Switch版『LIMBO』クリアー。
謎の森に迷い込んだ少年が、妹を探して奥へ奥へと進むゲームです。
10年くらい前、VITAで体験版プレイしたのが初めての出会いですね。
いやー、死にゲーでござった()
主人公の少年、マジで雑魚いんで本当に直ぐ死ぬんですよ。
少し高いところから落ちたら死ぬ
少し深い水溜まりに落ちたら死ぬ
木箱が頭に当たったら死ぬ
感電したら死ぬ
銃で撃たれたら死ぬ
チェンソーに触れたら死ぬ
後半はまぁ当然ですけど()
それでも『このくらいなら大丈夫かな?』ってところで飛び降りても余裕で死にます() HPゲージとか無いんで、DEAD OR ALIVEです。
プレイヤーに無理なことは主人公にも無理っていう/(^o^)\
まぁ普通にゲームとして面白かったです。
主人公のやれることが少ない(ジャンプ、掴む、ボタン操作くらい)分、謎解きに集中出来ますしね。 トライ&エラーの繰り返し。
俺はセール中に買ったから200円くらいだった()
お勧めです( ^ω^)
閑話休題、ここからが本題。
今回はアニメレビュー。
前振りトークの『LIMBO』が暗かった分、今回は可愛い絵柄の作品ですね。
メイドインアビス!!!
漫画原作のアニメですね。
前回のヒントが、
①2017年夏アニメ
②メイド物
③金髪眼鏡っ子と褐色ロボっ子と獣耳娘の冒険ファンタジー
だったんですが、まぁその通りです。
画像には金髪眼鏡っ子と褐色ロボっ子しかいないですけど、後から獣耳娘もパーティ入りします。
サブキャラですけど、メイドっぽい子も出てきます。 まぁ男の子ですが()
謎の大穴『アビス』。直径1km、深さは未知数(暫定2万m以上)。
その中には数多の謎の生き物や、謎の技術で作られた『遺物』というアイテムがあり、数多の探掘家がアビスへと挑みます。
そこにあるのは『憧れ』。
そんな感じで、金髪の眼鏡っ子リコと、褐色ロボ少年レグ、そして獣耳娘ナナチの3人が、アビスを探検する物語です。
イラストが可愛いのは本当だし、何も間違ったことは言っていないが、色々と度し難い作品である。
前回レビューした『けものフレンズ』が『本当の意味で優しい世界』だとしたら、今回の『メイドインアビス』は『容赦なく厳しい世界』である。
久々の嘘である構文w
まぁメイドインアビスもメジャー作品なので、騙せはしないでしょうが()
マジで色々とハードモードな作品ですね。
そもそも『アビス』自体、
こんな感じに、1度潜ったら戻るのは困難ですからね。
低層ならともかく、三層以下は戻るのも命懸け、五層以下は普通は戻れんってレベル。
この上昇負荷が最大のネックで、ちょっとした坂を上るのも、嘔吐したり昏倒したりです。
降りるのは問題ない辺りエグい。
ここからはキャラ紹介。
あ、ここから先はグロい画像とかも出てくるんで、苦手な人はお気をつけて。
【リコ】
金髪眼鏡っ子のリコちゃん。
英雄である探掘家ライザの娘で、母からの『奈落の底で待つ』という手紙を見たことによりアビスに潜ることを決意する。
身体能力は低いが、アビス研究で得た知識と、その鋼のメンタルが長所。
メンタルのヤバさが伝わる1シーン。
毒にやられて腕を切ることを決意した時も『まだ探検を続けられるように【腕の骨を折って】そこから骨ごと腕の切除をしろ』と命じるレベル。 普通なら『肘を外して、そこから切るのがデフォ』らしい。 知らそん。
【レグ】
褐色ロボのレグ。
どうやらアビスで作られた『遺物』っぽい。 メイドインアビスってタイトルはそういうことなんでしょう。 ちなみに、リコも『アビスの底で産まれた子』なので、ある意味メイドインアビスですね。
そんなレグが地上に辿り着き、リコと出会うところから物語は動き出します。
身体能力は高く、腕はワイヤーで20mくらい伸びる。何よりアビス製故か上昇負荷の呪いが効かないのが強い。 腕からは『火葬砲』というヤバいビームも出る、リコには出来ない肉弾戦担当ですね。
とはいえ、アビス世界で最強って訳でもなく、
・体重軽いんで持ち上げられると何も出来ない
・火葬砲は撃ったら10分後に必ず昏倒、2時間は目覚めない
と、弱点が分かりやすいのは面白い。
特に1対1ならまだしもアビスの自然の中で、2時間昏倒してたらリコがヤバくなるし。
あと、メンタルが弱く、すぐに動揺するし、よく泣く。 まぁこれはリコが強すぎる感もあるけど。
