本日を持ちまして、これまで2か月皆様にご支援をお願いしてきました、子ども食堂「ピノッキオ」へのクラウドファンディングによる寄付の期間が終了いたしました。
最初のゴールの80万円を大きく超えて、100万円以上の寄付が集まったこと、本当に感動と感謝の気持ちでいっぱいです。
虐待を減らそう!子どもや保護者のための居場所「ピノッキオ」を存続させたい!#北区 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
また、郵貯の口座の方へ直接寄付をしていただいた方々、こちらも本当にありがとうございました。メールでのお礼が申し上げられませんが、この場ですべての皆様へのお礼を伝えてほしい、とピノッキオから頼まれております。 こちらの方も、期間中合計で50万1千円の寄付をいただき、主催の川名先生からは「毎日郵便局に記帳に行くのが楽しみだった」と聞いております。
クラウドファンディングの方で、101万6千円、また郵貯の方で50万1千円のご寄付をいただき、合計で151万7千円となりました。
今のピノッキオの「居場所」は、川名先生が早稲田大学の退職金から600万円以上をつぎ込んで、まったく何もないコンクリートの打ちっぱなしの箱だったところへ子ども食堂のためのキッチンや、子どもたちが使えるシャワールームや事務所、倉庫などをデザインしてもらって内装を整え、ほとんどゼロから作り上げたものです。
この場所探しや設計、施工に至る過程も、知り合いの設計士さんなどがほとんどボランティアで協力してくださったものです。
そうやってやっと見つけた場所、作り上げた居場所でも、毎月10万円の家賃はかかるのです。
下は、まだ工事中のピノッキオ。
さて、2020年の夏に内装は整い、水もガスもでるようになっても、ピノッキオには調理器具も食器もありませんでした。
そこでこのブログでお願いしたところ、読者の皆さまからの実に暖かいご支援で、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、掃除機、パソコン、印刷機などの家電や、子どものおもちゃ、本、文房具、コロナ対応グッズなど、実に様々なご寄付をいただき、ピノッキオは無事8月には、オープン発足することができました。
まだ、コロナ対応グッズが手に入りにくい時期に送っていただいたものは、子どもたちの手指の消毒などに大変に助かりました。
その後コロナ禍の期間を通じ、子どもたちに栄養のある食を届けるためにお弁当を配布したり、親が働いている子どもたちの居場所を提供したり、ピノッキオは実践的な活動を地道に行ってきています。
その間も、お米や野菜などの食材を送ってくださる方、現金で支援をしてくださる方は途絶えることはありませんでした。もともとはこのブログからピノッキオを知って、長い間支援をしてくれている方々の力が大きいのです。 本当にありがたいことです。
皆様の善意に支えられて、ピノッキオはここまで頑張ってきました。本当に、人の心は温かいということを知ることができ、このブログを続けてきて良かったとつくづく思うのです。
そして、こうやって色んな人の思いが、子どもたちの育ちを支えているということを知りながら育った子どもたちは、きっと心優しい大人に育つと思うのです。
改めて、皆さまのご支援を心より感謝いたします!
以下に、ピノッキオの主催者、川名はつ子教授からのメッセージがございます。
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この度は、「子どもの居場所ピノッキオ」のクラウドファンデイングの呼びかけにお応え頂きまして、たくさんのご寄付をありがとうございました。今後の活動に活かして使わせて頂きたいと思います。
開設しまして2年足らずのピノッキオは、先日第3回総会を終えて、ようやく基盤の整備が出来たところです。30人近いボランティアの皆さんが、入れ替わり立ち替わりで、4つの事業とその他の活動を支えて下さっていますが、コロナ禍で収益事業が出来ないため、財政は厳しいのです。
スタッフ皆との話し合いを元に色々工夫を重ね、今年度は子どもたちの意見も取り入れて、5回シリーズの性教育講座、高齢の近隣住民に向けた、あんしんセンターとの連携事業、地域ネットワークへの参入など、新たな課題に取り組んでまいります。
理事スタッフ一同、皆さまのご芳志をありがたく受け止め、更なる活動の進展に努力して参る所存ですので、今後とも折にふれ、ピノッキオの成長をお見守り頂ければ幸いに存じます。
ホームページやFacebookへの投稿をご覧下さいますように。
本当にありがとうございました。
(社)ピノッキオ 代表理事 川名はつ子
一般社団法人ピノッキオ【子どもの居場所】 (studio.site)
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では最後に、羽生結弦君風に・・・・
「ありがとうございましたッ!!!」