夫からのプレゼント | ロンドンつれづれ

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夫から、素敵なプレゼントをもらった。

 

折りたたみできるダイニングテーブルだ。

 

これまで日本から送ったコタツで食事をしてきた。つまり、床の上に座って食べるのである。夫はコタツが好きなので私たち二人だとまったく問題ないのだが、英国人の友人が来た時に、彼らにつらい思いをさせていることは確かだ。

 

それに、日本人の私だって、じきに床に座って食事をするのが結構大変になってくるかもしれない。 まあ、まだ10年ほどは大丈夫だろうけれど…、そのうち椅子の方が楽になるだろう。

 

しかし、我が家は狭いので、大きな家具は置くことができない。なので、両翼がたためる形のディナーテーブルがコンパクトでいいな、と思ったのである。

 

しばらくの間、アンティークショップのウェブサイトなどもリサーチしていたが、e-bayで良いものを見つけた。 売りに出している人も、我が家から近くて、取りに行くこともできそうだ。夫に相談したら、「じゃあ、これは僕からのプレゼントね」ということで、ドイツから帰ってきたタイミングで、取りに行ってくれたのである。

 

アンティークではないが、足まで全てむくのオーク材の、いわゆるヴィンテージというもの。かなり重い。

 

届いてみたら、開いても閉じても、グラっともしない安定感の、非常にしっかりしたつくりのテーブルだった。 大満足である。

 

アンティークショップでも、同じようなものを800ポンドほど(15万円ほど)で売っていたが、e-bayでは、なんと100ポンドで売りに出されていた。 埃だらけで届いたが、しっかり水拭きして、家具用の油で磨いたら、とても美しくなった。

 

 

両翼をたたんでしまうと、90㎝X45cmぐらいのコンパクトさ。窓際の、ライティングビューローの横にちょうどぴったり収まるから、まったく邪魔にならない。高さも72センチと低めで、窓枠の高さからせいぜい10センチぐらい高くなっただけなので、光の取入れにも問題ない。

 

 
 
片翼を広げるとこんな感じ。 両翼を広げれば、十分4人が座って食事ができる。
 

 
 
 
 
 足の部分もしっかりしている。
 
 
 
古いオーク材の木目も、美しい。
 
 
 

 
 
隣にあるライティングビューローと、色味も良く似ていて、良い感じである。
 
このライティングビューローも、10年ほど前に、夫がプレゼントしてくれたものである。
 



大切に磨いて、これから何年も使いたい。

 

夫よ、ありがとう~!