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2013年に入手した名盤20選 

^-^ワッホイ^-^@kです。

今年4月から仕事が始まり、色々大変でしたが、はやいもので今年ももう終わりですね~
来年もそこそこに頑張っていこうと思います^-^

今回は今年買ったCDの中でベスト20を書いていこうと思います。
2010年から毎年書いていて、以前はmixiに書いていたのですが、今年からこちらのブログにちょこちょこ書かせてもらってるので今年はこちらで書かせていただきます。

●サイケ


左:Amon Düül 「Paradieswärts Düül」 1971年
ドイツの政治・芸術コミューンAmon Düülの3rdです。
1stの「Psychedelic Underground」はドタバタ騒音サイケの名盤として有名ですが、こちらのアルバムは物静かなアシッド・フォークになっています。
気怠い演奏、ヴォーカルがなんともいえない妙な魅力を醸し出しています。


中央:Morgen 「Morgen」 1969年
ムンクの「叫び」ジャケットで有名(?)なUSヘビィサイケの名盤です。
最近まで廃盤で入手困難でしたが、ボーナストラック8曲付きで今年再発されました。
ファズギターガンガン+ヘロヘロヴォーカルなヘビィサイケですが、楽曲にポップさもあり聴きやすいです。
このヘロヘロヴォーカル、個人的にはとても好きですw


右:The Moon 「Without Earth」 1968年
元Beach BoysのDavid Marksが参加していたThe Moonの1stです。
USサイケのようですが、UK顔負けのポップな楽曲が詰まっています。
写真のCDは2ndアルバムとのカップリングになっており2ndも聴いたのですが、1stに比べるとかなり地味な印象でしたw


●フォーク


左:Heron 「Heron」 1970年
 田園フォークバンドHeronの1st。
2ndではフォークロック調なアルバムでしたが、1stはドラムレスで牧歌的なブリテッシュフォークです。
屋外で録音されており、鳥のさえずりが聴こえてきたりします。
切なく美しい楽曲の数々はブリテッシュフォークの中でも屈指の出来ですね。


中央:Pentangle 「Solomon's Seal」 1972年
Bert Jansch、John Renbourn率いるPentangleのオリジナルメンバーでのラストアルバム(6th)です。この作品発表の翌年、Bert Janschが脱退し、Pentangleは解散します。
これまでの作品と異なり、緊張感なくかなりリラックスした演奏となっています。
楽曲も素晴らしく、Pentangleのラストを飾るにふさわしい出来になっていると思います。


右:Vashti Bunyan 「Lookaftering」 2005年
ブリテッシュフォークの歌姫Vashti Bunyanの2ndです。
1st「Just Another Diamond Day」から実に35年ぶりのアルバムです。
アルバム発表時、60歳を越えていると思われるのですが、1st発表時と変わらぬ歌声を聴かせてくれます。
35年もブランクが有るとは思えない、素晴らしい作品です。個人的には1stより好きです。
ちなみにジャケットは彼女の娘のWhyn Lewisが手がけています。


●プログレ


左:人間椅子 「黄金の夜明け」 1992年
日本産プログレ・ドゥーム・ハードロックバンド人間椅子の3rdです。
Black SabbathやKing Crimsonなどの影響を受けた楽曲を日本語で歌い上げ、和と洋を見事に融合させています。
ここではジャンルはプログレにしていますが、ハードロックな#2やスラッシュメタル風な#6、ドゥーミーなプログレ曲#5などいろいろな側面から楽しめます。
Black Sabbath、King Crimsonが好きな人は一聴の価値有りです。

動画ではDsが後藤マスヒロさんですが、スタジオ盤はDsは上館徳芳さんです。

右:Greenslade 「Bedside Manners Are Extra」 1973年
Dave Greenslade率いるGreensladeの2ndです。
ツインキーボード、ギターレスと変わった編成ですが、ギターレスであることはほとんど気になりません。
かなり有名どころにも関わらず、ずっとスルーしてましたが、素晴らしい内容です。
ツインキーボードということでシンフォニックなサウンドですが、GenesisやYesよりこっちの方が好きですね。


●メタル


左上:Iron Maiden 「Maiden Japan」 1981年
以前こちらのブログで紹介した1981年の来日公演のブート音源です。
超ハイテンションな初期Iron Maidenを聴くことができます。
ラスト曲の「Drifter」での観客のノリの良さも必聴です。


