2022夏アニメレビュー【リコリスリコイル】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。

モンハンが忙しくて、ブログ更新ペースが落ちている/(^o^)\
フォロワーのモキエルさんも『ブログお休みするよ』的なこと書いてたけど、夜な夜な2人で狩りに行ってるのでそりゃブログ書く時間も無いよなぁとw
これまで双剣一辺倒だったんですが、試しにガンランス触ってみたらクソほどハマって、新しい武器開拓に目覚めてしまった。
そうなると、モンハンの可能性は無限大なんだ。
今は弓を練習中。ニトロダケが、ニトロダケが足りない/(^o^)\
てな感じで、こっちも更新ペースは落ちるでしょうが、具体的にはお休みとかはせずに書いていきます。夏アニメも終わりつつあるしね。
てな訳で、今回は夏アニメレビュー!!!





リコリスリコイル!!!

はい、言わずと知れた2022年夏の覇権アニメですね。
原作無しの完全オリジナルアニメながら、放送開始されるやいなや、口コミで大ブレイク。
円盤もバカ売れ、最終回後も『#リコリコ14話』がトレンド入りするなど、今期では圧倒的強者でしたね。
かくいう私も『百合ガンアクション』と聞いて観てみたらハマったクチです。




モンハンの方で、コスプレして遊ぶくらいにはハマりましたねw
髪はどうやっても金髪が強すぎて好きになれなかったから諦めたw




世界一の治安の良さで定評のある国、日本。その治安の良さの裏側には、犯罪者を極秘裏に抹殺・消去する極秘の治安維持組織「DA」の存在があった。DAは孤児を養成して殺人技術を身に着けさせた少女暗殺者「リコリス」を数多く擁し、普段は女子高生に偽装した姿で市中に潜伏させ、有事の際に任務を与えて犯罪者を暗殺することで日本の治安を守っていた。


東京都内にある一軒の喫茶店「喫茶リコリコ」は、DAの支部としての裏の顔を持っており、そこには歴代最強と称されたリコリスで、看板娘として親しまれる底抜けに明るい少女・錦木千束(にしきぎちさと)が所属していた。そんなある日、DA本部に所属していたリコリスの井ノ上たきなが本部から異動してくる。彼女は銃器密売の犯人を仲間とともに追い詰めていたが、人質に取られた仲間を救うために、犯人を殺すなという命令に従わなかったため、本部から左遷されてきたのだった。

たきなは当初「リコリスとして一刻も早く実績を上げて本部に戻る」ことに拘っていたが、千束との交流の中でリコリスとしてではない一人の少女としての生き方を学んだことでそれまでのこだわりを捨て、千束との絆を深めていく。


という、物語。
今回はwiki参照です。

んでね、ここからは独断と偏見で感想語っていくけど、この作品はあまりシリアスに観たらあかんやつです()
偽りの平和を享受するだけで良いのか、とか割とシリアスなテーマもあるんですが、ぶっちゃけその辺についてはこの作品はガバいし、そこまで語れてるとも思わない。
ぶっちゃけ治安維持組織『DA』は無能だったし、じゃあ敵は有能かというとリーダーの名前がアホな理由で流出したり、敵さんも有能感はない。
途中から『アラン機関』という組織なるものも出てきたけど、これはこれで説明が足りず良く分からん組織になってるんですよね。
そういう意味でシリアスな社会派ガンアクションアニメとしてみたら、作画は良いけどそこまでテーマは語れてないB級アニメ止まりな訳ですよ。









ただ、そんなんど~だって良いんですわ!!!

この作品は、千束とたきなの関係性を楽しむ百合作品です!!
もう少し噛み砕いて書くと、今作は『井ノ上たきなという暗殺者として育てられた少女が錦木千束という、自分のやりたいこと最優先な少女と出会い、初めての感情を知っていく』、そんなガールミーツガールな物語なのです。
そこに関して言えば、このアニメは100点満点でした。
立ち位置的には千束が主人公っぽいけど、これは井ノ上たきなの物語です。





喫茶リコリコに来る前のたきなはミッション最優先で、一応仲間を助けるためとはいえ、機銃掃射しちゃう系ガールw
まぁ組織の思惑もあったとはいえ、この命令違反は左遷されても文句は言えないんですよね。 本人は『クビじゃないです!』って言ってたけど。



