おとうさんの 泣けたひとこと。 | アバターもえくぼ

アバターもえくぼ

6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

この世には、

おぎゃーと生まれてすぐに

笑いの星にきたような

ひと(猫)が存在します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかあさん。

さっそくやってしまいました。

 

 

 

 

 

 

プロフィールの部分で

 

6畳×6畳のところを

60畳×60畳と

書いていたようです。

 

(優しいフォロワーさん

教えてくれてありがとうございました。)

 

 

 

 

 

 

ほんとだね(笑)

 

 

こんな風に、今後も

ちょくちょくやらかしますので

これから暖かい目で見守ってください。

 

 

そんな私に負けじと

アバちゃんもおもしろさの塊です。

 

 

レスキューされたあと

こんな悲惨な状態でも

 

 

 

 

 

何だかいつも

笑わかせてくれてました。

 

 

 

 

 

 

サンシャイン池崎??

 

 

 

 

 

もちろん、本人は痛みもあっただろうし

地獄のかゆみも

あったと思います。

 

 

お世話入った時、どこからともなく

 

カサカサカサカサ

カサカサカサカサと

 

カブト虫があるくような音が

聞こえてきたと思ったら

 

 

それはアバちゃんが

ひたすら頭をかきむしる音でした!

 

 

カンペーちゃんじゃないけど

「かいーの」という心の声が

聞こえてきそうでした‥。

 

 

 

カサカサの音に合わせて

赤いツユや、肉片が飛んゆく。

 

 

 

でも、そんな中でも

馬のようにごはんを食べ

 

 

 


 

 

 

 

ごろごろと甘えてきてたアバちゃんに

 

 

 

 

悲壮感より、逞しさを感じてたほどです。

 

 

そんなアバちゃんを

我が家の家族に迎えることを決心したとき

 

 

単身赴任中のおとうさんが

「いいよ」と言ってくれるか

かなり悩みました。

 

 

(我が家は子供がいないので

家族は夫だけです)

 

 

こうやってツキネコのスタッフさんの

おかげで

傷もすっかり治り

この状態で家に連れていける

私はなんてラッキーなんでしょう。

 

 

 

 

 

 

しかしながら

私はずっと酷い状態から

見ているので現在の姿が夢のようですが

 

 

一般の人からみたら

何かとても大変そうに見えます。

 

 

単身赴任のおとうさんに

今までのいきさつを全部話し

 

目をそむけたくなるような写真も

全部見せました。

 

改めて書きますが

私は子供のように大切にしていた

おしゃべりインコのぴなちゃんを

去年の4月に亡くし

 

ペットロスが重かったことも

おとうさんには心配だったようです。

 

 

長い長い沈黙がありました。

 

 

「やっぱりダメなのかな」と

思った時電話のむこうで

 

おとうさんがポツリと言いました。

 

 

「今度帰るときはいるんだね。。

 

おとうさんに懐いてくれるかな。

 

一言でした。

 

その瞬間、おとうさんの

ジャガイモみたいな顔が

涙でぼやけて見えたことを覚えています。

 

 

その後、お正月のために帰省したおとうさん。

 

おとうさんの台湾バナナみたいな指で

撫でられて

とっても嬉しそうなアバちゃんでした。

 

 

「思ったより大きいね」

「思ったよりハゲてるね」の

言葉には笑ったけど

 

 

あーちゃん、良く来たね」の

言葉には鼻の奥がつーんときました。

 

 

 

 

 

 

 

アバちゃんが来てから

もうすぐ半年。

 

ほがらかなアバちゃんのおかげで

毎日、楽しく暮らしています。

 

 

そしてあの時

 

「おとうさんに懐くかな」と

 

はにかみながら

言ってくれた夫の言葉を今でも忘れられません。

 

 

家族の同意や理解がなければ

動物を守ること、幸せにすることは難しいです。

 

 

あの時のおとうさんの言葉を

宝物にして

我が家はゆっくり家族になっています。