に連れて行かれました
昭和世代の小学生って男女関係なく遊んで居たような記憶なのですが
我が子と同級生の親御さんって、同じ昭和生まれが多い筈なんだけれど
『どうして男の子とばかり遊ぶの?』と多々聞かれるって
私の地域が特殊だったのかなぁ
そんな私の子供時代だったので、我が子が男の子とばかり遊んで居ても
『ん?』と気に留める事も無く・・・
FTM(女性から男性)に気が付いてあげるのが遅くなった一因でもあります
長男(当時長女)と仲良くしてくれていた男の子のママさんは
子供同士を比べず『他所は他所、内は内』
かといって困って居る時は、互いの持っている知識情報は分け合う
この距離感が居心地が良かったんですよね
学校から下校すれば、もう私生活の域なんだもの『居心地』の良さが一番
今日も居心地良い方々との楽しい時間になりますように
毎年レインボーパレードが、世界各地で行われて居ますが
レインボーパレードとは、LGBTQ +当事者、企業等が参加して
街を歩いて、社会へ理解を深めて頂く為のパレードの事です
年々、参加企業も、参加者も増え
息子(FTM)(女性から男性)がカミングアウトしてくれた10年前
『あの頃から、こんなに理解が進み始めて居るんだな』
と、レインボーパレードを見る度に、感慨深くなってしまいます
先駆けて、道筋を切り開いて下さった方々に感謝しかありません
昨年のパレード、我が家の猫(ココ)が怪我の療養中で、参加出来ませんでした
パレードの始まる時間だなぁと、猫(ココ)と庭を眺めていると偶然にも
庭で反射した虹が
この時、後脚と尻尾を切断しなきゃいけ無くなるかもとなって居たんだけれど
ココは輝き、今では自力で走れる迄に回復しました
今日も皆んなが輝ける1日に
『お子さんがFTM(女性から男性)だと気が付きませんでしたか?』
と聞かれる事が有ります
私『はい大学生になるまで、全く気が付きませんでした』と堂々と正直に答えます
皮膚が弱いので、前髪上げています
幼稚園からずっと仲良しだったママ友さんに、この2枚の写真を見て貰いました
『男の子女の子ってより、リサコちゃん(当時の名前です)にしか見えない』と言います
子供時代の長男(当時長女)を知らない、私の友達にも写真を見て貰いました
LGBTQ +(FTM)である事は知って居てくれています。
『あ〜男の子にも、女の子にも見える』と言います
う〜〜む皆様には、どのように見えますでしょうか?
人の痛みや喜びに寄り添える子に育ってくれれば、万々歳で
『男だから、女だから』と性別を私が意識して居なかったので
益々私の頭、意識にバイアスが掛かってしまったのと
毎日一緒生活していると『あは体験』じゃ無いですけれど
『あら?男の子っぽい服装かな』と思わないんです
LGBTQ +という言葉も無かったので『ボーイッシュね』で終わりでした。
こんな調子の私だから、早い段階で気が付いてあげられず
カミングアウトまで、息子(当時娘)を一人で悩ませる事になりました
私みたいに余りに『男女という性別に』に拘りの意識が無さ過ぎると
『性別違和を感じている』子供の悩みに
気が付いてあげるのが遅くなる可能性大かもです
『LGBTQ +』に理解があると親が思っているだけでは不十分で
きちんと我が子に伝えていかないと、子供が不安なまま過ごす事になるかもしれません。
皆様は、お気をつけ下さいね
反面、このような注意点もあります。
自分の子供の服装に違和感を持たなかった、もう一つのお話が
良い1日を
長男(当時長女)が小学5年生の頃、帰宅して話してくれた
夏の日の学校での出来事のお話です
(現在、長男は30歳です)
