安倍政権の新内閣で、女性議員の入閣候補として、三原じゅん子氏と、橋本聖子氏が有力、とニュースが報道した。
う～ん・・・。 安倍さん、やっぱり公私を問わず、オンナを見る目がないな・・・。
自民党にはもっと地味に地道に頑張ってきている女性議員がいると思うんだけどなあ。 稲田氏を入れなかったことはほっと胸をなでおろしたが（なにしろ安部さんは稲田さんを「初の女性首相に」おしているそうで、ヒヤヒヤしている）、三原氏と橋本氏？？？
野党に「恥を知りなさい！」と恫喝してメディアを賑わした三原さんだが、いったいどの省庁のトップに据えるつもりだろうか。 やはり安部さん、自分にすり寄る人を優遇するタイプなんだな。 野党が与党にモノを申さなくなったら議会政治は終わりだというのに。 もっとも、いちいち反対するだけで代替提案がない野党も情けないことは情けないが。 しかし、それは与野党が一致協力して事に当たらなくてはならないあの震災の時も、野党だった自民党がやっていたことだ。 日本の危機ともいえる時に自分たちのしたことは棚にあげて、今の野党を恫喝するとは。あれを見ただけでもパフォーマンスありきの議員か、と思わされる。
そしてなんと橋本聖子さんが五輪相に起用されるそうである。 もっとも、これはかなり前からうわさがあったことだが。 橋本さんと言えば言わずと知れた日本スケート連盟のボスである。これまでの彼女のやりようには多くのフィギュアスケートファンが不満を持っているのは周知のことで、某選手に抱き着いてセクハラまがいの暴挙にでたことは写真入りでメディアを賑わし、フィギュアファンの不興をかったことも記憶に新しい。男性の理事長が若い女性のスケーターに同じことをしたらどうなっていただろうか。被害者が許したからと言ってOKというセクハラ・パワハラでは済まないだろう。
そしてつい最近では、JOC理事会で討議された内容を、報道陣に対し全面非公開にすることに賛成したりしている。（毎日新聞） スポーツ界では不祥事が多発し、社会が注目する中で透明性の確保が重要な状況下で、まさに時代に逆行していると批判も多い。
全面非公開に反対したのは、 小谷実可子氏、高橋尚子氏、山口香氏、山崎浩子氏の４理事ということで、女性ばかり。あっぱれである。 そして、この中に橋本聖子氏は入っていないのだ。 こういう人が五輪相になるということは、五輪開催に関して都合の悪いことはすべて「非公開」で、納税者、有権者にはお知らせしません、という態度をとるのではという心配が高くなる。 もっともそれこそ安倍政権の望むところなのだろうが。 不幸中の幸いは、五輪相であれば、五輪が終われば用済みなので、少しは安心だ。 もっと大切なところのトップに据えられてしまうことの無いよう、有権者はしっかり見張っていた方が
よい。
与党、野党を問わず、わけのわからないN国などという政党も含め、最近の政治家に対して尊敬の念を持つのはますます難しくなっているが、日本という歴史もあり経済的にも優秀な国家の内閣の大臣となる人を選出するのに、広く世界を見つめる目を持ち、歴史から学び、自分の分野を謙虚に勉強して知見を深め、自分の利益よりも国民の利益を考え、自国のことだけでなく世界が平和に、そして地球を健康なまま将来の世代に手渡していくことを考え、感情に流されることなく理性で物事を判断できる人物を選んでほしい、とつくづく思うのである。
日本に限らず、今世界のリーダーの口角泡を飛ばして相手をののしる様子をテレビで見ていると、なんだか本当にザワザワとした不快な不安が背筋を這いあがってくるのである。 年寄りの政治家たちは、自分たちの生きているうちに自分の権力をできるだけ広げることだけに腐心しているんではないか。 一般の若い人たちの方が、ずーっと冷静に、そして世界を俯瞰する広い目で見ているんじゃないか、と思うことがある。
日本ももっと若い人たちが市民を代表して政治に参加できるようになるといい、と思う。
もっとも、ツイッターで軽く「竹島を取り返すためには戦争！」などと垂れ流す若い議員がいるのを見ると、若い政治家はダメだ、と思う人が増えてしまうんではないかとガッカリするのであるが…。 ああいうのを辞めさせることができないというシステムもどうなのよ、と思うのである。
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https://headlines.yahoo.co.jp/cm/videomain?d=20190905-00000066-jnn-pol
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000509-san-pol
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20190826/ddm/004/050/006000c