今回は、何と言っても、フランスのアダム・シャオイム・ファ選手のフリーでしょう!
あの失敗だらけのSPから、ここまでのフリーにしてくるのはすごすぎます!
SP、19位ですよ! ジャンプをことごとく失敗して…。しかし、フリーではほぼ完ぺきな演技で2位。 総合、3位です。
ISU World Championships 2024 (isuresults.com)
今、男子シングルで、私がイチオシしたい選手です。 シニアでしばらく競技はしていますが、先シーズンあたりからメキメキと出てきた選手。 ブノア・リショーの奇妙な振り付けをしっかり表現しきっている。 今、一番面白い選手です。
そして、なんと言っても、坂本選手の完璧なフリー。こちらもSPでは失敗があり4位でしたが、文句のつけようのないフリーでした。 「圧倒的な演技」をしないと、勝たせてもらえないというのは、羽生さんが良く言ってましたが…。これは「圧倒的」な演技でした。
さらに、千葉選手のフリーも印象に残ったんですが、こちらは個別の動画がなくてすみません。 でも、SPからきちんと持ち直しました。 この経験を糧に、ミラノまで頑張れ!
そして、鍵山選手のSP、これは好きですよ。彼はもう日本ではトップになっても良いだけのジャンプ技術があると思います。テイクオフがクリーンでURのヒントもないジャンプ。PCSも高くても納得。
りくりゅうのフリー。 たった一か所のジャンプミスがありましたが、点数、特にPCS低すぎないですか…。総合であと5点は出ても良かった。 SPのPCSも、qが付いたジャンプも、ちょっと納得いかない。
イタリアのダンスチーム。 私の好きなタイプのアイスダンサーではないんですが、テクニックの確かさは認めざるを得ない。 SPも、フリーも、個人的には1番うまいと思いました。
やはり、ミラノ・コルティナに向けてのアジェンダが見え隠れする世界選手権でした。
アメリカやカナダといった北米勢に勝たせたい…。男子も女子も、アイスダンスもペアも、そこまでか、というGOEやPCSを積み重ねて、勝たせたい選手が順調に勝っていくというパターンはもう見慣れた感じ。
大したエントリー、高さ、幅がないジャンプにも、+4や5?というGOE. スケーティングスキルがそこまでなくとも、両足滑走が多くても、PCSが高い。
反対にそういう選手のライバル、つまり「推されてない」選手には、qがついたりわずかな着氷乱れでもガッツリ点数がひかれている印象。
なので、真剣にスコアを見ていたらストレスたまりますね。
アメリカはオリンピックではNBC放送がIOEの放映権の40%を支払うそうなので、アメリカ選手を勝たせる方向に行くのは、自然な流れなのかもしれませんが…。
夫、「もう、オリンピックはギリシャに返して、参加国がみんな同額のメンバーフィーを支払って運営すればいいんだよ。そうしなければ、八百長ばかり、出来レースばかりで、選手たちが可愛そう。見せられる方だって、誰が勝つのか最初から決まっている試合なんか見せられても、ちっとも面白くないね」と。
ほんと、その通り。
北京オリンピック後のニンフィアさんの記事をご紹介します。
まあコーチたちだって、フィギュアスケートの点数がいかに「政治的」かって、そんなことは重々わかっているんですがね…。
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地域に根付いて活動を続けているピノッキオさんに、今年もチャリティ・チャレンジを行ってクラウドファンディングで寄付を募っております。
ピノッキオの主催をしているのは、元早稲田大学の川名はつ子教授、里親さんを支援する会を長年サポートしてきた方です。
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なお、今回のクラファンの寄付には17%ほどの手数料がかかるようです。例えば、3000円の寄付を選んだ場合、500円ほどが手数料として加算されるようです。そのつもりで金額を選んでください。
その分、ピノッキオの方で手数料として寄付から引かれることがないのでピノッキオは助かるのですが、皆さんのご負担が17%増えてしまうようです。よろしくお願いいたします。
海外からの寄付も受け付けられるはずですので、日本以外にお住まいの方も、奮ってご支援ください!
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