咲きそうで咲かない | ロンドンつれづれ

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気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 
今年は、ナメ〇ジの被害がすごく、春先に購入した植物の多くは食い尽くされて花を咲かすこともなく終わってしまった。 なので、花にお金をかけても無駄になるだけなので、おととしの夏に採集した種を植えて育てたものが、今やっと少しずつつぼみをつけ始めたのである。
 
したは、Love in the Mist、霧の中の恋、という名前のコスモスみたいな植物。日本名はニゲラ、あるいは黒種草というらしい。
 
 
 
ここ2日ほどで、先端につぼみのようなものができてきた。
 
 
 
しかし、まだ咲くには早そうな硬いつぼみ…
 
 
 
温室から見て、手前がLove in the Mistで、奥がポピーである。
 
 
 
ポピーも種から育てた。多分、15株ぐらいが育っているが、これもつぼみが付き始めた。
 
 
 
首を下に向けているうちは、咲かない。
 
 
 
これなど、もう咲くだろうな…、何色だろう。
 
 
 
夕方見たら、だいぶ上を向いてきた。
 
 
 
薄曇りのこの日も、猫は外がお気に入り。もう、ほとんど1日外に寝ている。野良猫みたい。
 
 
 
西日が部屋に差し込むこの時間は、実はもう夜の9時近い。
 
 
 
下は、もう10時過ぎの様子です。夏は本当に日が長い。
 
暮れなずむ空と父のつくったステンドグラスの明かりを楽しみながら、コンサーバトリでクラッシック音楽を聴くのが好き。
 
 
 
猫も、夜は帰ってきて、私の横で寝ている。
 
 
 
翌朝。
 
せっかく咲いた紫のポピーが、雨に打たれてしまって残念。
 
 
 
次のつぼみが、晴れた日の朝に咲きますように!
 
 
イギリスは今日も寒くて、コタツが手放せません!
 
 
総選挙は、保守党がボロ負け、14年ぶりに労働党が与党に返り咲くことに。
 
 
仕事で出会った、社会福祉関係の人たちは、きっと大喜びしているでしょう。
 
14年前に保守党が政権を取り、「小さな政府」政策、つまり福祉の予算を40%も削減したために、貧しい子ども、問題を抱える家庭への支援がうんと減らされましたから…。
 
イギリスの医療サービスNHSも、診断を受けることすら何か月も待たされるという機能不全に陥っていると言われていました。
 
国民は、国民を大切にしない保守党にうんざりしていたのです。
 
さて、労働党が何ができるか? 目が離せません。
 
 
 
おお、雨が止んで先ほど庭に出たら、乾いて元気になったポピーが。
 
 
何度も書きますが、このケシはイギリスでは合法です…。