私は、イギリスの「スケ連」に所属しているので、BIS, ブリティッシュ・アイス・スケートからはちょくちょく連絡事項がメールで入ってくる。
今日のメールは、これ。
6月は、ゲイの「プライド」月間ということで、英国全土のアイスリンクで、プライド関連のイベントがあるようだ。
アレクサンドラパレスでも、6月8日にプライドイベントがある。
Alexandra Palace (8th June 18:00-20:00).
Details
Celebrate Pride Month at Alexandra Palace and join us for the British Ice Skating: Pride Disco. The rink will come alive with dazzling lights and iconic queer anthems, making it a night to remember. This inclusive event is open to all, with a special invitation to members of the LGBTQIA+ community.
虹色のライトやミラーボール、そしてゲイのアンセムをバックグラウンドミュージックに流して、楽しむそうだ。 LGBTQIA+、(だんだん名称が長くなるな…)、彼らにはスペシャルご招待があるようだ。
しかも、BIS(British Ice Skating、英国スケ連)では、プライド・フーディまで売り出している。
こうやって、社会の中で「認めているんだよ」ということを繰り返し発信していくことで、マイノリティの人々の居場所が自然と広がっていくことが大切なんだろう、と思う。
まだ、日本のアイスリンクでは、いや、日本のスケ連は、プライドフーディを売り出すどころか、ゲイのプライド月間を率先して祝うイベントをオーガナイズすることはしないだろうね…。
さすが、イギリス。
前にもこのブログで紹介したが、イギリスでは障碍を持つ人々のフィギュアスケートの試合もあったりして、フィギュアというスポーツ一つをとっても、多様性を人々の生活の中に取り入れようとしている…。