引用:Lightning Strikes (Shocking Changes) - アセンション用語集 (ascensionglossary.com)

Shocking Changes - ブログ (energeticsynthesis.com)

 

 アセンションサイクルを迎えているこの時期は、スピリチュアルな道を意識的に歩んでいるかどうかにかかわらず、魂の暗闇の段階を耐えている地上の多くの人々にとって、非常に困難な時期です。

 この時、より大きな集合意識のテーマとしてあるのは、まるで稲妻の閃光によって電撃が走り、暗闇に隠されていた混乱から、目の前にその内容が照らし出されたかのように感じるような出来事が起こるという事です。

 それは私達が、虚偽と妄想の構造の中に存在する権力闘争の中にある深い真実を見たり、より深く理解する為の機会です。

 

 そのような落雷に打たれた時に照らし出されるものは、自分の人生において恐怖に基づく、あるいは痛みを伴う出来事である可能性があり、それによって強烈なエネルギーが体内へと流れ込み、体のエネルギーのブロックと連動し、大きな不快感・不安・痛み・恐怖が表面化されたものです。

 人生でこの落雷のような出来事を経験する時、ほとんどの場合は、誤った構造だけでなく、無意識の中に埋もれている部分や、体に埋め込まれた細胞記憶が暴かれているのです。

 この内なる連動が起こった時にネガティブなエネルギーやブロックにぶつかると、大きな変化と潜在的な変容をもたらす霊的触媒として作用し、ペインボディにある表面的な恐怖や隠されていた恐れが、その人の思考・感情・行動・衝動として引き出されるのです。

 

 このような知識が無く、外的な衝動をコントロールする為に自分のマインドを律する力が不十分な場合、こうして内なる記憶が引き出されると、破壊的なパターン・苦痛・恐怖によって、人間ドラマの物語を周囲の人々と演じ続けることがあります。

 このような感情の引き金になるものの中には、過去世やその経験からのものもあります。

 過去世でネガティブな感情のテーマが未解決のままになっていたために、現世にその癒されていなかった感情の葛藤が持ち越されていることもあるのです。

 

 このような衝動やネガティブな物語が自分自身に現れた時に、目覚めた人は慈悲の心で観察することはできますが、それを自分の体で体現することを選択する必要はないと理解することが重要です。

 実際、その衝動の奴隷になり、無意識のうちにその物語を演じることを許してしまうと、重いトラウマになりかねません。

 これにより、集合意識から自動的に記憶が呼び戻され、それが自分の人生経験に何度も再現されることになります。

 脳内で同じトラウマのパターンを何度も繰り返せば繰り返すほど、神経系・脳・意識に刻印されていくので、精神的苦痛や体の痛み引き金、自我の傷といった破壊的なサイクルを止めることが難しくなるのです。

 

 これは、堕天使のようなネガティブな勢力によって更に操作される可能性があります。

 ネガティブ実体は、傷を見つけるとそれに飛びつき、痛みを増幅させるので、その人は呪縛の糸で引っ張られる操り人形のような状態になります。

 

 そのような痛みを伴う破壊的な感情パターンで操られるのを止めるには、そのネガティブな力を自分の体で再現するのをやめて、自分の衝動をコントロールし、内なる暴力に屈するのではなく、内なる平和の状態を選ぶという強い決断をしなければなりません。

 場合によっては人生を中断し、瞑想や内なる静けさを見つけるなどしてマインドを休ませ、体を受動的でリラックスした状態に移行させることも必要です。 

 

 内なる暴力とは、集合的無意識のマインドやペインボディの内容であり、内なる平和とは、それを超えた状態であり、スピリットとしての自己です。

 ペインボディに記録された無意識の内容との間に橋を架け、最高のスピリチュアルな自己と結びつけるには、天上からの落雷を受けるだけではなく、内なる繋がりを保つ為に、平和と愛を自ら選択しなければならない立場に置かれることになります。

 

 スピリチュアルなイニシエーションにおけるエゴの解体や落雷の段階とは、どのようなものでしょうか?

 

 それは、あなたが自分の人生という狭い枠の中で安心し、現在の考えや信念・将来への期待で満足している時、何度もその幻想の世界から呼び出されていたということです。

 そんな中で、どこからともなく衝撃的な出来事が起こり、あなたの日常の物語や、自分の人生がこのまま続くであろうと思っていた個人的なイメージが完全に破壊されます。

 あなたのアイデンティティを強化していた安心感や構造、調和していると思っていた鏡像のような人間関係や状況が、全く別のものであったことが明らかになるのです。

 

 雷が落ちた時には、自分に偽りの強さと安心感を与えていた交流の中に存在していた妄想や偽りに気付きます。

 その多くの場合、個人的な満足が砂上の楼閣、つまり誤った思考・信念・行動という不安定な土台の上に成り立っていたことに突然気付くのです。

 

 スピリチュアルな成長のこの段階は、内面と外面に衝撃的な変化とより大きな自己実現のきっかけになる可能性があります。

 自分を取り巻く状況に対して盲目であったことを理解するプロセスを経る時は、個人的に大きな混乱が生じる時期です。

 自分の盲点、つまり自分が騙されやすかったことに気付いたり、単に間違っていたところが見えた時、あなたは衝撃的な真実に直面しながら起こっている変化にどのように対処しますか?