そんな狂犬が喫茶リコリコにやってきて、それでも最初は割とぎこちなく。
喫茶店経営しながら、何でも屋的なこともやるんですが、初期たきなは『護衛対象を囮にする』という割と最低なこともしてましたねw
暗殺者としての腕は良いけど、人の心が分からないし、習ったことのないことは出来ない。
なんならジュースの買い方すら分からない。




そんなたきなが、千束と接することで変わっていくのが本当にエモい。
割とやりたい放題なたきなに対して、千束は『ちょいちょいちょい!!』とツッコミは入れるも、決して怒らず、責めない。






やっぱり三期の『私はキミと逢えて嬉しい!嬉しい嬉しい!』が転機なんだよなぁ。
母親が子供に語りかけるような口調だけど、当時のたきなは暗殺以外は子供みたいなものだからちょうど良かった。




これまで壁があったたきなだけど、3話でのやり取りを経て、ちさと呼びに。
普通のアニメならここで『ハッピーエンドね』なんだけど、ここからもどんどんたきなが変わっていくのが本当に良かった。






私服を持ってなかったたきなが、ちさとに連れ回されたデートは実に尊かった( ^ω^)





完成度が高かった3話までの後の4話で『さかなー』がバズったのも追い風になったよね。
今までのたきなだったら絶対しなかったであろう行動なのが、エモさに拍車をかける。






そこからも2人はどんどん仲良く、と言うより千束は最初からフルスロットルだったので、段々懐いてくるたきなが可愛くて仕方ない。
連敗してたじゃんけんに勝った時とか最高に可愛かった(*゚∀゚)=3




途中で唐突にお出しされたデフォルメたきなも良かったね。
ただ、まぁ何と言っても、













このインパクトよw

未視聴の方、これは○んこではありませんw
喫茶リコリコの経営難に対して、たきなが打ち出した新作メニュー『ホットチョコパフェ』ですw
わざわざ温めたせいで、湯気がたってるの本当に草。
これが作中でもリアルでも、そこそこバズりましたね。




味で売れたと思ってたのに、○んこ扱いで評判になったと知ったときのたきなさんw
作中一番の絶望の表情w





さて、この辺りからシリアル展開。
実は千束は持病持ちで心臓は機械のものになっており、長くても20歳位までしか生きられないことが物語中盤で判明。唯一無二の技術なんだとか。
んで、ちょくちょくDAの医務室で充電しつつやってたんですが、悪意のある侵入者によって人工心臓に過充電。 これ以上の充電が行えず、千束の寿命は『後数年から後2ヶ月』に大幅短縮。
せ、先週まで○んこパフェでゲラゲラ笑ってたのに()

それを知ったたきなは、DAに戻ることを決意。
千束を救うための情報を得るためでしょうね。
喫茶リコリコには世界一の凄腕ハッカー『ウォールナット』が常駐してるので、無能DAに戻る必要なくね?とは少し思ったけど。






DAに戻る前に、たきなから千束をデートに誘う。
誘われて嬉しそうな千束もそうなんですが、ここでたきなが夏服なのがもう最高なんですよね。





何故なら、季節はもう既に冬。
どう考えてもたきなの格好は寒いのに、それを着てくる。 何故なら4話のデートで千束に選んでもらった服だから( ;∀;)
このデートが、覚悟完了済みの千束はめっちゃ楽しんでるのに、たきなが必死なのがまた泣けるんよ。








自分が楽しむことよりも、タイムスケジュール守ることに必死になってるしw
ただ、このデートも4話で千束に連れていってもらったデートの追体験なんだよね・・・。







『さかなー!』した水族館は臨時休館。
天気予報では雪と聞いてたのに、展望台についても雪は降らず計画通りにいかない。
落ち込むたきなに対して、千束は『すごく楽しかった!やるな!』と声をかける。







ここで拳を合わせて、『やったぜ』と返すたきなが最高なんすわ(;ω;)
普段は敬語のたきながね。少し千束に寄せた返事するのがね。








別の道を歩きだした直後に、2人で観たかった雪が降る。
『隣で』ではないけれど、『一緒に』雪を見ることは叶って、ここでEDが流れるのが最高だった。
この2度目のデート回が俺のなかで一番良かったかも。





