今年の3月11日は、仙台に星々が舞い降りる....。
ノッテ・ステラータ。
「今まで3月11日って、コメントを出すことぐらいしかできなくて。自分の演技を届けたいと思っていても、なかなか演技する機会だったりだとか、皆さんの前で何かを届けられる機会ってやっぱりつくるのが難しかったです。ただ、こうやってプロになったからこそ、大切な日に演技できるっていうことがやっとできるなという気持ちもありますし。3月11日じゃないと届けられない気持ちだったりだとか。3月11日の日だからこそ思っていただける気持ちだったりとか、受け取り方だったりとか。いろんなことがあると思うので。そういう意味で凄く大切に大切に演技していきたいなって思います。
僕はそれこそ媒体なんで。自分の気持ちの中で、もちろん自分としてはこういう気持ち(受け)取ってもらいたいからとか、こういうストーリーがあるんだよとか、もちろんあるんですけど。どっちかっていうと、皆さんにとっての皆さんの中のそれぞれの3・11を思い出したり。その時の夜空をちょっと思い出してみたり。人と人とのつながりを感じられたり。そういう機会になったらいいなって思っています。
とりあえず仙台で生きている人間としては、そこまで星が輝いている夜空を見たことがなくて。一気に真っ暗になって、本当に電気が何もつかなくなって。本当に暗い街の中に光る星たちの光がこんなにも明るいんだっていうことを凄く思いました」
13年目の冬に、いつまでも忘れないという決意がキラキラ光る。
ありがとう、羽生さん。