日本最難関の灘中学の国語の入試問題で、ガザ地区のパレスチナ人の子供の詩が出題されました。 pic.twitter.com/IXZNtE0Bzr
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) January 19, 2026
字が小さいので、ここに書きだします。
おうちってなに? (ムスアブ・アブトーハー、山口勲訳)
おうちっていうのはね…
それは通学路に立つ木立がつくる日陰 - 根っこから木を抜かれる前のこと。
それはおじいちゃんおばあちゃんの結婚式の白黒写真 - 壁が粉々にされる前のこと
それはおじさんがお祈りに使う敷物、冬の夜はなん十匹ものアリがその下で休んでいたんだ - 盗まれて博物館に入れられる前のこと
それはかまど、お母さんがパンを焼き鶏肉を焼いていたんだ - 爆弾が家をがれきにする前のこと
それはカフェ、サッカーの試合を見たり遊ん・・・・ 息子が止める。 たった三文字の言葉一つで今言ったことを全部受け止められるの?
おなまえ かいて (ゼイナ・アッザーム 堀口昇平訳)
あしに おなまえかいて、ママ
くろいゆせいの マーカーペンで
ぬれても にじまず
ねつでも とけない
インクでね
あしに おなまえかいて、ママ
ふといせんで はっきりね
ママおとくいの はなもじにして
そしたら ねるまえ
ママのじをみて おちつけるでしょ
あしに おなまえかいて、ママ
きょうだいたちの あしにもね
そしたらみんな いっしょでしょ
そしたらみんな あたしたち
ママのこだって わかってもらえる
あしに おなまえかいて、ママ
ママのあしにも
ママのとパパの おなまえかいて
そしたらみんな あたしたち
かぞくだったって おもいだしてもらえる
あしに おなまえかいて、ママ
すうじはぜったい かかないで
うまれたひや じゅうしょなんて いい
あたしはばんごうになりたくない
あたし かずじゃない おなまえがあるの
あしに おなまえかいて、ママ
ばくだんが うちに おちてきて
たてものがくずれて からだじゅう ほねがくだけても
あたしたちのこと あしがしょうげんしてくれる
にげばなんて どこにも なかったって
(ガザでは、自分や子どもが殺されても身元がわかるよう、子の名前をその足に書くことにした親もいる。2023年10月22日、CNN通信)
おれは大学の教員だった十四年、ずっと国語の入試問題も作ってきた。だからわかるんだが、これはほんとうに素晴らしい入試問題だよな。そして実はもっと大切なことは、すでにここから「教育」が始まってるってことなんだ。まず「動揺」を与えることから「教育」は始まるんだよ。灘の先生、グッジョブ。 https://t.co/E39WW44o95
— 高橋源一郎 (@takagengen) January 20, 2026
イスラエルに行ってネタニエフと会って握手をして来た日本の政治家たち、そしてイスラエルから武器を買うことを決めた政治家たちは、胸に手をあててよく考えてください。
自分が何に加担したのか、きちんと反省してください…。
この世の中には、人として絶対にしてはいけないことがある。 それは子どもたちを殺すことであり、それを良しとしている連中を許したり認めたりすることだと私は強く信じています。