右上:Black Sabbath 「Live Evil」 1982年
説明不要Black SabbathのRonnie James DioがVo時代のライブ盤です。
「Neon Knights」や「The Mob Rules」などRonnie時代の曲だけでなく「N.I.B.」や「Black Sabbath」などOzzy Osbourne時代の曲も演奏しているのが嬉しいですね。特にRonnieの「N.I.B.」はむちゃむちゃかっこいいです。


左下:Witchfinder General 「Death Penalty」 1982年
Black Sabbathに影響されたNWOBHMバンド、Witchfinder Generalの1stです。
Black Sabbathのリフロック+NWOBHMといったサウンドでBlack Sabbathのリフをよく研究しています。
ジャケットはアレですが、内容は素晴らしいです。・・・よくこのジャケットで発禁になりませんね^^; ちなみに2ndも似たようなジャケットです。


右下:Tank 「The Return Of The Filth Hounds - Live」 1998年
1997年のドイツでの再結成ライブ音源です。
曲数は少ないですが、1st~4thまでの主要曲はだいたい演奏しています。
Motorheadの弟分として紹介されていることが多いTankですが、Motorheadに負けないかそれ以上のサウンドを作っています。


●テクノ・ハウス・エレクトロニカ


上段左:Sun Electric 「30.7.94 Live」 1995年
ベルリン出身のMax LoderbauerとTom Thielによるエレクトロニックプロジェクト「Sun Electric」の1994年7/30デンマーク・コペンハーゲンでの野外ライブ音源です。
ライブ音源ですが、曲はすべて未発表曲です。
光の粒子が降り注ぐかのような美しいテクノ、アンビエントの傑作です。
LPよりCDの方が収録曲が多いので、購入される方はCDを探しましょう。


上段中央:V.A. 「The Deepest Shade Of Techno I + II」 1996年
過去にこのブログでも紹介したデトロイト・テクノのコンピレーション盤です。
デトロイト・テクノのレアトラックを惜しみなくコンパイルした重要盤で、なおかつデトロイト・テクノの「宇宙」を心ゆくまで体験できる超名盤です。
ちなみに4Heroのマーク・マックとディーゴがコンパイルを担当しています。


上段右:V.A. 「SUBMERGE Live In Japan」 2006年
2005年2/13恵比寿リキッドルームでのライブ音源です。
参加アーティストはMad Mike率いるGalaxy 2 Galaxy、Gerald Mitchell率いるLos Hermanos、Mr. De'率いるElektrofunkでそれぞれのステージが4曲ずつ収録されています。
「Hi-Tech Jazz」のライブ版が聴けるだけでも感動モノですが、収録曲がかなりカットされているため、ぜひDVDで見ていただきたいです。(DVDでも何曲かカットされているようです。残念。)
文句なしにオススメ!!


中段左:V.A.(Red Planet:The Martian)「LBH - 6251876」 1999年
URのサブレーベル、「Red Planet」のヒット曲をコンパイルしたコンピレーション盤です。1曲未発表曲も収録されています。
Mad Mike、James Pennington、Drexciya、Eddie Fowlkes、Octave Oneなどが参加しています。
「火星」をテーマとしたハードでメロディアスな楽曲を聴くことができます。
「A Hi-tech Jazz Compilation」同様、Mad Mikeが好きなら必聴盤です。


中段右:V.A. 「Relics - A Transmat Compilation」 1992年
Transmatのコンピレーション盤第1号。
Derrick May、Model 500(Juan Atkins)、Carl Craig 、Suburban Knight(James Pennington)、Stacey Pullen(リミキサーとしてのみ)が参加しています。
Derrick Mayの楽曲が多く、Derrick Mayのアルバムともとれる内容です。「Long Ago」、「Rhythim Is Rhythim」、「Mayday」名義の貴重音源が数多く収録されています。
永遠の名曲「Strings Of Life」の未発表バージョンも収録されています。
このアルバムもLPよりCDの方が収録曲が多いです。


下段左:Psyche/BFC(Carl Craig) 「Elements 1989-1990」 1996年
Carl Craigの「Psyche」「BFC」名義での最初期作品集です。
つい最近まで入手困難でしたが、今年ボーナストラック付きで再発され、入手しやすくなりました。輸入盤の再発盤はリマスターされているのですが、ボーナストラックがついていません。(日本語盤はリマスターされていないようです。)
Carl Craigの作品の中でも最も「宇宙」を感じる作品が揃っています。
19 歳から 21 歳にかけてろくに機材も揃っていない状態で制作されたらしいのですが、非常に質の高い楽曲が並んでいます。