その日、日直さんだったので給食前の『頂きます』の号令をかけて居ると
一人の子が『私の冷凍みかんが無い!』と、騒ぎに迄なったらしいんです
長男(当時長女)もお腹空いていたから、自分のミカンをあげてスムーズに食べ始めることが出来たんだけれど・・・『暑かったから、自分もミカン食べたかった』と
話してくれました。
『自分もミカン食べたかった』とだけ、我が子が話してくれた事は嬉しく思いました
ミカンで騒いだ子の事を攻めたり、悪口を言ったりしていたら
親としては、我が振り見直す事になりそうですものね
私が担任だったら、自分のミカンを、配られていない生徒に渡しちゃってたかも
担任は子供同士で解決するようにしてくれたのかもしれませんね
冷凍みかんは食べられなかったけれど
話し終えてから、冷たいスイカを一緒に食べました
我慢って美しいとされているけれど、自分の限界を超えてしまうと
特に成長段階では、後々に湾曲した形で現れてしまうので
子供の年齢に見合った、子供自身の我慢の限界は何処か知って貰う事は
私が一番気に掛けていた部分でしたが
気に掛けているにしても・・・FTM(男性から女性)で我が子が悩んでいる事には
全く気が付いていないので、本当に頓珍漢な話です
私は子供の頃、面倒な家庭環境だった為か
『自分が自分が』って言わない方が楽だなって感じて居たので
『温和に』『平和に』と言い過ぎて『我慢させ過ぎ』ただろうか
と我が子の話を聞いている時は思ったのですが
我が子がミカンを上げた時の行動といい
愚痴愚痴言わない傾向・・・
(男性脳、女性脳という言い方は、余り好みませんが傾向が有るとするならば)
今になって思えば『漢前』(おとこまえ)な我が子だったのです
冷凍みかんの一件は、男女関係なく、個々の性格もありますし
FTMの兆候に直結する訳ではありませんので
飽くまで我が家の出来事としてお読みください
ニャンに、お尻
長男夫婦のミカン色の『ホッピー』です
日本では20歳で成人とされて居ますが
私自身、子供は16歳で大人思考だと、思って居たので
子供達には『16歳で大人だと思っているから、それまでの間に、伝授して置きたい事が沢山あるから、それまでは口煩く言葉にするからね』と小学生の頃に伝えました
子供達が覚えているかは分からないけれど
私は刹那的に生きている訳では無いけれど
いつ自分がこの世から消えても
この子達が生きていく上で、必要な事から早い段階で伝授していきたい思いもありました
子供達が16歳迄も、それ以降も沢山のディスカッションはしましたが
一つだけ私が必ず無言で通して居たのは
子供に何かを手渡す時は必ず、私が上から渡し、子供の掌が上向くようにしていました。
16歳になったら、私も掌を上にして物を渡しました
16歳で未だ危ういなと思えば、上から渡していたと思います
それぞれ子供達(年子です)に初めて、下から物を渡した時
子供達は、掌を上に向け受け取ってくれました
『受け取る手は必ず下』
立場が上下ではなく、自分を卑下するでもなく、傲るでもなく
『感謝』と『常に未熟であり学び続ける』姿勢が、その人に備われば
自ずと互いに掌が上を向く物だと思って居たので
私なりの『無言の伝授』でした
私自身が父の虐待で育ったので、体罰や言葉での威圧は
子供が萎縮してしまうと言う事を身を持って知り
私の中では『言って聞かせる』=『躾』では無いのです
そもそもなのですが、父が『躾』と言う言葉を、事ある事に使って居たので
未だに『躾』と言う言葉は苦手です
親子でも、姉妹兄弟でも生まれ落ちた環境は選べ無いのに
親だからって『自分の好きか嫌いかを躾と題する』のはどうなの?
