今、『ほしのる』までの予測変換だと、星野ルビーばっか出てくるのな。
これが『推しの子』人気か。
ホシノと言ったらルリルリでしょうが！！！
と言いつつ、今年に入ってからも新しいフィギュアが出るくらいには人気のホシノ・ルリちゃんです。あ、『機動戦艦ナデシコ』の少女キャラです。
これまた時代を作ったキャラでしたね。俺が知ったのは大分過ぎてからだけど。
当時オタクじゃないし。
雰囲気的に綾波系と思われがちだけど、実は全然違ったりするのがルリルリの魅力。
ピースはするし、思ったより饒舌だし、何なら自分から周囲に話しかけるし、独り言の時は女の子口調（普段は敬語）だし、茶目っ気あるしで絶妙なキャラだった記憶。
決め台詞の『バカばっか』は有名だけど、その後に『私も結構バカよね』と付けたりすることはあまり知られてないような？
ナデシコクルーの中では一番好きだったなぁ。
・・・まぁナデシコ女性クルーは他のキャラが女性感が強すぎて怖かったのもある。
今回のアニソンは、そんなルリルリの歌う挿入歌。
【あなたの一番になりたい】
言えない気持ちを抱いたまま
この胸にあなた満ちてくる
だけど、切なくて苦しい思い
泣き出しそう
彼女を見つめるその瞳
永久に揺るがない気がするの
でもね、少しだけ…
ほんの少しだけこの私、見てよ
もしも誰よりも早く
あなたに出会っていたなら
想うままに 願うままに
恋をしたでしょうか
もう一度 もう一度
生まれ変わって会えたなら
今度は あなたの
一番になりたい
会えば会うほどに募るばかり
会わなきゃ寂しくなるばかり
なんて身勝手な
そして困難な恋をしたのでしょう
いっそ奪えるものなら
そう考えた事もある
二人の距離 もうこれ以上
離したくないから…
臆病者だと
もう一人の私が言う
それでも いつでも
あなたが一番よ
もしも誰よりも早く
あなたに出会っていたなら
想うままに 願うままに
恋をしたでしょうか
もう一度 もう一度
生まれ変わって会えたなら
今度は あなたの
一番になりたい
『機動戦艦ナデシコ』の挿入歌ですね。
確か、ナデシコクルーでのど自慢大会やって、1位になった人が艦長、みたいな話だったと思う。
この曲で圧倒的1位だったけど、辞退したから2位のユリカ艦長が続投、みたいな流れだったはず。
そのユリカ艦長（CV桑島法子）が歌った曲も、ナデシコのEDをそのまま作中で流すっていう反則技で色々面白い回でしたわ。
そんなEDを差し置いても優勝、に納得出来るパワーはある曲なんですよね。
完全な片思いの歌。 ナデシコって、割とハーレムアニメなんですけど、ルリルリも主人公のアキトに好意を持ってるのは視聴者は分かるだけに『この歌詞は反則やろ・・』ってなるんですよね。
ナデシコって幼馴染ヒロインが勝った珍しい作品なので。 というか、ユリカが強かった（）
アキトはルリルリのこと、妹とか娘みたいに思ってたし、実際本編終了後はアキト・ユリカ・ルリルリの3人でラーメン屋やってたしね。
それを全部台無しにした劇場版はやべぇよなぁ(^_^;)
本編後、新婚旅行に出かけたアキトとユリカの飛行機が墜落事故で死亡。
2人を失ったルリルリは新しいナデシコの艦長に。
その後、ユリカは生きているけど敵国の生体コンピュータとして捕らえられていることが判明。 アキトも生きてたけど、敵に人体実験されて料理人志望だったのに味覚も奪われ復讐鬼になっている、というエグい話。
ナデシコは本編から『軽いノリで誤魔化してるけど、ストーリーだけ観たらメチャクチャ重い』やつなんですけど、映画はシンプルに重い。
作画もノリもかなり違うし。
ただ、どっちもしっかり面白い作品なので、機会があれば是非是非。
んじゃ、今回はここまで〜。