下段中央:John Beltran 「Earth & Nightfall」 1995年
R&Sから発表されたJohn Beltranの名作1st。
John Beltran得意の切ない旋律にデトロイト・テクノのドラマティックさが融合した超名作です。
ビートのきいたデトロイティッシュな曲だけでなく、アンビエントな曲もこの頃から作られており、次作「Ten Days Of Blue」や今年発表された新作「Amazing Things」につながるような切なさ・美しさはある程度完成されています。
1つ難点をあげるなら、ジャケットが残念なことでしょうかw このジャケットに騙されず、見かけたらぜひ手にとってみてください。


下段右:Ian O'Brien 「I Was There 1995-2000」 2013年
Ian O'Brienの今年新作とともに発表された初期作品集です。(正確には初期作品集の未発表Mixと未発表曲をコンパイルした作品です。)
「I Was There」、「Monkey Jazz」、「That Was Now」、「Tatoo Jazz」などなどURに影響を受けた、「Mad Mike Disease(マッド・マイク病)」なIan O'Brienが楽しめます。
特に今回初CD収録の「Tatoo Jazz」が嬉しい!
今のフューチャージャズ路線もいいのですが、またこの時代のような曲も作って欲しいですね。


以上今年の20選でした。

それでは良いお年を~

Iron Maiden 「Maiden Japan」

お久しぶりです。^-^ワッホイ^-^@kです。

今回はIron Maidenのライブ盤「Maiden Japan」を聴いたのでちょっと紹介しようかと思います。

$CDと日常

この盤は1981年5月24日中野サンプラザでのライブ音源のようです。
1981年なので「Killers」発表時のメンバー(Vo.ポール・ディアノ G.デイブ・マーレイ、エイドリアン・スミス B.スティーブ・ハリス D.クライブ・バー)かと思います。
ディアノ時代のライブ盤は公式では出ていなかったと思うのでブート盤なのでしょうかね?

1st、2ndの曲からからまんべんなく選曲されており(「Prowler」「Charlotte the Harlot」「The Ides Of March」「Prodigal Son」以外の16曲+Montroseの「I've Got The Fire」のカバーを加えた17曲です。1stの名曲「Prowler」が入っていないのはちょっと残念)、音質もまずまずです。





ブルース・ディッキンソンのVo時代が注目されがちですが、ポール・ディアノのパンキッシュでパワフルなVoも素晴らしいです。
この時期のライブが聴けるのはちょっと感動的ですね!
「メイデンといえばポール・ディアノだろw」という方はぜひぜひ聴いてみてください。

大阪でCD買ったので、ちょっとだけ紹介

^-^ワッホイ^-^です。

このまえ大阪でCD漁ってて、ちょっと珍しい盤が手に入ったので紹介しようと思います。

その1 V.A 「The Deepest Shade Of Techno I + II」
CDと日常
デトロイト・テクノのコンピ、「The Deepest Shade Of Techno」のVol.1とVol.2を2枚セットにした作品です。
Underground Resistance、John Beltran、Dan Curtin、Claude Young、Octave One、Eddie Fowlkesなどが参加しており、デトロイト・テクノの良さをたっぷり堪能できるコンピレーションとなっています。
(曲目はこちらを参照ください→http://www.discogs.com/Various-The-Deepest-Shade-Of-Techno-III/release/8187)
これからデトロイト・テクノを聴こうとしている人にも間違い無くおすすめできる作品ですので、見かけたら手にとって見てください。
Underground Resistance-Jupiter Jazz、The Theory (Melanic Mix) 


3rd From The Sun(Dan Curtin)-3rd From The Sun

John Beltran-Earth & Nightfall

Project 625(Claude Young)–Come Closer

全曲素晴らしいですが、この辺りが特にオススメです。

その2 La! Neu? 「Zeeland」
CDと日常
「Neu!」のクラウス・ディンガーを中心としたクラウトロックバンド「La! Neu?」の2ndです。
クラウトロックバンドですが、とっつきにくさは少なく聴きやすい作品です。
特に前半2曲はとてもポップな曲で素晴らしいです。
この作品は廃盤になっているのか、なかなか見かけないです。(La! Neu?の他の作品はよく見かけるのに…)
La! Neu?-Dank Je Sanne

La! NEU?の曲あまりYou Tubeにあがってませんでした。(そんなにマイナーでもないと思うのですが…)

この他にもプログレやらメタルやらを買いましたが、全部書くのは大変なのであまり見かけない上の2枚について書きました。

またオススメ盤とかあったらちょこちょこ書いていこうかと思っています。

では今回はこのへんで終わりま~す。