2024年冬アニメレビュー②【勇気爆発バーンブレイバーン】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。

冬アニメレビュー第二弾。
めっちゃ長いので、今回は前振りは無し!
ネタバレもガッツリ入れていくから『これから観る予定』って人は戻ることをお勧めするぜ。





【勇気爆発バーンブレイバーン】

評価:S(さぁ、観るんだ!)
一言感想:レジェンドによる最高の悪ふざけ!!!


【あらすじ】

────ふたりを繋ぐ“勇気”
人型装甲兵器『ティタノストライド=通称TS(ティーエス)』が発達した時代。
各国軍は“ハワイ オアフ島”に集結。
陸上自衛隊所属 イサミ・アオと、アメリカ海兵隊所属 ルイス・スミスのふたりは戦闘の最中に出逢う。
突如所属不明機による強襲を受け、為す術もなく散っていく兵士たち。
己の誇りをかけて戦え。
死と隣り合わせの戦場で生き残る為。
仲間を救う為。
命を信じて、“勇気”を燃やせ。


最初の情報としては『あの大張正己がまた監督やるらしい』と言うもの。
大張さんと言えば、ロボットアニメ界では知らないもののないリビングレジェンドなんですね。





『ブレイバーンってあのロボに似てね?』と呟いたら、本人から『それも私だ』と返信が来ることがあったねwww
ロボットアニメに携わり過ぎてて『あのカット良かったよね!』みたいな話したら、大張作画だったってパターンが多すぎるんだわな。
まぁだから『久々の大張監督によるロボットアニメ』って時点で、オタクには観る以外の選択肢はなかったんだけど、最初の情報提示ではブレイバーンの存在は伏せられてたから困惑したよね。
ぶっちゃけ『このタイトルでロボットはリアル寄りかよ!逆張りすんな!』と言われてたものです。





1話前半で人類が大ピンチの中、颯爽と推参したのがこのブレイバーン。
見た目とかは完全に勇者ロボっぽいんですが、そこはかとないキモさもあり、なんというか1話の時点で『こういうのが観たかったんだよ!』と『なんかこいつキモくね?』の、2つの相反する感情がありました。






んで、2話で『こいつキモいな!』のが上回ったwww

主人公のアオ・イサミに対する執着が異常なんだよな。
1話時点で『これ夕方にやれよ!』って言ってたロボットアニメ好きがこぞって、『・・・これは深夜アニメですわ(^_^;)』って掌返すのは愉快だったw
同クールの『魔法少女にあこがれて』と合わせて『なんちゃってニチアサ』と言われてたの笑うw






アメリカ海兵隊所属のルイス・スミスが『イサミは嫌がっているから俺と共に戦おう!』と提案しても『生理的に無理だ』で返す。 そんな勇者ロボが居てたまるかw
まぁ実はこれ伏線だった訳ですが。 基本ふざけ倒したアニメなのに、伏線とかは意外とちゃんとしてるんだよな(・・;)












さて、今作の敵は『デスドライブズ』と呼ばれる機械生命体。 驚きの豪華声優陣w
その目的は『満足のいく死を得る』こと。
要は『暴食で死にたい!』とか『憤死したい!』とかです。 そんな死に方を求めて星から星へ転々としてる感じ。 望む死が得られなかったら、その星を滅ぼしてる次の星へ向かうという、マジで迷惑な奴らです(^_^;)








そんなデスドライブズのトップバッター・スペルビアを倒したらその中から人間が出てきたから、さぁ大変。 デスドライブズは機械生命体ですが、そのエネルギーの為に有機生命体『ルル』を電池代わりに使ってたんですね。
ちなみにスペルビアは後半で仲間になりますが、ルルに自意識があると知って、ルルと乗ることを拒否するようになりました。 コメントで『お前らも乾電池が意思持って喋りだしたら使うの嫌だろ?』と言われてたの見て納得w 嫌だわw
普通この手のキャラは主人公とフラグを立てるはずが、このルルはスミスとばっか仲良くなっていき、そのことでも『イサミかわいそう』って言われてましたね。






物語が動いたのは8〜9話。
残るデスドライブズが6体のところ、まさかの3体同時襲来。
ヴァニタスとペシミズムはイサミ&ブレイバーンでも防戦一方で、残るクーヌスはなんとスミスが一人で戦うことに。
何故かスミスに執着をみせるクーヌス。 全ての兵装が通じず、スミスは皆を守る為に自爆して、クーヌスを道連れに戦死してしまう。







