夫がフランス、グルノーブルでの紀平選手はじめの日本人選手の写真をアップしてくれました。
時間がかかっていますが、ヘルシンキGPSの写真の整理もまだできていないそうで・・・。
スティル写真を見ると、改めて紀平選手のポジションの美しさ、エッジが深く倒れているスケーティングが良くわかります。 浅田真央さん、羽生選手もそうですが、紀平選手に関しても撮った写真の中でボツになるものが本当に少ないと、夫は言っていました。
動いているとOKだけれど、スティル写真を見ると良いポーズのものが少ないという選手も多いものです。 スティル写真で選手の実力がまたよくわかるということがあります。
一つの動きから別の動きへ、一つのエレメントからトランジションへと移動する動きのポジションにも隙がなく、腕などの動きがバランスを取るために使われておらず、しっかりとコレオグラフィーになっているという点で、紀平選手のスケーティングは優れています。フリーレッグのエクステンションも素晴らしい。
SPの衣装、背中部分にもデリケートなデザインがほどこされ、髪飾りとよく合っています。
エッジが深く倒れています。
指先までのデテイルに神経が行き届いています。
紀平選手のジュニア時代からの動画などが紹介されている過去記事はこちら。
https://ameblo.jp/popular2/entry-12418575152.html
上のリンクの記事でも書いたように、グルノーブルでのフランス杯前に、おそらく紀平選手がファイナルで優勝するだろうと予測していたことが当たって嬉しく思っています。 正当なジャッジングがあれば、彼女のエレメンツには高いGPEがつき、そしてPCSも高いものになることがわかっていました。
今回、フリーで冒頭の3Aのコンビネーションを失敗しても150点を超えるスコアを出しました。
いま5コンポーネンツを評価するPCSのスコアが彼女の実力に合うところまで上がってきています。
次はジャンプ失敗がなければ、TESも10点以上あがるでしょうしPCSもさらに2、3点は上がるでしょう。
世界選手権に向けて、現役世界女王のザギトワ選手とチームは、「キヒラ対策」を練ってくるでしょう。その結果、ザギトワ選手の演技がさらに磨きがかかってくれば、本当に楽しみです。 シニア以降負け知らずだったザギトワ選手にもまだ改善するところはたくさんあるはず。 安易に3A習得に進まずに、シニアスケーターとしての成熟した動きを身に着けてくれば、ザギトワ選手は鬼に金棒。
一方、紀平選手はSPのスピンのレベルなど、まだまだ伸びしろのある二つのプログラムを今期中にどこまで完成に近づけるか、一段と高いレベルで戦うこの二人が再びぶつかる世界選手権が楽しみです。
どちらもくれぐれも怪我のないように練習を積んでください!
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紀平選手の写真および、他の日本人選手の写真はこちらで。
http://photos.phantomkabocha.com/FigureSkating/IdF2018/index.html
ちなみに、夫によると、本田真凛選手の写真も、ボツになるものは少ないそうです。 どの写真もポジションがきれい、スピンの写真でも顔が整っているそうです。
彼女のスケーティングもエッジが深い。
可愛いですね。
舞依ちゃんは、目をつむっているのが多いそうです(笑)。