猫と鳩 | ロンドンつれづれ

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気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 

ミイナはほぼ1日外で虫や鳥を見ているが、昨日は雨に振り込まれて温室で昼寝。

 

するとそこへ、バタバタバタっと音がして、温室の屋根の上に大きな鳩が舞い降りてきた。

 

屋根は半透明なので、鳥が歩くとその姿が見える。

 

 

「んっ?」と音に気が付いて、上を見上げるミイナ。

 

 

鳥の動きに合わせて目で追うミイナ。 小さい声で「にゃ、にゃ、にゃ・・・」とひげをふるわせて鳴いてる。

 

 

「なにみてんの~、君には大物過ぎて無理だよ~!」というと、こっちを凝視。

 

 

上を歩き回る鳩。 

 

 

とうとう起き上がって、目を真ん丸にして見つめる猫。

 

 

アッ! 飛んで行っちゃった! ひげがビンって動きました。

 

 

まだ未練がある…。 もういないよ~。 遠くに飛んで行っちゃったよ!

 

 

なあーんだ、残念…。 またくつろいで寝ることにしました…。

 

 

鳩はミイナと同じぐらいのサイズがありましたね。

 

ロンドンでは、こういう大きな灰色の鳩は、Sky rats、空飛ぶ鼠と呼ばれて、害鳥扱いです。ロンドンの公園でお弁当なんか開いていると、鳩がすぐに飛んできてベンチの横に着陸して弁当箱を覗き込みます。

 

うっかりパンなんかちょっとまいたりすれば、あっというまにどこでみていたんだか、20羽ぐらい飛んできます…。 その中の何羽かは、直接弁当の中に着陸…。ひえええ~~~!ってなことになりますから、気をつけましょう!


母が来て一緒に公園のレストランでスパゲティを食べた時。あっという間に鳩が2羽ほど皿の中に着陸。母親はびっくり、すっかり食欲を失い、ランチは鳩の餌食に。

 

ロンドンの公園では、リスもかなり図々しいです。人をあんまり恐れませんから、すぐそばまできて、人の手からナッツなんかもらいます。 そのうち、数匹現れて、モノ欲しそうに寄ってきます。

 

我が家の近所には狐やヘッジホッグも出ますが、リスもいます。 この辺のリスは、人から食べ物をもらおうとはしませんが、庭の球根をほじくって持っていきます。

 

また、小鳥用に外に出してある餌を、リスがみんな食べてしまうため、「リスよけ」のついたバードフィードも売っています。

 

私も鳥の餌を庭に出したいんですが、ミイナがきっと鳥を狙うので、諦めています…。