そして爆発したスミスとクーヌスが熔け合うことで、ブレイバーン誕生\(^o^)/

スミスがブレイバーンになった衝撃で、スミス(ブレイバーン)は1話の時点までタイムスリップしたと。 妙にブレイバーンが色々と知ってたのは強くてニューゲーム状態だったからですね。
これは割と序盤から予想されてたね。伏線はあった。 先述の『生理的に無理だ』とか、ブレイバーンに対しても『スミス!』って指を指すルルとか。
あと『スミス実は永久脱毛してるよ』ってブレイバーンが知ってたり()
それでもブレイバーンが気持ち悪過ぎて、『スミス=ブレイバーン』とは思いたくなかったw
まぁブレイバーンが気持ち悪かったのはクーヌスのせいだったってことで。










タイトル回収合体!!!!

やっぱロボットアニメと言ったら合体だよなぁwww
ちなみに、サポートメカのバーンドラゴンはブレイバーン(スミス)の自作だ。
ブレイバーンはありとあらゆる物を自作する脅威のロボットだ! BGM、サポートメカ、エンブレム、新武器、なんでも自分で用意するぞ!





パイロットが困らないように、変身口上のカンペも用意するぞwww






ダッセェけど、スミスっぽさが増してて、俺は好きだったぜ、バーンブレイバーンw
このバーンブレイバーン登場の時点で、残り3話。残るデスドライブズも後3体。
これでどう話まとめるんだと視聴者も不安になった10話。








実はルルが未来からタイムスリップしてきていた未来人で、スペルビアのパイロットになる展開へ。

本来の時系列では、ブレイバーンとイサミは残る3体のデスドライブスを倒すも戦死してしまったので、それを覆す為に大人になったルルは生き延びてしまったスペルビアの力を借りてタイムスリップしてきた、という話。
スミス=ブレイバーンは割と予想されてたけど、逆にこっちの方を隠す為にバレやすくしてたんだなと思う。



まぁ残り2話だけど、戦力も2倍になったし、なんとか終わる目処は立ってきた・・・と思ったんですよ。









何を見せられてるんだ(・・;)

残り2話しかねぇって言ってんだろwww
あ、ちなみにこの時点までイサミは『ブレイバーン=スミス』に気付いてないです。





なんかイサミとブレイバーンのイチャイチャと、スペルビアの味っ子ネタを見せられつつ、11話のAパートは終了。












11話のBパートで起こったことをまとめると、

①デスドライブズの一人を撃破
②何故かブレイバーンとスペルビアの激突と和解
③その直後に別のデスドライブズの不意打ち
④ブレイバーン死亡。


15分程度でやる内容じゃねぇw

面白かったけどさ!!!
そもそもスペルビアは『全力でブレイバーンと戦う為に、残りのデスドライブズ倒すのに協力するよ!』ってスタンスだから敵対するのは分かる。 ただ『残り2体残ってますよ!?』ってのが強くて、観ながら『何故この2人が今戦ってるんだろう・・・』ってなったよね(^_^;)
んで、そこから絆を深めた直後のブレイバーンの死よ。





だってAパートではこんなことやってたんだぜ!?

もうどんな感情で観れば良いか分からなかったぜwww
んで、残り1話でデスドライブズは残り2体。 しかもブレイバーンは死亡。
まとまる気がしない/(^o^)\








そして最終話。
まずは開始数分でスペルビアが死亡。
普通のアニメならこれだけで1話使うんだが!?








イサミ壊れるwww

つくづく一般人メンタルなんだよな、イサミ(^_^;)
すげー情けないけど、これはまぁ責められない。
敵のイーラのCVは津田健次郎なんで、サレンダー認めてくれなさそうだし、実際認められなかったw














逃げ込んだブレイバーンの中で、イサミは『スミス=ブレイバーン』だった真実を知る。
しかし、『魔法少女にあこがれて』レベルで謎の光が出てくるの、マジで笑うw















そして、イサミ覚醒\(^o^)/

スミスに続き、自身がブレイバーン・・・いや、バーンブレイブビッグバーンとなったのだw
腹立つけど、この展開は素直に熱い。
勇者ロボ(違)の最終形態といえば、金ピカフォームだよなぁ!!!




