2023年秋アニメレビュー②【キボウノチカラ オトナプリキュア'23 】 | ぽっぽの何となく日記

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今日で仕事納め感が出てるけど、俺は明日明後日が休みで、12/31が仕事納め。 1/1が仕事始めでそこから2連休だわ。 頭おかしなるで。
まぁ大人だし、文句は言いませぬ。
そんな導入から、今回はアニメレビュー。



【キボウノチカラ オトナプリキュア'23 】

評価:A
一言感想:ヒーロー物のアフターストーリーとしては嫌いじゃない

【あらすじ】
かつて希望のプリキュア・キュアドリームとして、仲間たちと共に強大な敵に立ち向かった夢原のぞみ。月日は流れ今では大人の女性に成長、夢だった教師になり、小学校の先生として勤務し、前向きに生徒たちと向き合う日々を過ごしていた。
大切に保管していたはずの変身アイテム・キュアモがいつの間にかなくなっており、プリキュアに変身することは出来なくなっていた。

その頃、街の時計台には謎の異空間と共に謎の存在ベルが現れ、現実から目を背ける人々を見つめていた。
ベルが人々の影から生み出した怪物・シャドウが人々を襲い増殖する。
再度、プリキュアとしてシャドウと戦うことになったのぞみ達。
それぞれ大人になった今だからこその悩みが事態に関わる事になる。



ある意味、今年の話題作w
『Yes!プリキュア5(と、その続編に当たるGoGo!)』の正統続編。大人になったプリキュア5の現在を描いた作品ですね。
たまーに話題には出すけど、俺自身はそんなプリキュアは通ってないんですよ。
・プリキュア5
・プリキュア5GoGo
・ハートキャッチプリキュア
・スマイルプリキュア
・トロピカルージュプリキュア
多少は観たって言えるのはこれ位かな。
たまに映画観るから、キャラがどの作品か程度は分かるけどね。



んで、プリキュア5は電王の後番組だったから、電王録画するついでに観てた。 まだテレビデオ使ってた時代だよ。 懐かしいなw
そんな訳で、プリキュア5には少しばかり思い入れがある訳ですが、前情報の時点で1つ疑問があった訳です。




果たして、変身するのか?

結論から言うと、したんですけどね。
年齢は断言してなかったけど『教師になってから4年』的な発言があったから、20代後半なのは間違いない。 アラサーのプリキュア姿が見れるのか・・・それは少しテンション上がるな()
と思ったらまさかの展開。







一旦、中学生の姿に戻って、そこからプリキュアに変身www

そんな二段階右折みたいな(^_^;)
ちなみに変身解除したら一気に大人の姿に戻りますw
なんか『タイムフラワー』とかいう謎の花の起こした奇跡らしい。 あ、このアニメ、ストーリー自体は色々と雑なところがありますので、ストーリー重視で観るのはあまりお勧めしないです。
あくまで『プリキュアが好き』『昔、プリキュア5』観てたって人たち向けですね。
その層には勧められるだけ、昨日のプーとは雲泥の差よ()







とりあえず黙って2話の初戦闘シーンを観ろ、ってレベルだったかなwww

どちらが敵か分からない目をしながら、バッタバッタと敵をなぎ倒していくのはかなりテンション上がりましたね。
まぁ戦闘シーンは2話がピークにも感じたけど。





ここからはキャラ個別の感想。
リーダーの夢原のぞみ(キュアドリーム)は、小学校の教師になってましたね。
ただ、『親の破産による転校』みたいな教師じゃどうしようもないこともあるよね、みたいな感じでヘコミ気味。




プリキュア5は、のぞみとココ(マスコットキャラで王子。人間の姿はイケメン)のラブコメもあったけど、今回で無事ゴールイン。 多様性()
今回のアニメでココが『明確な別れも告げずに、結婚適齢期の女性を4年も放置したゲス』になってた気がするけど、まぁ気のせいだろう。




夏木りん(キュアルージュ)はジュエリーデザイナー。 自分のデザインが中々採用されなかったりと悩みを抱えてる・・・あ、このアニメ皆リアルで悩み抱えてますので()




昔からリアリストな所もあったけど、今回至極真っ当なことを言っておられたw
まぁやる義務は無いやなぁ(^_^;)
あと、敵の姿を見かけたけど『プレゼンに遅刻しそうだったからスルー』したのは笑ったw
その時はまだ本人変身出来なかったし、警察呼んでも意味ないし、戦える友達も仕事中やし・・・って考えたらスルーしかない。











春日野うらら(キュアレモネード)。
俺の推しプリキュア1人選ぶならこの娘かもしれないw 皆が『情熱の赤い炎』とか『知性の青き泉』とか名乗ってる中、この娘は『はじけるレモンの香り』が口上なのが妙にジワるw
元々、中学の頃から新人アイドルだったのが、今は役者になってましたね。






この娘はまぁ役者として、演出家の要望に応えられない悩みみたいな感じでした。
基本、皆『将来の夢』自体は叶えてる訳で、贅沢な悩みだと思うけどね。





秋元こまち(キュアミント)は実家の和菓子屋を手伝いながらライター業。
何がとは言わないがデカい()
オトナプリキュアだし、ある程度は盛るペコしても良いものとする。




