ゴールデンポポベリー賞2020 | ぽっぽの何となく日記

ぽっぽの何となく日記

中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。




新年1発目の画像が酷くてすまないw
皆様、2021年もよろしくお願いします。
はい、今回は『今年ぽっぽが映画館で観た映画の中で最低だった作品』を決めようと思います。
ゴールデンラズベリー賞の俺verですね。 ちなみに昨年のポポベリー賞は『ドラゴンクエスト ユアストーリー』でした。 ありゃあ酷かった(゚ω゚)
今年のノミネート作品(映画館で観た映画)がこちら。


パラサイト 半地下の家族
僕のヒーローアカデミア ヒーローズライジング
シグナル100
ヲタクに恋は難しい
犬鳴村
スケアリーストーリーズ 怖い本
劇場版SHIROBAKO
ミッドサマー
透明人間
ぐらんぶる
Fate/stay night[heaven's feel]3
事故物件 怖い間取り
TENET
鬼滅の刃 無限列車編
魔女見習いを探して
真鮫島事件
約束のネバーランド



昨年と同じように惜しくも(?)受賞を逃した2位と3位も挙げておきます。
まずは3位から。







《3位》
【約束のネバーランド】


年末に観たばかりのやつが、ギリギリでランクインw
感想は書いたばかりなので差し控えますが、12月レビューの記事に書きたいことは全部書いてます。
設定弄るのは良いけど、それするならキャラの台詞とかもその設定に合わせましょう。それをする気の無い意識の低い作品なんですね、ということです。

後はまぁこの作品に限った話じゃないけど、いい加減『実写作品の髪色まで原作に寄せる』の廃止されないかな。 俺、実写作品の中でもDEATH NOTE(初代の前後編映画)は好きだったんだけど、あれとかはライトの髪型は黒のままだったしね。 そこだけの問題じゃないけど、設定を変えるなら、そこの設定も変えて許されんじゃないかなーと思う。



 
 

《2位》
【ヲタクに恋は難しい】


3位の約ネバは、そうは言っても『改変失敗』レベルだと思いますが、こちらは露骨に『改悪』でしたね。 そもそも、何故ミュージカルになったの・・・?
なんと言うか『これ作ってるのオタクじゃねぇな・・・』って感じでした。
オタクルームのレイアウトが中途半端に色んな作品のキャラをちょいちょい持ってきてたり、途中のミュージカルパートではラブライブをパロってましたが人数多い必要性ないのに9人でなかったり。 にこコスプレとルビィちゃんコスプレ混ぜてるのは、割りと素直にイラッとした。
途中ニコニコ風の字幕が流れるシーンがありましたが、これもショボいの一言。 文字が少なくて弾幕になってない。やるなら画面埋まるくらい、やってくれよ。

一番許せなかったのは、先輩カップルの扱いですね。 原作だと、もう1組の主人公ってレベルで扱いが大きく、最新刊ではとうとう結婚までしたカップルなんですが・・・・・・今作では仲良い描写は全く無し。 それどころか喧嘩してて、互いに『主人公カップルの異性の方を部屋に連れ込む』という、浮気と取られても仕方なしな行動に出る始末。 あれ、面白いと思ってやったんだろうか? 何が酷いって、それがキッカケで主人公カップルに何か心境の変化が起きる訳じゃないってとこなんですよね。 『先輩カップル男と主人公カップル女が部屋に戻ったら、互いのパートナーがコスプレしてた。それを見て先輩カップルは喧嘩を始め、主人公カップルはそそくさと退室。その後、2人でダラダラ喋って何となく良い話風になって映画終了。』って感じ。 寝てもいないのに、まるで意味が分からなかったわ。

この映画で唯一誉められる点としては、内田真礼さんが本人役で登場して『ギミー!レボリューション』歌ってくれたことくらいですかね。




俺、この曲めっちゃ好きなんだわ。
おかげで、映画としてはクソだったのに、観終わった後の感触は悪くなかったw
感想聞かれて『いや、悪くなかったよ。内田真礼が本人で出てきてギミーレボリューション歌ってたし。他にも・・・・・・・・いや、他は褒めるとこ一切ねぇな。』ってなって、クソだったことに気付きました。








《ポポベリー賞2020》
【シグナル100】


今年のポポベリー賞は『シグナル100』でした!!!




これも漫画原作の実写化ですね。今年は上位3位が全部だわ。
所謂デスゲーム系で『とある教室の生徒達が担任に催眠術をかけられ、100個のタブー(シグナル)を決められ、それをしてしまったら自殺する。』というものですね。 ポイントとしては、そのシグナルが何なのか最初のうちはわからない、ということ。 例えば『教室から出る』はセーフで、『学校から出る』がアウトなんですけど、それが提示されてる訳じゃないから下手に動けない。 例えば『トイレに行く』とかもシグナルになってる可能性があるので、誰かが命がけで確かめなきゃいけないんですよね。 その辺で緊迫感出せる設定ではありました。
原作はまぁそんな感じの、良くも悪くも普通のデスゲームなので、読んでて苦痛とまではいかないです。

この映画の問題はやはり『改悪』ですね。この原作で俺が一番評価してたのって、担任の動機と、催眠の解除方法なんですよね。
学級崩壊しているクラスで、生徒に虐げられ続けた担任教師。 そんな彼がクラスの生徒達に復讐する為にかけた催眠。その解除方法は『心の底から先生に謝罪をすること』。 それだけ、と思われそうですが、自分が命の危機に晒されていて、その元凶に対して自らの起こした行為を恥じて謝罪する、ってまず無理だと思います。 実際、出来たの主人公だけだったし。 だからこそ、そこに舞台を学校にした意味があったんだと思います。 虐められて狂ってしまったけど、この担任も『教師』だったんだなと。 悪いことしたらごめんなさい、で許そうと。

ただ、この映画だとそもそも学級崩壊してないんですよね。 先生役も中村獅童で、生徒受けが良い感じ。 あろうことか、この映画『そもそも先生がサイコパスで自分の実験の為に生徒に催眠をかけた』って改変されてるんですよ。
この時点で『良くも悪くも普通のデスゲーム』だったのが、そこから俺の個人的評価ポイントを省いちゃってるから『出来の悪いデスゲーム』に成り下がっちゃってるんですよね。
しかも駆け足だから、どう考えてもシグナル100個も要らんよなってなるし。原作より流れも大幅省略。 見せ方も良くなかった。
本当、橋本環奈は可愛かったけど、他は全部ダメでしたね。 橋本環奈好きですけど、出る映画で思い出せるのは大体クソだなぁ。かぐや様とか。


はい、こんな感じです。
どうやら俺は『原作付きを「改悪」されるのが嫌』みたいですね。 
やるなら実写ならでは、を見せてほしいけど、悪くされるなら当然批判はします。
そういう意味でも、DEATH NOTEは良かったんだよな。 原作とは全く違う形での着地だし、そこに無理はなかった。 個人的にメロメア苦手だったんで、きちんと月とLの対決で決着つけてくれたDEATH NOTEは本当好き。
ちなみに今年のベスト実写は『ぐらんぶる』ですね。何で原作より肌色の量が増してるんです・・・?

さて、次回はベスト映画を語る『ポポデミー賞』になるはず。
いつになるかは分からんけどね。 今回の記事の殆どは昨年のうちに書き上げたものなので。
んじゃ、午後の仕事も頑張ってきまー。