DAに戻った後は、これまでとは別の意味でやりたい放題なたきなw
犯罪者を尋問してるシーンなんですけど、ここの台詞が良いんですよ。

私は殺しすぎてここをクビになってまして。
割と外の暮らしも楽しかったんで、またクビになるのも良いかなぁって。

相手に脅しかける為の台詞なんですけど、1話の時点では『DAをクビになったリコリス』って言われた際に食い気味で『クビじゃないです。』って言ってたたきながこんな台詞を言うのがエモい。




色々あって、千束の人工心臓マークIIが見つかり、それを追うたきな。
ギリギリで逃げられてしまったんですが、その時のシーンも良かった。










いや、ここだけ切り抜くと面白シーンだわw

真面目に、これまでクールだったたきなが感情を爆発させる名シーンなんですわ。
中の人と演技も相まって鳥肌ものよ。
必死なたきなを止めてるのが千束ってのが、またお辛いところなのよね。
『誰かの命を奪って生きながらえても、それはもう私じゃない』と。 達観しすぎてて、アニメ観ながら『もう少し弱音を吐いてくれぇ』ってなりました。





ちなみに『リコリスリコイル』という作品の主人公はたきなだと思ってるので、そっちにフューチャーしてレビューしましたけど、キャラとして好きなのは千束の方だったりするw
言ってしまえば不殺キャラなんだけど『誰かの時間を奪うのは気分が悪い』というポリシーの元の不殺なので嫌みがなくて良い。 自身の残り時間が僅か、ということもあってそうなったと思うと少しお辛い()





あと、シンプルに喋り方が超好み( ^ω^)

千束の『ちょいちょいちょい!!』は無限に聴いてられる。
そんな千束は余命2ヶ月を越えられたのか、千束とたきなはどんなEDを迎えたのか、それは御自身の目でご確認ください()
いや、マジでお勧めです!!!



他のキャラも魅力的なの多かったですね。
全員語るとキリがないので一部だけ。



後半からめっちゃ輝いてた天才ハッカー。
見た目的にロリだけど、マジで年齢不詳なんだよね。



『ひゃくねんはやいわw』とか『あー、もしもしポリスメーン?』とか言い方がツボる。
ここでの『ひゃくねんはやいわw』がマジなんじゃないかと思ってる。




千束の親代わりであり、師匠のミカも良かったですね。
常に杖をついて歩いている、和装の黒人男性っていう見た目で既にアクが強い。






そして唐突にお出しされるおっさんずラブw
メイン2人が百合でイチャイチャしてる分、おっさんずラブも取り入れてバランスを取らねぇとなぁ!!



個人的には、20歳まで生きられるか分からない千束の為に晴れ着を用意していたのが( ;∀;)
まぁ『お父さんっ!』ってより『ママッ!』って感じなんだけど。

他にもラスボスの真島さんとか、ファーストリコリスのフキとか、語りたいキャラは多いんですけど、マジでキリがないので、キャラ語りはこの辺で。






OPのリコリコキックは話題になりましたね。
いや、これ完璧なんですよね。
ちょっかい出すように軽く蹴る千束。
割とガチめにやりかえすたきな。
それでも笑顔の千束。
この1シーンだけで関係性が分かる良シーン。





個人的にはEDの方が評価高いんよ。
毎回毎回、EDの入りが完璧だった。
ギャグ回にもシリアス回にもハマる。
個人的に『令和のGet Wild』と呼んでいるw

君が持ってきた漫画
くれた知らない名前の花
今日はまだ来ないかな?
初めての感情知ってしまった

という出だしの歌詞がたきなでなぁ( ;∀;)
サビの、

歌って聞かせて
この話の続き
連れて行って
見たことない星まで

も聴くごとに泣いてしまう。
2022年下半期のアニソンランキングトップ候補ですわ。



こんな感じ!!
話題になる作品にはそれだけの理由がある、というのが分かる名作でしたね。
是非、皆に見てほしいやつ!!


【2022年夏アニメランキング】(暫定)
1.リコリスリコイル
2.邪神ちゃんドロップキックX


当然のように現時点で1位ですね。
ぶっちゃけ、断トツ今期ではトップです()
まぁまだ最終回見てない作品もあるので断言は出来ませんが。
んじゃ、今回はここまで!!!