舞依ちゃん、すごい! | ロンドンつれづれ

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気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 
 
女子SP上位3人は、フリーの演技で本当にすごかったです。
 
ミスのないクリーンな演技が続き、拍手喝采が続きました。
 
バレッティックでエレガントなグバノワ選手の後に、15歳のイザボー・レヴィト選手が全てのジャンプを決めて140点を超す高得点。会場がわきに湧いているところ、氷の上に出ていった三原選手。
 
あの演技を見、スコアを聞いてすごいな、と思ったそうです。SP終えて、点差は0.17でした。完璧な演技をしても勝たせてくれないかもしれません。
 
「相手はアメリカパスポートをもってるるからな」と夫。日本人選手たちに異常にひくいPCSをつけるジャッジもはいってました。
 
しかしあの小さくて華奢な三原舞依ちゃんは、たった一人でリンクの真ん中に進み、自分の演技に集中し、やるべきことをやってみせました。
 
美しくて軽やかなジャンプがひとつひとつ決まるたび、スパイラルやツイズルが余韻を残すたびに、観客の興奮とレスペクトが高まって行き、最終のスピンが終わる前に会場殆どが総立ちになってうねるような歓声と拍手喝采のスタンディング・オベーションでした。
 
私も舞依ちゃんのこれまでの苦難等を思い起こして「よくここまで戻してきたなあ」と涙が込み上げて来ました。
 
スケートオタクの目は節穴ではありません。舞依ちゃんのスケートの質、技術の確かさを見抜き、レヴィト選手のあの演技より上だ、と感じたからこそのスタンディング・オベーションでの意思表示だったのでしょう。女子フリーで観客総立ちは三原舞依選手だけでした。
 
夫は「観客のあの歓声と拍手喝采が無ければジャッジはアメリカ選手を勝たせていたと思うよ。流石のジャッジもこれに逆らった採点をゴリ押しする勇気はないんじゃない?」と。
 
そうだったかもしれません。
 
本当にあの演技、そしてうねるような歓声は一体になって一つの作品を作り上げたと思います...。鳥肌が立ちました。選手にはメダル以上の思いを残したのではないでしょうか。
 
ぜひ、グバノワ選手、レヴィト選手、三原選手と、3人の演技を続けて見てください。
 

 

テレ朝さんの取材を受ける。

 

 

 

プレカンでの3人。
 
 
 
 
 
 
 
 
笑顔が輝く。
 
 
バラの髪飾りを見せる舞依ちゃん。
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は三原さんと佐藤くんのプレカンやミックスゾーンでの通訳でお手伝いさせていただきましたが、舞依ちゃんは上手に英語で挨拶していましたよ!
 
 
 
舞依ちゃんの応援に来ていた佐藤くんと壺井くんがおめでとうを言いに来ました。高志郎くんは一足先にスイスへ戻ってます。
 
 
(写真は全てBISの許可をとって掲載しています)
 
 
リザルトやプロトコルは以下で。
 
 
インタビューについてはもう多くのメディアに紹介されていますのでぜひお読みください。
 
 
 
メディア担当チームのリーダーと。
 
 
 
 
 
 
 
 
日本人の最終選手が終わるまで見て、ミックスゾーンに駆けつける感じの毎日でしたが、バックステージでは多くの選手を見ることができ、なかなか面白い体験でした。
 
 
インタビューを受けるヤン・ユー選手。体調が悪くSPは思うような演技はできなかったが、ノーミスのフリーと、ガーラでの美しいエキシビションナンバーは心に残りました。
 
 
 
レヴィト選手。15歳で可愛い!
 
会場にはスケート仲間がいっぱい。ボランティアスタッフにも同じリンクのスケーターさんが結構入ってました。
 
 
嬉しかったアコガレのロビン・カズンズ氏とのツーショット。イギリスのフィギュアスケート連盟会長です。
 
 
 
イギリスもまた頑張ってフィギュアスケートの大きな大会を開催したらいいのに、とボランティア含めスタッフの皆が感じたようでした。
 
観客は世界から集まるトップクラスのスケーターさんの演技を感謝し、スケーターさんたちも、暖かくてサポーティブな観客とスタッフについて何度も言及したようで、館内放送にまで流れていました。
 
日本人選手たちも、アットホームで暖かい雰囲気だ、と何度も言ってくれてましたね。
 
選手、スタッフ、観客が一体となって楽しめた、そんな大会でした。
 
MKとジョン・ウィルソンには感謝です!
 
 
また機会があれば、ぜひお手伝いしたいな、でもBISは、高いチケットを買っちゃう前に連絡して欲しいな、と思ったことでした...。
 
。。。。。
 

なお、ここのところ数日シェフィールドから書いた大会報告は、ソーシャルメディアによるPRの一環として、BISメディア対応チームからもぜひ、といって書かせてもらっているものです。

 

掲載した写真は、ミックスゾーン、記者会見、そして試合会場のものに限り、すべて掲載OKとなっているものを使用しています。

 

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