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ロンドンつれづれ

気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
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私の周りの人たちを見ていると、本当にそんな「熱狂」があるとは思えないのだが、類は友を呼ぶというから、私の周りに好戦的な人たちがいないだけなのかもしれない。

 

戦争なんかしたい人はいない、そう思いたいが、戦争で儲かる人も、戦争で権力を手にする人もいるわけだから、そういう人たちの思惑にすっかり踊らされてしまう人たちもいるかもしれない。

 

さんにゴリラさんのブログで、半藤一利さんの言葉を紹介している。

 

東京大空襲で死にかけたという昭和史研究の第一人者の半藤一利さんは、「満州事変後、新聞は局面ごとに軍部の動きを支持し、それにあおられた民衆は瞬く間に好戦的になっていった」と、戦時下の新聞の責任を問うた上で、終戦まで20年の昭和史から学ぶべき第一の教訓は「国民的熱狂をつくってはいけない」と説きました。

 

「なぜ戦争はしてはいけないのか。殺し合いだからです」

 

赤の他人に、ある日「人を殺してこい」と命令される。命令に背けば、自分が殺される。

 

こんな理不尽があるだろうか。

 

そんなことができる権力を持っているのが政治家なのだ。

 

間違った人間にそんな権力を持たせてしまったことを、後から後悔してももう遅い。

 

戦争は始まってしまったら、個人の力で止めることはもうできない。

 

半藤さんは、「『戦争を知らない世代にもできる平和活動がある。日常の中にある戦争の芽を摘むことだ』暴力や嘘や差別や不公正など、身の回りの芽をつむことが平和をつくるということ」と言っているが、その通りだろう。

 

見過ごしていてはいけない。聞捨てていてはいけない。

 

差別者や排外主義者や嘘つきを、そのままにしておかないで、しっかり声を上げることが大切なのだ。

 

そうやって、健全で強いリジリエンスのある社会を作っておくことが、戦争を予防する一番のやり方なのだと私も思うのだ。