1話ではBGMにツッコミを入れていたイサミですが、この時に流れていたのはイサミが歌ってるverのOPで、何から何まで完璧だった(^_^;)
ちなみに、この変身の熱量で残ってたもう一体のデスドライブズは爆死した()
これで残るデスドライブズは、今食戦っている憤怒のイーラのみ!!!









瞬殺!!!

これ絶対に終わりきらんやろと思ったけど、まさか10分で残るデスドライブズを2体倒して終わるとは・・・残りは後日談やって終わりやね。














と思ったら残り10分なのにラスボスが降ってきたwww

しかもCVは釘宮理恵!!!







ルルのいた未来ではイーラを倒したら終わりだったが、その時はスペルビアが生きていた。
今回はスペルビアも死んだので、『強欲』『悲観』『虚栄』『淫蕩』『貧食』『高慢』『怠惰』『憤怒』の八大罪が居なくなり、9体目のデスドライブズの登場となった訳です・・・意外に設定は練られてるんだよなぁ(^_^;)





『8つの死を経て気付いた。自分は死にたくない。 でも死の体験は味わいたい。 この地球上には90億人いるから、そいつらに死を肩代わりさせて死の体験を味わうね』という、やべータイプのラスボス(CV釘宮理恵)。







ただ、尺が無いのでフルボッコw

『画面の奥の怖い顔』とか『真の力を見せよう』とか、ラスボスっぽいことを言おうとするけど、ブレイバーン(イサミ)が被せ気味に攻撃するから、全然言わせてもらえないwww



















こちら側のピンチにサブキャラ達が駆けつけるやつ!w

残り時間は少ないけど、ロボットアニメのお約束は全部やってやるという、鉄の意志を感じるw
もう、この辺はゲラゲラ笑いながら観てましたね。 勢いがヤバい。






イサミの想いに呼応し、ルルもスペルビアと一体となり、ゴールデン化!!!
ここからはもうロボットアニメのお約束てんこ盛りですわ。














皆の思いを1つとし、バーンブレイブビックバーンが巨大化!!!

戦うことは融け合うこと!!!




無様に投げられるラスボスwww

こんなに可哀想なラスボス初めて観たわw





2号ロボの武器化!!!

おかげで肩に付いてるバズーカは出番なしw






割れるバイザー!!!

激戦ぶってるけど、このバイザー付けたの1分前なんだよなぁwww





大勝利!!!!!


ちなみに最後の技名は『勇気爆発バーンブレイブビッグバーンアルティメットファイナルゴッドユニバースブレイク』です。長いわ!!!



















なんか奇跡が起こって、スミスも蘇って大団円!!!

まぁスミス消えたままだと後味悪いしな。
ここまで『細かいことは良いんだよ!』なアニメも珍しい。












最後は皆で歌って終わるぞ!!

最後のOPでカラオケテロップ流すアニメ初めて観たわwww
(前奏 13秒)じゃないんだよwww
 



テロップ版じゃないけど、OPはかなり良かったですね。
ここまでコテコテのロボットアニメソングは久々だったんで、トキメイてしまったwww




そして脅威の肌色率のEDよw
OP端折る回はあっても基本EDはしっかり流してたの笑うわw






観終わった後の感想がマジでこれ。
大人が全力で悪ふざけしてたなー、って感じ。
かと言ってつまらなかったかといえば、個人的にはハチャメチャに面白かった。
監督がロボットアニメ界のレジェンドってこともあり、熱いポイントは外さないし、茶化すポイントも外さないんだよな。
誰かの感想で『あー、面白かった! 次はないぞ?』だったのが非常にしっくり来たw
楽しめたけど、毎回これされたら怒ると思うw



【2024年冬アニメランキング】(暫定)
1.勇気爆発バーンブレイバーン
2.薬屋のひとりごと




こんな感じ。
何だかんだ、毎話2回以上は観るドハマリ作品でした。
更新直後にU-NEXTで最速で観て、ニコニコで配信されたらコメント付きでもう一度観る、みたいな。皆様も是非観ていただきたい。勇気爆発の、その先へ!
んじゃ、今回はここまで〜。