12月度映画レビュー | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。



メリークリスマス!!!



大文字で言ってみたけど、めでたくもなんともないですけどね()
昨晩は無料公開されてた『娘の友達』読んで、シャドバのストーリーやりながら寝落ちして深夜3時頃起きました。性の6時間とやらはスヤッスヤでしたねw




さて、今日1つ映画観てきましまが、これで今年は映画見納めです。
映画館で観たのは17作品。 昨年が23作品だったので、結構減ってます。
まぁ今年はしゃーなし。 あの迷惑なウイルスとかで延期が相次いだり、そもそも映画館が閉まってる時期があったり。
まぁそれでもそこそこは観ているので、今年も良かった映画と悪かった映画を決める、ポポデミー賞とポポベリー賞の記事はやろうかと思いますわ。
まずは、12月度の2本分感想記事を。




【真・鮫島事件】

ぽっぽ評価:4点(最大5点)

クソみたいなポスターからダメ映画臭半端無かったのですが、意外や意外、ここ数年のJホラーの中では一番楽しめました。少し前の『事故物件』みたいにギャグ方面で、ではなくちゃんとホラーとして。
ざっくりとした粗筋書くと『コロナ渦で同窓会も行えない為、リモート飲み会をしている男女六人の若者達。 そのうちの3人が「実は昨日、鮫島事件の元となった空き家に行ってきた」と話す。その後、色んな心霊現象が起き、一人一人消えていく。』といった、今の時代らしいホラーですね。
各自、部屋の中から出れなくなって停電もしているのにPCの電源はついているとか、画面上に表示される自分の後ろに女が立っているけど振り返っても誰も居ないとか、色んな手で怖がらせようってのが良かった。 しかも手数が豊富w 上映時間の殆どがホラータイムでしたね。

そもそも、この鮫島事件というのがかなり前のネットのネタで『鮫島事件という詳細は分からないけどやべー事件があった』というネタだけの存在なので、話は自由に膨らませられるんですよね。 噂が恐怖の本体で、人々がそれを話すと同時に呪いが感染していく。 リングのビデオみたいな感じです。 それを、コロナみたいと時事ネタに絡ませたのは面白かったなと。

ちなみに、この映画観に行った時、観客は俺1人でしたw  確か人生初ですね。 それもまた怖さに拍車をかけていたかもしれない。 





【約束のネバーランド】

ぽっぽ評価:1点(最大5点)

ジャンプで連載していた漫画の実写映画化ですね。
地雷とは分かっていたけど、怖いもの見たさで踏み抜きに行きました。 後悔してます(笑)

ざっくりとしたあらすじとしては『孤児院で生活する少年少女達。 優しいママに育てられた彼らは最長でも12歳が来たら孤児院を出ることになる。 だが、そんなある日主人公のエマは「ここは孤児院ではなく、鬼達に食用人間を出荷するための農場だ」という真実を知ってしまう。 孤児院からの脱出が始まる』的な感じ。
漫画もここまでは読んでて普通に面白かったですね。 でも、映画は駄目でした。

まず原作では12歳なんですが、映画だと16歳に変更されてます。 そして主演の浜辺美波さんが現状20歳で、まぁ16歳でも厳しいのですが、12歳はまず無理なんで、そこで変更になったかと思われます。
ただ、問題なのは作中のエマの台詞なんかをそのまま持ってきていることですかね。 12歳だからこそ許されていた奔放さ、みたいなものが、16歳にしては幼稚に見えてしまうんですよね。 ただ単純に俳優の見た目を合わせる為に年齢上げただけにしか感じられなかった。 

そういう調整の為には設定いじらないくせに、いじらないとこで変な改変しちゃう作品でもありましたね。どうしても気になった点が2つありまして。
1つはエマが、味方のレイに忠告するシーン。



ここですね。
ここって、エマがニコニコしてる奔放なだけの少女じゃないという象徴のようなシーンなんですよね。
命に関しても取捨選択しがちなレイに対する怒りを抑えて忠告するシーン。
原作でトップレベルに好きな表情。



アニメでも迫力ある顔してますw
ただ、これが実写では出せてなかったというか、ちょっとムーディなBGM流して、少し良いシーンみたいな演出になってましたね。 解釈違いや( ´-`)





あとはこのシーン!!
農場を火事にして、その間に子供達は脱出。
慌てて追おうとするママを止める最年少のフィル。
脱出したはずの子供が何故ここに?ってシーンです。
これは『全員脱出を目的としていたエマだったが、それは難しいと判断。 フィルとも相談し「4歳以下は置いていく」という苦渋の決断をした』ということなんですね。 それを漫画だと先にママの前にフィルを出すことで、読み手にも『何でここに?』ってさせることができます。
ただ、実写だと何故か先にエマが「4歳以下は置いてきた」って説明した上で、このシーンだったんですよね。 順番入れ変えた意味が全くわからない。
変えても成立は勿論するけど、魅せ方としては元の方が絶対に良かったと思うのよね。
本当、謎改変でした。

ちなみに役者陣だとママとノーマンはまぁ良かったです。 レイ役がイマイチ・・・・演劇っぽい演技になってた感じで、他キャラと比べると浮いちゃうんですよね。 
渡辺直美は期待しすぎたかなー、CMでみた以上のインパクトはなかった。 
後はまぁ、普通の子役達でしたね。
もういっそ、全部日本設定にして良かったのに。これで全員英語名は無茶があるわ。


こんな感じ!!
とりま、近々ポポデミー賞とポポベリー賞の記事やります。
ちなみに、今年映画館でみたラインナップがこちら。


パラサイト 半地下の家族
僕のヒーローアカデミア ヒーローズライジング
シグナル100
ヲタクに恋は難しい
犬鳴村
スケアリーストーリーズ 怖い本
劇場版SHIROBAKO
ミッドサマー
透明人間
ぐらんぶる
Fate/stay night[heaven's feel]3
事故物件 怖い間取り
TENET
鬼滅の刃 無限列車編
魔女見習いを探して
真鮫島事件
約束のネバーランド


それぞれトップ3とワースト3を紹介する形になるかと思いますわ。
んじゃ、今回はここまで~。