と朧げに思って居ました
親だから、子供だからでは無く
一人一人の人間同士の繋がりが確信に変われば本当の親子、家族だと思っています
いやぁ小さな子供が親によって未来を絶たれるニュースが減らずショック過ぎて
着地点の分からないブログになったので
ニャンズに救いを求めてブログを締めます
何匹ニャンが写っているでしょうか
正解は4ニャンズでした(アメショお爺ちゃん他界)
保護ニャンズです
血の繋がりも無く、人間と猫『種』も違いますが家族です
車で信号待ちしているのですが、信号の向かいには
短時間になる様に切り取りUP失敗23秒迄、飛ばしてご覧下さい
飛行機が信号待ちしているみたい(ANA)
此の道路、私の大好きな場所なのです
こちらはJAL ・・・なんとなんとA350ー1000
こんなに間近にA350-1000を見られるとは
パイロットさん、CAさん、整備士さんになりたい・・・ではなく
子供の頃から何故か、マーシャラーさんを見るのが好きです
到着機をオレンジ色の道具で、停止位置へ誘導する人
年始には、心痛む航空機事故もありました
皮肉ではありますが、5名の方々の命の尊さから学び
安全が強化される事も事実。
海保隊員5名の方々の49日に当たる今日
ご冥福と感謝の意を込めて
敬礼致します。
地に足を着け、空を見上げる今日に感謝です
我が家の長男はLGBTQ +のFTM(女性から男性)です。
今回、題名にある『注意点』とはFTMに関してのみになります
FTMならではの悩みは、二次成長期に『胸が膨らみ始める』『生理が始まる』
などが出て来ます。
女性として生まれて、男性として生きて行きたいFTMさんに取って
『胸』『生理』は『見たくない現実』を突き付けられる身体の変化です
胸の成長著しい方にとっては尚更・・・
『胸を見たく無い』『胸がとにかく嫌』などの理由から
胸を抑える『補正下着』を購入し、着ける子が多い様です。
長男がカミングアウトしてくれるまで、私は恥ずかしながら
補正下着の存在を知りませんでした
『補正下着』=『ナベシャツ』と言うらしいです。
ぎゅうぎゅうに締め上げて、胸をペタンコに出来るのですが
身体は成長しようとしているのに、無理やり抑える
昔、中国の上品とされていた『纏足』の様なものです。纏足が例え・・・古い
この補正下着、一日短時間であれば問題無いらしいのですが
長時間、長期間装着してしまうと、乳房自体が変形してしまい
『胸オペ』自体が難しくなるケースも有るそうです。
『胸オペ』とは乳房除去手術の事なのですが、診断書は無くても18歳以上なら
出来る手術です(現時点では)
18歳未満ですと、親の同意書がなければ出来ません。
FTMさんは一度は考える手術かも知れません。
高校生になればアルバイトも出来、自由になるお金で
『補正下着』を買う子は多くなるかも知れません。
(決して高価なものではないので、中学生でも買えます)
素材に寄っては通気性の良く無い品もあり、衛生面で不安が残ります
二次成長期の頃に親にカミングアウトしている子は未だ少なく
逆に『親には知られたくない』と思う子の方が多い気がします。
(最後までカミングアウトしない選択をする子も居ます)
中学生で、親御さんにカミングアウトして、着けている方もいらっしゃいます。
子供がカミングアウトしてくれて『胸を取りたい』と相談した時
『胸オペ』を支えようとしても、『乳房が変形していて、手術は厳しいですね』
では、後悔しか残りません
親御さんも補正下着の正しい装着と、長期間過ぎる装着のリスクを知り
とにかく健康と安全を優先に、支えてあげて欲しいと思います。
どうか『安全』に
帰宅すると、写真に収まり切らない程に散乱
(全部写すと、あの子の落とし物💩まで映り込むので割愛
事故に遭ってから、腰を悪くし落としもをするようになったので
お行儀の悪い話ですが、お許しください)
半分以上残っていたのにこのおやつは、あの子しか食べない
これやったの誰〜と言いながら部屋を見回す・・・居た
問い詰めてみる・・・隠れる
動物は純真無垢で憧れます
皆様も、純粋な気持ちに出会える1日になりますように