引用:リサ・レネイ Systems_of_Energy- アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

 

 自分の生活におけるエネルギーを管理し、改善する為には、エネルギーがどこから来て、誰から供給されていて、どのように循環しているのかを知る必要があります。

 一般の医療で診断される多くの行動異常や疾病状態の原因として観察されるのは、エネルギーが衰退した状態です。

 

 長期に渡って一貫したエネルギーの損失がある場合、人間の体のシステムの崩壊が引き起こされるのを観察することができます。

 それは、その人がバランスの取れた健康を作り出したり、自己認識を高めたり、より高い意識へと更に拡大する能力を損なうものです。

 

 これは、人間や人間以外の支配者によって実行されている人間の意識を抑圧する計画が働いているからであり、これは、地球と人類の両方からエネルギーの損失、エネルギーの漏れ、エネルギーの収穫を促進する閉じられたエネルギーシステムが広まった結果です。

 彼らはこれによって、人々のエネルギーを吸い上げたり利用したりすることができ、地球のエネルギーをハイジャックして、彼らのコントロール計画や人工的なタイムラインを顕在化させる為に利用しているのです。

 

 閉鎖されたソースのシステムとは、それ自身の内外から新しいエネルギー源を受け取ることができないタイプのシステムのことです。

 全てのシステムはエネルギーを必要とするので、このシステムは他の生物に寄生し、そのエネルギーを収穫するのです。

 

 しかし、閉鎖されたソースのシステムは最終的にエネルギーが不足し、エントロピーに向かう傾向があるので、最終的にはそれ自体が崩壊します。

 そのシステムが崩壊すると、時間が経つにつれて、そのシステムだけではなく、それを作り出した存在の消滅につながります。

 

 スピリチュアルな目覚めを経験していないほとんどの人は、主に低次のエゴの3層によってコントロールされているので、衝動のコントロールや自己認識の欠如により、欺瞞や恐怖、そして蔓延している闇の勢力によって簡単に操られてしまいます。

 エゴの3つの層はエントロピー的なシステムとして機能するので、エネルギーを流出させ、その人は失ったエネルギーを取り戻す為に、無意識のうちに環境や他の人に寄生する方法を見つけるのです。

 思考形態に溺れ、極めて知能が発達し、精神的に成熟しているものの、ハートをほとんど開いていない人は、このことを理解しようとはしません。

 このようなエントロピーの形態は、個人、集団、あらゆる種類の組織に当てはまります。

 

 ネガティブエゴの目標、すなわち「自己奉仕」という明確な目的の為に組織が形成された場合、その組織は当然、エントロピー的なシステムを明らかにする日々の運営に陥ることになります。

 これが修正されないまま時間が経つと、極端な寄生が起こり、そこから大量にエネルギーが搾取されることになります。

 もし大量のエネルギー搾取に陥っている人が、自分の低次のチャクラシステムの3つの層全てでネガティブ極性に陥ると、多次元体全体で電子の反転が起こる危険性が高くなります。

 このエントロピー状態はメタトロニック反転と呼ばれるものです。

 

 個人のレベルで今回のアセンション サイクルに参加する為には、個人主義的な自己中心的な自己に奉仕の姿勢から脱却し、変容することが必要です。

 また、本当の自分の核を失ったり、エネルギーを消耗したりすることなく、集団意識の中で自分の居場所を見つけることも必要です。

 本当の自分でない時は、エゴ的な見せかけを装う為にエネルギーを使い果たします。

 ネガティブエゴのアイデンティティを失いつつある時、本当の内なる自分を見つけ、エネルギーを高める新しい方法を見つけようとします。

 

 こうして私達は、集団意識の中で姿を現すかもしれない様々な役割や典型的な人を観察したり、そこに参加したりしながら、他者と居て自分自身が心地よく感じる能力を拡張する事を学んでいきます。

 最終的には、自分が無意識のうちに演じている役割や典型に気づき、自分が人前で見せる仮面の後ろに隠れている自分自身を取り除くことが目標です。

 

 無意識の仮面は自分のエネルギーを消耗させ、傷ついたエゴ、未解決の葛藤、脆弱性への根強い恐怖、そして見当違いの相手に寄せてしまった信頼の裏切りなどから作られます。

 集団の中で本物の自分でいるためには、偽りの自分を脱ぎ捨て、透明性を持って正真正銘の自分を表現することが必要です。

 自分が何者であるかを擁護する必要はありません。

 これを正しく成し遂げるには訓練が必要です。
 

 現時点で自分がどのグループに属していようとも、個人の霊的成長、カルマのサイクルを完了すること、そして個人のエネルギーの維持、保存、増加する方法を学ぶというより高い目的があります。