寝てる間に捕まって、こんなことされたりもする()
絵面で見ると『変態かよw』ってなるけど、この時に片腕切除されてるんで、割とヤバかったシーンですね。
【ナナチ】
フカフカの兎系獣人、ではなく元は普通の人間。
『アビスの呪い』を受けて、人外の姿に変わってしまった『成れ果て』ですね。 そういう意味では、この娘もまた、メイドインアビス。
『成れ果て』でもレア中のレアケースで、精神は人間のまま姿だけ変わってしまったケース。
ミーティの変化シーンは原作でもアニメでも、すこぶるお辛いシーンでしたわぁ(゚ω゚)
そんな異形になったルーニィを、レグが『火葬砲』で葬ったことから、ナナチも一緒に旅に出ることになりましたとさ。
アニメの範囲だと、前半は前半で普通に面白かったですが、やはり本気を出してきたのは10話からでしょうか。
繰り返しいうけど、前半も面白いよ。【不動卿オーゼン】とか、すごく良いキャラしてるし。
まぁそれでもやはり起点になるのは10話なんで、その話を。
相手は素早く、普通に逃げるのは不可能。
やむをえず、上昇して一時待避。ところがどっこい、ここはアビス。 前述の『アビスの呪い』こと上昇負荷のダメージがついてくるんですよ。
やべぇ( ・ω・)
何がやべぇって、これ上昇負荷のダメージであって、毒のダメージじゃないんですよね。
毒は毒で、こうなってるし。
こうなったので、前述の『腕を切り落として』って話になった訳です。
ちゃんとエグく描写されてましたよ。
俺、この10話は夜中に観たんですが、そのあと2時間は眠れなくなりました()
ちなみに、このあとナナチが助けてくれた感じです。 リコも腕の切除まではしなくて良くなりました、若干動く程度ですが。
さぁ、ここからは映画の話。
前述のクソ野郎こと『黎明卿ボンドルド』との対決の話ですわ。
映画の『深き魂の黎明』。 ダース・ベイダーみたいのが黎明卿ボンドルドで、抱っこされてるのがその娘のプルシュカ。
ボンドルドがやべー奴なのは分かるけど、下層に行くためにはボンドルドの住んでる基地を通過しないといけないって状態ですね。
そして、下層に行くには特殊なアイテムが必要で足止めをくらう、というお話。
対面したボンドルドも、何故か丁寧に対応してくれ、一行は下層へ向かう為の方法を考えながら、基地に留まることに。
前半はとにかくプルシュカが可愛い。
リコとも仲良くなり、プルシュカにも『一緒に冒険に出たい』という想いが生まれる。 この過程が非常に丁寧に描かれています。
ところが後半。 これまで友好的だったボンドルドが本性を現してからが本番。
色々すったもんだ挙げ句、プルシュカがどうなったかというと、
こうなる()
ボンドルドの発明品で『カートリッジ』と言われるもので、これを装備すると『アビスの呪い』を肩代わりさせられるという優れもの。
難点としては、完成品とは程遠いので持続時間が短く直ぐに別のカートリッジに交換が必要ということと、材料が人間ということでしょうか()
まとめると、こういうこと。
だから、めっちゃ怖い話なんですけど、これ箱詰めされちゃってるけど、この時点ではまだ生きているんですよね( ・ω・)
そして、カートリッジとしての役割が終わったら死ぬ。
有名な『プルシュカがこぼれちゃう』はこのシーンですね。アニメだと、この時の叫びは必聴です。
最終的に、プルシュカは白笛というアイテムになったので、一緒に冒険の旅に出る、という意味では目的を達成できたとも言えますね()
これが、ボンドルドがゲス野郎でそんなことをしたってことで理解も出来るんですが、こいつ単純に探究心でやってるサイコ野郎なのが腑に落ちない。
面白かったけど、スッキリはしないアニメ本編&映画でした。
既に来年2期も決まってるんで、観るなら今が良いタイミングかと( ・ω・)
これは余談なんだけど、こんなグッズも出てるみたいです。
お湯を注いだら変化する!じゃないんだよw
いや、思いついちゃったんだろうけどね。とんだ遺物だわw 度し難い度し難い。
さて、最後に次回レビュー作のヒントをば。
①2017年冬(1~3月)アニメ
②(一応)漫画原作のメディアミックスプロジェクト
③アプリがかなり評判になった
今回もメジャー作品なので、ヒントが書きづらい/(^o^)\ ジャンル書いたら一発なので。 まぁそれもある意味ヒントってことで。
ではではー。