アニメレビュー【怪人開発部の黒井津さん】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。











まちカドまぞく2期も面白いぜ、ヒャッハーッ!!!

懐かしいぜ、久しぶりだぜ、この情報量と話のテンポが押し寄せてくるような感じw
少なくとも、1話の時点では1期のそのまま続きって感じでした。
これは今期も楽しめそうですね( ^ω^)
てか、虹学2期とまちカドまぞく2期とかぐや様3期を同時に観れるって、近年希に観る神クールやで(;∀; )
とりま、春アニメは一通り1話観終わったら、1話感想記事書いていきます。
んで、今回は冬アニメレビュー。
残り2回!!



怪人開発部の黒井津さん!!

漫画原作ですね。
世界征服を企む悪の秘密結社『アガスティア』の怪人開発部の黒井津さんが、ヒーロー『剣神ブレイダー』を倒せる怪人の開発に勤しむ物語。

特撮好き、漫画好きの俺としては、設定が超ツボでしたね。 悪の組織側で描かれた物語こそあれど、どちらかと言えば『会社員の苦労』にフォーカスしてるのは珍しいですからね。
1話観たあと、速攻で原作揃えたよね()




そこで驚いたのは、この二人がアニオリってことですかね。
影も形もありゃしない()






どころか、毎週のように出てたご当地ヒーローも特に関わってこない()
この辺は完全にアニオリでしたね。
つまり、ご当地ヒーロー(と、その敵組織)が外資系巨悪企業に立ち向かうため手を組む最終回の展開も完全にアニオリです。
個人的には『良質で有名なご当地ヒーロー集めてアベンジャーズやってくんねーかなー』と思ったことがあるんで、黒井津さんの最終回はかなりそれに近かったですね。
巨大な悪の組織が現れたので、ご当地ヒーローとその敵である悪役が一時的に手を組んで戦う、ってのも面白かったし。









ただ琉神マブヤーは最後まで出ませんでしたね( ´△`)

スーパーメーゴーサーをアニメで観たかった・・・沖縄方言でメーゴーサーは拳骨ですw






主人公の黒井津さんはかなり好きなデサインでした。
この手の作品だと、黒井津さんのポジションって『新人だけど熱意はある』ってタイプになりそうですが、全然そんなタイプではなかったですね。
そもそも実力があって、勤勉で出世欲もあり、搦め手も使いこなすキャリアウーマンでした。




途中でネス子になったり、ダークブレイダーになったりしてましたが、実は生身でもかなり戦えるんですよね。
原作読んだ限りだと、どうやらかつて戦隊ヒーローの1人だったっぽい。 まだ匂わせ程度ですけどね。
そう考えると、変身アイテムとか無しで幹部の1人とそこそこ戦えるってのは良いバランスなのかもしれない。
原作での黒井津さんの過去(匂わせ)はアニメ化されませんでしたが、観てみたいシーンでしたね。 てっきり最終回に持ってくるんだと思ってた。最終回は完全アニオリだった/(^o^)\






この作品の偉大なる発明、ウルフくんちゃん()




元はこうなるはずだったのが、





首領閣下の『可愛くないから』の一言で仕様変更w

敢えて言おう、グッジョブ( ´∀` )b
ウルフくんちゃんに限らず、アガスティアの怪人は初期案からの変わりようがひどいw





色んな部署の思惑が入り交じり、最終的にキグルミになったカノンくんw
デザインは変わったけど、大まかなコンセプトは変わってないから、この見た目でそこそこ強いの好きでしたわ。
そして、何度見てもネクタイが謎過ぎるw





8つのサポート用の龍の首を持ち、猛毒攻撃を仕掛けるヒュドラちゃん。





予算の関係で最初は龍首も1つ、猛毒は未実装w





結局、最終的にも龍首は4つ止まり、毒も未実装というw
何はなくとも毒だったんじゃねぇかな。






バレンタイン怪人メルティちゃんは、チョコの異物混入が発覚し、バレンタインに間に合わなくなりパワーダウン/(^o^)\
『食べる訳じゃないから異物混入してても良くね?』とは思うけど、アガスティアだからねw コンプランス違反、ダメ絶対w

こんな感じで、怪人の作成に失敗しまくってるの良かったです。
と、まぁ個人的には大好きな作品なんですが、まぁ触れなきゃいけないとこがありますよね。
この作品観てた方なら御存知とは思いますが、












作画が万策尽きてる(;∀; )

途中から『おやっ?』と思うことはあったけど、10話以降は本当に酷かったですね。
途中までは黒井津さんもウルフくんちゃんも可愛かったのに、よりにもよって温泉回で作画を崩壊させるセンスの無さよ。







この頃のウルフくんちゃんの温泉回を見せろよ!!




