夏休みの読書 | ロンドンつれづれ

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夏休みに、「読書100冊!」なんて自由課題の宿題を、息子と一緒に楽しんだのを覚えている。


最後の方には、100冊に届かなくなって、幼稚園の時に毎月もらってきた絵本までをリストにいれて提出したりして、ずるっこの息子であった。



でも、夏休みはまだ2週間もある。まだまにあうぞ、読書。


下は、拙宅ブログにたまにコメントを寄せてくださる「まさお」さんの著書である。



「発見!発掘!とがり石の縄文先生

  宮坂英弌(みやさかふさかず)物語」



山本まさみ・作 うめだふじお・絵

学研教育出版・刊 定価1512円(税込)



第3回子どものための感動ノンフィクション大賞受賞作。


そう、「まさお」さんのペンネームは、山本まさみさんなのである。趣味はプロレス鑑賞。なかなか愉快な御仁である。




彼は、私の両親の故郷、長野県在住の児童作家さんで、この他にも「10分で読める・・・」シリーズに執筆しているのである。



私も高校生の時、アルバイトで発掘の仕事をしていたので、「とがり石・・・」を買って読ませていただいた。長野県八ヶ岳のふもとで、縄文時代の土器の発掘に一生を奉げた人のお話で、家族の愛のお話でもあり、大変に面白かったのである。 


こんな純粋な生き方もいいなあ、そんな気持ちにさせてくれる本で、小学生だけでなく大人が読んでも面白いのではないかという感想を持ちました。ぜひ、夏休みに親子でどうぞ。



「まさお」さんは地元長野県で公務員として文化財の保存の仕事をなさったあと、退職して執筆活動にはいったようで、10分で読めるシリーズも2冊ほど取り寄せて読んだが、こちらもなかなか面白かった。




詳しくは、ぜひ「まさお」さんのブログで。