2024年冬アニメレビュー⑦【戦国妖狐 世直し姉弟編】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。


『さみだれを忘れるな!』
我々は『惑星のさみだれ』の悲劇を忘れてはならない。 原作アニメであのクオリティという悲劇は決して繰り返されてはいけないのです。 オタクして『雑なアニメ化は許さない!』と、声を大にして主張していきたい。
『セクシー田中さん』みたいにオリジナル展開された訳ではなく、『シンプルにクオリティが低かった』というだけですが、それは『人から作品を預かる』という立場ではやってはいけないことなんだよなぁ。



さて、今回導入で『惑星のさみだれ』について触れたのは、今回レビューする作品も『惑星のさみだれ』と同じ作者さんの原作漫画だからですね。
結論から言うと、今回はさみだれにはならなかった。 終始ハイクオリティなアニメ化でしたね。
前半は地味だけど、後半から尻上がりに面白くなっていった。 そして、これ全3クールの序章的な扱いなので、これからもどんどん面白くなりそう。
そんな良アニメのレビューになります。 ネタバレもガンガンやっていくんで、気にする方はお気をつけを。






【戦国妖狐 世直し姉弟編】

評価:A
一言感想:13話使った序章

【あらすじ】

時は永禄七年(1564年)、人の営みの傍らに闇(かたわら)と呼ばれる魑魅魍魎・妖怪変化たちが息づく戦国時代。
齢200年を生きる人間好きの妖狐・たまと、縁あって義姉弟となった、人間嫌いの仙道(仙術使い)の少年・迅火は「世直し姉弟」を名乗り、人に仇なす闇退治の旅をしていた。

旅の最中、障怪退治を生業とする僧兵集団・断怪衆(だんがいしゅう)と関わった姉弟は、彼らが闇に対抗するため、人と闇を人為的に融合した存在・霊力強化改造人間を擁していることを知る。

人と闇を辱める所業に、義憤の念に駆られたたまと迅火は、その行いを糾すため、武者修行中の自称浪人・兵頭真介と、断怪衆から脱走した霊力強化改造人間の少女・灼岩と共に、断怪衆総本山へと乗り込む。








まずはあらすじとキャラ紹介を読んでもろて。
この4人が旅をする作品ですね。
左から人間・改造人間・妖狐・仙道と、それぞれ立場が違う4人が各々の目的の為に合流していくのは、それこそ良質な昔話を読んでいるかのように分かりやすく、そしてそれ故に面白いものでした。



灼岩が可愛いんだよなぁ(^q^)
本当に良い娘でね。 そしてお胸が大きくて可愛い。黒沢ともよさんの演技も光っていて申し分なし。
真介とフラグも立っててニヨニヨ出来た












のが、7話で死んだ(´;ω;`)

いや、厳密には死んでないんだけど、出産間近の妊婦を救う為にその身を岩に変えて敵からの攻撃を庇った形ですね。 その内戻る可能性はあると。これはまぁ2クール目以降の伏線かな。
ここから、真介は復讐心に駆られるようになったりで、結構雰囲気が変わるのよね。
すごいのは、灼岩がちゃんと仲間になったのは3話くらいなんで、離脱まで4話ほどしかないのに、居なくなった時にちゃんと悲しかったこと。 
キャラも脚本も魅せ方が上手かった。






それは他3人に関しても同じで、
人間好きな妖狐のたま、
人間嫌いと言いながら憎みきれてない迅火、
復讐心に駆られながら人の良さが滲み出てる真介、全員が魅力的でメインメンバーに嫌いになるキャラが居ないんですよね。 敵は別として。
そして、メンバー全員が好きになった辺りで、














迅火が暴走して第一部完(・・;)

敵を倒すべくヤバい力に頼り過ぎた結果、暴走した。
驚いたのですが、今作の主人公は迅火ではなく、なんなら迅火はラスボスポジションらしい。
第一部は盛大に13話使った『ラスボス誕生の物語』だったと。





最終決戦で真介は大怪我をし、迅火は人格を失い失踪、たまは迅火を探して1人旅立つ。
最初に紹介した4人が仲間となり、バラバラになる物語でした(´;ω;`)






第二部である千魔混沌編は七月に放送が決定しております。 最初から『3クール使って全部アニメ化するよ!』って言ってたけど、思ったより早いなって印象。




そして、第二部の主人公はこの少年らしい。
実はもうアニメには登場済みなんだけど、『敵の四天王の最強キャラの弟子』という、なんとも言えないポジション。 ニコニコで観たから『2期はこいつが主人公』とネタバレコメント食らったけど、微妙なポジションすぎてネタかと思ってたわw




途中で『山の神』が参戦するんだけど、攻撃方法が『杉の木ミサイル』で笑ったw ニコニコのコメントで、花粉症の人が悲鳴をあげてたのでダメだったw
戦闘のスケールが大きい作者さんだなぁと思ったけど、よくよく考えたらさみだれの時も『地球ぶっ壊しハンマー』とかやってたわ。 スケールしょぼかったんじゃなくて、アニメがしょぼかっただけだった()
まだ第一部なんで、なんとも言えないけど、少なくとも今の時点で『惑星のさみだれ』とは比べられない、比べるのも烏滸がましい、良アニメでした。 ・・・いや、本当このクオリティでさみだれ観たかったぜ(-_-;) 同じ作者の『プラネットウィズ』も良アニメだっただけに尚更ね。
作者さんがTwitterで嬉しそうにしてたのが何より良かった( ;∀;)




【2024年冬アニメランキング】(暫定)
1.勇気爆発バーンブレイバーン
2.姫様”拷問”の時間です
3.薬屋のひとりごと
4.魔法少女にあこがれて 
5.戦国妖狐
6.シャングリラフロンティア
7.よう実3期



こんな感じ!!!
シャンフロとは僅差だけど、僅かながらこっちかな? 本当に互角なのてま明日には入れ替わってるかもw  まほあこからは割と格上。 
んじゃ、今回はここまで〜。