アメリカのCNN の報道によると、米西部コロラド州の最高裁判所は、2024年大統領選における同州の投票用紙からトランプ前大統領の名前を除外するとの判決を下した。合衆国憲法修正14条の「反乱者の禁止」を理由に候補者として適格ではないと判断した。
「トランプ前大統領は単に反乱を扇動しただけではない」「議事堂の包囲が完全に進行している時でさえ、ペンス副大統領に憲法上の義務を遂行しないように要求し続け、上院議員に投票の集計を阻止する説得をするように呼びかけることで、包囲への支持を続けた。こうした行為は反乱への明白かつ自発的、直接の参加となる」と述べた。
さらに「前述の証拠はトランプ前大統領が反乱に関与したことを立証したと断定する」とも述べ、「トランプ前大統領の数カ月にわたる直接かつ明白な取り組み、自身が不正と誤って位置づけるものを避けるために支持者に議事堂へ行進を強く勧める言動は、明白で、自発的であることは争いようがない」とした。
また、トランプ氏による言論の自由の主張も認めず、「(連邦議会議事堂襲撃事件当日の2021年)1月6日のトランプ前大統領の演説は修正1条では保護されない」と認定した。
しかし、これはあくまでのコロラド州の最高裁の判決であり、この後きっとトランプ氏は反撃に回るだろうから、まだまだ米大統領選の行方はわからない。
選挙結果を認めずに愚民を扇動して議事堂襲撃を引き起こしたことは、民主主義への愚弄だった。しかしそれのみならず、性犯罪や脱税など、多くの訴訟を起こされている人間が、平気で大統領選出馬を公表するアメリカである。 今後も日本人の常識では測れないようなことが起きるんだろう。
今は、パレスチナ問題でバイデン大統領の評判は地に落ちているから、これを共和党は利用しない手はないと思っていることだろうし、うっかりするとこの犯罪者まがいの男がまたアメリカという大国の最高権力者になる可能性もゼロではない。
そうなると彼を取り巻く胡散臭い人たちがまた陰謀論を振りまき、アメリカファーストで押し通し、気候変動問題や国際秩序などにアメリカは興味がないし協力しない、と平気で言いだすだろう。
良識も倫理観も無い人間が大きな権力を手にすれば、ますます地球は住みにくい場所になっていくだろう…。
よその国の大統領選である。 他国の市民は何をすることもできない。
ただ、祈るばかりであるが、日本同様、トランプとバイデンといった高齢者以外に大きな力を持ったカリスマ性のある、そして倫理観と正義感を持った候補者がいないということが、おそらく一番の問題なのだろう。
日本も長年独裁的に政権を取り続けている与党のカルト癒着や金に汚い体質が露呈しているが、国民の怒り方が足りないように見える。野党がだらしなさ過ぎるのも問題だ...。
本当に最近の政治家は質が低すぎる…。
