長年、日本の男子スケート界を支えてきた男子のトップ2、羽生結弦選手と宇野昌磨選手が、これで二人とも競技生活から抜けた。
宇野選手は数年前にスランプに陥り、その後ステファン・ランビエールというコーチを得てカムバックして、羽生選手の競技生活終了後の日本男子をけん引してきたが、それまでは日本人スケーターとして、羽生選手と二人で世界でポディアムに上ってきたのである。
(2015バルセロナGPF)
(2017ヘルシンキワールド、写真はすべて夫撮影)
羽生選手という大きな壁を前に、なかなかトップにたてない時期も長かったが、またその背中を追い続けることが宇野選手のモチベーションにもなってきたのではないか。
羽生選手からは、宇野選手の競技生活引退にあたり、温かい言葉が送られた。
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小学生、中学生の頃から宇野選手と共に戦ったり、共に歩んできた身としては、どれほどの覚悟で頑張ってきたのかを知っていますが、少し環境が変わるだけで、これからも頑張っていくのだろうから、僕からの「お疲れさま」は言わないでおこうと思います。
どうかこれから先に、幸せをたくさん思い描けて、たくさん叶いますように。
『宇野昌磨』の理想のスケートを、ずっと楽しんでいきます。
普通の、年齢が3つ違いなだけの男性同士で、たわいもない会話をしましょう。そしてまたスケーターとして、リンクで、笑いながら本気出せる、熱くなれる、2人にしかできない時間を過ごせる機会がくることも、どちらも本当に楽しみに待ってます。
「ゆづくん」として「昌磨」と世界で競技してこれたことが、本当に幸運なことで、楽しかったです。本当にありがとうございます。
これからも“また”楽しみがたくさんありますように。
羽生結弦
羽生結弦さん「『ゆづくん』として『昌磨』と世界で競技してこれたことが幸運」 現役引退表明の宇野昌磨にメッセージ(2024年5月10日)|BIGLOBEニュース
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宇野選手、長い間お疲れ様です。
そして、これからもスケーターとしての活躍をお祈りしています。