この娘だけ、地味に夢を叶えられてない(作家として書きたいものがない)のが悩み。






水無月かれん(キュアアクア)は医者になる夢を叶えてましたね。
怪我した子供の『怪我が治る頃には大会終わってるよ!』って悩みと向き合うという創作で何十回は観たシチュエーションを令和にやってのけた女。 
改めて、別にストーリーが秀でて良かった訳じゃ無いのよね。



 
基本、女子会という名の飲み会をする中で1人だけ緊急要請に備えて酒を控えてたのは高ポイント。 ちなみにレモネードはレモンサワー、ミントはモヒート、ルージュはレッドアイ飲んでた。 それぞれに関わる酒だね。





所謂『追加戦士』枠の美々野くるみ(ミルキィローズ)は社長秘書(派遣)。



ブラック上司がいて無駄な残業させられたりするのが悩み。



くるみの本当の姿はマスコット枠のミルクなので、『マスコットがわざわざ人間に変身して、人間界でパワハラ受けてる』というシチュエーションが妙に面白いw 






かれんに懐いてるの良いですね(^q^)
そういや、そんな関係あったような気もする(うろ覚え)


さて、この『オトナプリキュア』はプリキュア5の15年後くらいの設定なんですが、実はもう一組のプリキュアも出てきます。




プリキュア5の前作である『ふたりはプリキュアSplash Star』ですね。
出るのは知ってたけど、あくまでゲスト止まりかと思ってたらガッツリ出番あった。
なんならプリキュア5って8人組だったっけ?と思うレベル。
しかも、片方は婚約者が居て、片方は彼氏が居たけど作中で破却という、萌え系アニメだったら炎上待ったなしの展開。 いや、元は女児アニメだから良いんだけどね。





この2人も、一旦中学生に戻ってからプリキュアに変身しますw
一度きりのゲストとかではなかったね。 まぁ変身したのが終盤だから、活躍は少なかったけど。





元は敵だったけど後半は仲間になってた満と薫も登場。
なんかVTuberになってるの草w
結局この2人はプリキュアなのか何なのか。
スプラッシュスター観てない俺には良く分からないぜ。 







さて、本来なら大人な彼女達がプリキュアになれるようになったのは、なんかこのタイムフラワーってもののおかげらしい。
これでプリキュアだった頃まで戻ることで、変身能力も取り戻してるのかな?
中学生まで身体戻ることにデメリット無いのかって話もありましたが、むしろ肌艶が良くなったとのこと。








まぁそんなことはなく死にかける訳ですがwww

おいおい、プリキュアなのにまどマギとか結城友奈みたいな展開になってきたな(^_^;)
途中からは『変身=死ぬかもしれん』っていう感じになってきたの、プリキュアとしては新しかったw
まぁ死なないですけどね。 というか、のぞみだけが倒れたりするの、作劇上の都合な感じが見えて、寧ろ嫌だった(-_-;) のぞみとココの結婚まで持っていく為のギミックですね。





今回のボスであるベル。CV日笠陽子。
怖い見た目してるけど、結構なドジっ子。街の守り神チックな存在。
『人が居るから街が壊れる。もう人は処するね。』とシャドウを使って暗躍したのは良いものの、プリキュアから『人が居ないならそれはもう街では無いのでは?』と論破されて戸惑うレスバ弱者。







その上で操ってたシャドウが暴走して街を破壊し始める始末www
すげぇな、このボス。 マジで狼狽えてやがるw
散々やらかした挙げ句、『ここからの街はお前達に任せる』的な感じで消えていきましたとさ。 せめて、ごめんなさいしろやwww

ちなみに、ボスが戸惑うような巨大シャドウが暴れ始めた際に颯爽と駆けつけたのが、








初代の2人www

この2人、安心感あり過ぎて駄目だわ。
11話の最後に出てきたんですが、この2人出てきたら緊迫感もあったもんじゃない。 『勝ったな、風呂入ってくる』で長湯しても許されるレベル。
まぁどのヒーロー作品でも初代は別格だからねぇ。
あと、この2人だけは何でプリキュアやれてるのか分からないんだよね。変身後に登場。 ラストバトル後はそのまま旅立ったから大人の姿も無し。
まさかタイムフラワー無しでプリキュア現役なの・・・?




OPに『いきものがかり』起用してるのも、プリキュア5世代を狙ってる感じですね。
他で『いきものがかり』がプリキュアソング歌ってたかはイマイチ覚えてないな。



【2023年秋アニメランキング】(暫定)
1.るろうに剣心
2.キボウノチカラ オトナプリキュア


こんな感じ。
酷評する感じではないけど、ストーリーがスゴく良いって訳ではない。
ただ、こういう『昔のヒーローの10年語を1クール掛けて描く』という試みが面白かったし、プリキュア5観てた側からしたら、久々に会えて嬉しかったという想いもあるw
『ここから入るのには向かない』というだけで、続編としてはまぁ悪くないのではないかな。
ラスボスが扱うテーマが大き過ぎるのに対して、本人が雑過ぎたのは、どうにもマイナス要素だけど。
んじゃ、今回はここまで〜。