https://mobile.twitter.com/JohnnyGWeir/status/1377579794167107594?s=20
ジョニー・ウイアさんが、ツイッターで以下のように訴えているらしい。
「ほぼこの1週間、あるスケーターのファンが彼女らのヒーローの最近の成績に腹を立てて僕を脅かし、僕の仕事のやり方を変えようとしています。彼の試合の結果や失敗は、それを分析する僕の責任ではないというのに、彼女らの国にもう来るなと脅かし、僕のこれまでの仕事をけなし、僕の外見や性的指向や体重、年齢などにまでケチをつけてくる。なぜなら、彼女らの大好きなスケーターが勝たなかったからです。
僕はだれにも虐められるつもりはないし、何を言われても対処するだけの強さは持っているから。これまでもあんたたちのような人種とは僕の人生ずーっとやりあってきたから。あんたたちが赤の他人をこんな風にやりこめると言うなら、自分の嫌いな人をどんなふうに扱っているのかは想像もつかないよ。きっと彼らを傷つけ、脅かし、一生ダメージを与えるんだろうね、僕も同じことをされて彼らの気持ちがわかるよ。人を虐めることは絶対やめるんだ。」
なんとなく想像がつくんですが、そしてファンの気持ちも分かりますが、たぶんこういうことは止めた方がいいと思います…。
コメンテイターが自分の感想を言うのは自由ですし、Bユーロにしろ、NBCにしろ、各国のテレビ局にしろ、そこからお金をもらって雇われている以上、そして今後もそこに雇ってもらって解説を仕事にしていこうという以上、その国の、そしてテレビ視聴者の嬉しがるようなコメントをする人がほとんどでしょう。
イギリスのテレビのように、自国のスケーターに強い人が誰もいない場合、かなり公平なコメントをすると思いますが、自国のスケーターになんとしても勝ってもらいたい、あるいはそう思っているスポンサーがばっちりついている番組では、もちろんスポンサーの喜ぶようなコメントをするに決まっています。
なので、いくらコメンテイターを批判しても、その「仕事のやり方を変える」わけにはいかないでしょう。
もちろん、各国のコメントを聞いて、様々な感想を持つことはファンの自由ですし、(誹謗中傷でない限り)それをSNSで公表してもかまわないと思いますが、相手のSNSにでかけていって攻撃するとなると、話は別です。 いやでも直接目に入りますから。
こういう過激なことをするファンは、日本人には少ないんじゃないか(年齢層も高いし)とは思いますが、きっとスケーターさん自身もありがた迷惑なんじゃないかな、と思います。
色々言いたいことは山ほどあった世界選手権ですが、私はもう、個人的には「何を言っても無駄」という気持が一番大きく、きっとご本人もそんな気持ちが強くなってきているんじゃないかという気がします。 そろそろ達観しているな、と。
分かる人は十分分かって観ているし、どんな採点をされようと本人の価値や演技の価値が下がるわけではないので、もう勝手にやってろ、という気持が私は強くなってきました。
ちゃんとした競技スポーツじゃないんだな、大変に政治的な要素に支配されており、スポンサーやテレビ局の力は膨大なんだな、と。 北京オリンピックに向けてはもう描かれた筋書き(アジェンダ)があって、それに向けてちゃくちゃくと準備をしているんでしょう。
フィギュアスケートは好きですから、応援する選手が辞めた後も見るかも知れませんが、もう現地まで出かけて熱中するようなことは、きっと彼の引退後はないかもしれません。
そのぐらい、見切りをつけ始めています…。
夫婦で、そう言っています。