ここだけは頑張ってる感ありましたね。
前後があれなんで『顔変わってね?』の方が印象深かったけどw





クソダサOP(誉め言葉)
歌詞もダサけりゃ、OP映像も古くさい。
ケツカラビームデル、とか空耳要素もあるとか、とても令和アニメとは思えないOPでしたねー、好き()
妙に耳に残って1日中脳内で無限リピートしてた日もありました/(^o^)\




あと、毎回最初のナレーターが変わってましたね。
実は歴代ヒーローの俳優さんが声を当ててました。

1話 シャリバン
2話 スカイライダー
3話 レッドマスク
4話 バロム1
5話 メタルダー
6話 ジバン
7話 ウルトラセブン
8話 ブルービート
9話 オーレッド
10話 王蛇
11話 ジライヤ
12話 キカイダー




全部知ってるやつ、アラフィフ・・・下手すりゃアラシクやろw
アラフォーの俺でもリアルタイムで観てたの王蛇くらいだぞ。ジバン・ブルービート・オーレッドは子供の頃観てたかな、くらい。
というか、こういうとこに金かけるくらいなら作画に()





ローカルヒーローもだけど、実は『天体戦士サンレッド』も作中にいたりw
モブだけど、こういう仕込みしてくれるの嬉しいね。


ちょろっと漫画読んでたくらいで、アニメは観てないけど、OPは好きでした。 踏んづけても踏んづけてもついえぬ悪は~♪ガンコでしつこい油汚れによく似てる~♪

しかし、原作漫画の出版社も違えば、アニメの制作会社も違うのに、良く出せたなぁ。
『正義のヒーローと悪の組織の対決をテーマにしたコメディ』というジャンル自体は、言われてみればまんま同じなんだけどね。 言ってしまえばそれだけだし()





こんな感じ!!
原作漫画の持ち味は活かせていたし、アニオリ部分もやりたいことがハッキリしていて、『特撮好きを楽しませよう、驚かせよう』という気概は感じる作品でした。
それを踏まえた上で、現在のランキングがこちら。



【個人的2022年冬アニメランキング】(暫定)
1.その着せ替え人形は恋をする
2.プリンセスコネクトRe:Dive season2
3.明日ちゃんのセーラー服
4.スローループ
5.異世界美少女受肉おじさんと
6.からかい上手の高木さん3
7.怪人開発部の黒井津さん
《越えられない世界線》
8.失格紋の最強賢者




流石に、後半の作画崩壊はフォロー出来んかったなぁ。 
ローカルヒーローとか、サンレッドとか、ナレーターとか、面白いことはしてたけど『それ以前に作画を頑張ってくれよ!』だったんですよね。
過度な神作画を求めてはいないんだけど、黒井津さんとウルフくんちゃんの作画は崩してほしくなかった。

だが、余は寛大な男だ。
失敗も、三度までは許そう。
しかしお前は、
よりにもよって温泉回で作画を崩してしまった。
さらに、ローカルヒーロー枠で『琉神マブヤー』を出さなかった。
そして、アニメで描かなかった黒井津さんの過去・・・
だが、ウルフくんちゃんを生み出した功績を余は忘れておらん。
これが最後のチャンスだ。
もしお前が次に余の前に現れた時(二期)に、神作画の温泉回がなかったら、余はこの三本目の指を折る!
・・・よいな?




って感想。
とはいえ、原作ストック使いきってるから二期は無理そうだけどねー。

まぁ作画に不満こそあれど、それでも失格紋とは比較にならんのやけど。
お前ごときが黒井津さんと並び立てると思うな()
んじゃ、今回はここまでー。
次回はいよいよ、冬アニメレビュー最終回!!