ノートルダム寺院、炎上! | ロンドンつれづれ

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パリのノートルダムが、大火災で燃え落ちようとしている。

 

 

 

 

 

 

 

つい先ほどからニュースで中継している。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=xGbmWOfdXcQ

 

 

https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-47941794

 

 

羽生選手ファンなら、彼のプログラム、ノートルダム・ド・パリを覚えているだろう。

 

私が2012年、フィンランディア杯で初めてみたのが、彼のこのプログラムであって、大変に思い入れの深い曲、作品である。

 

2013年のフランスでのグランプリシリーズで、彼はエキシビション・ガーラで、このプログラムをパリの人たちへのトリビュートとして踊った。

 

 

 

ここまで燃えてしまっては、再建は難しいのだろうか・・・。火はまだまったく収まる様子がない・・・。出火の原因はまだわかっていないという。

 

 

つい昨年の秋も、私はここを訪れたばかりである。 美しいパリの景色に、ノートルダム寺院はかかせなかった。  世界中の人が胸を痛めるであろう・・・。

 

おそらく、羽生選手も胸を痛めるにちがいない。

 

850年の歴史的建造物がこんな形で焼失してしまうことは、ショッキングだ、とBBCでは繰り返し話している。 かの有名な「薔薇」のステンドグラス部分は、まったく燃え落ちてしまっている。

 

(昨年の9月のノートルダム寺院)

 

 

 

なんとか、世界中からの支援で、ノートルダム寺院が再建されることを祈っている。

 

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追記:

 

スペインの国王がツイッターで、「スペインはフランスの人々と共にある」と、寄り添う言葉を発表したそうである。

https://twitter.com/CasaReal/status/1117897884597227520

 

またBBCでは、「ノートルダム寺院はフランス人にとって特別」という記事で、フランスの文豪、ビクトル・ユーゴーによる 「Hunchback of Notre-Dame(ノートルダムのせむし男)」は、ただ「パリのノートルダム(Notre-Dame de Paris)」として知られる、と書いている。 パリに住んでいて良かった、と思える材料の一つが、ノートルダムだ、という人々もいる。 パリのシンボルのような場所が燃え落ちてしまったことで、パリ市民のショックは大きい。

 

(焼け落ちたノートルダムを見て悲しむパリの人々)

 

ノートルダムが最後にダメージを受けたのは、フランス革命の時で、その後の2度の世界大戦も生き抜いた大聖堂だった。 200年をかけて1200年に完成してから、850年もパリの市民と共に生きた寺院だったのである。 観光地と言うだけではなく、キリスト教にとっても重要な寺院であった。

https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-47942786

 

 

フランスのマクロン首相は、ノートルダム寺院の再建を誓ったそうである。

https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-47943705