 

 このように、別のレベルの意識や経験、スピリチュアルなアセンションへと導く個人的な通過儀礼の印である落雷に打たれるような気付きがあると、一般的には、感情的な処理の次の段階としてショックがあります。

 中枢神経系・脳・体は、過負荷で圧倒された状態に追い込まれ、落雷後に発生したいくつかのサイクルにより、肉体・感情体・精神体・霊体全体にその周波数が伝わっていきます。

 この波動がライトボディの層に定着すると、人は感覚が麻痺し、無気力になり、時間の中で、そして虚無の中で方向感覚を失います。

 これは人生の大きな激変であり、悲しみ・怒り・憐憫・混乱・不眠といった通常の反応を引き起こし、更には他者との対立に直面することさえあります。

 

 人が安心感やアイデンティティの基盤を揺るがすような変化を経験している時、存在の最も深い核にまで浸透し、衝撃波を反響させます。

 それは、その人を個人的な快適なゾーンから締め出し、現在のレベルを超えて感情的・精神的に成長することを促します。

 それは、自分が人工的に作り上げた世界やアイデンティティの構造が突然破壊されるという形で起こります。

 その世界は通常、自分自身や他人から自分の本当の気持ちを隠す為に築いた内外の障壁です。

 こうした精神体の構造は、個人的な防衛手段であり、自我の防衛機制と呼ばれるものです。

 それは特定の感情を隠し、自分の本当の内面の考えや感情を覆い隠す為に設けられた壁なのです。

 人が信じられないようなストレスやプレッシャーを受けている時、この壁が砕け散り、最終的には自分の内面の本当の感情が周囲の人々に露わになることがあります。

 

 激しい感情や痛みを伴う感情を抑え込んだり我慢すると、内なるプレッシャーが非常に大きくなり、過剰に反応したり、被害妄想に陥ったり、外面的な衝動や反応で被害者-加害者の役割を演じたりすることがあります。 

 内面の苦痛というレンズを通してしか物事を見ることができなくなると、識別力が失われますので、物事を個人的に受け取らないことが重要です。

 内面に隠しているものには細心の注意を払ってください。

 なぜなら、いつかは全てが明らかになり、時間が経てば必ず真実に直面することになるということを知っておく必要があるからです。

 

 落雷に打たれて痛みや混乱を感じて自分が混乱に陥ったとしても、まず覚えておくべきことは、これは破壊の中での創造的な行為であり、あなたをより高い意識状態へと導く可能性があるということです。

 ですから、過剰に反応し、恐怖で完全に麻痺してしまわないようにして下さい。

 このステージでは、人為的に作られた、あるいは、もはやあなたの霊的成長にとって生産的でない全ての偽りの構造を壊すように求められている段階なのです。

 

 もしもこの時、壁が崩れてきたことによって、あなた自身の非生産的な行動に関しての大きな真実が明らかになったのに、それに抵抗してしまうとどうなるでしょうか。

 それを受け入れる代わりに、他人の非を糾弾したり、闇の干渉を受けた周りの人に押し付けるということにより、「誰に責任を負わせるか」というエゴのゲームに参加するのであれば、自分の苦痛と困難を増大させるだけではなく、あなた自身がネガティブな霊に憑依され、更に周りの人にその苦痛を波及させてしまうリスクにつながります。

 

 人間は皆、いつかは被っていた仮面を脱いだり、見せかけの人生を打ち破る必要があります。

 そのまま仮面を被り続けたり、見せかけで生きたり、空想したり、人生が違うものだったらいいのにと願ったりするのは、更に事態を悪化させるだけです。

 なぜならそれは、自分の体裁を保とうとすることであり、崩れかけた現実を取り繕って維持していく為に、更に偽らなくてはいけなくなるからです。

 

 人が完全に打ちのめされ、激しいショックと痛みのこの段階を経験している時、自我は他者と向き合う事で起こっていることに対処しようとするので、自己愛的な傷や優越的な態度を表面に出すことがあります。

 この自己愛的な傷が現れ始めると、他者が実際に置かれている状況が分からなくなるので、自然な流れの中で考えたり他者と協力することが難しくなります。

 

 自己愛的な傷とは、その人の差し迫った問題や懸念が最も重要になり、全てを飲み込むブラックホールになることを意味します。

 痛みや恐怖にさいなまれている時にはそれしか見えなくなり、それが「私、私、私」という自己保存の意識を生み出すのです。

 

 自我の3つの層にある自己愛的な傷は、自分が生き残る為に必死なので、その死の苦しみの中で、内外の脅威を感じる思考形態や、人生の状況に対する深刻な不快感が生じています。

 それは終わりの無い強迫観念や長期に渡る不安といった内面の動乱につながります。

 

 人為的に作った見せ掛けや、自分の頭の中の幻想・障壁・欺瞞・ペインボディ・コントロール・感情的なトリガーは、あなたが好むと好まざるとに関わらず、この段階では限界に達していて耐え続けることはできないので、いずれは崩壊することを忘れないでください。

 これはあなたが自由に真実と向き合い、誤った執着無しに現実を正確に感じられるようにする為のプロセスです。

 霊的成長のこの段階は非常に困難ですが、私達は皆、この段階を経なければなりません。

 誰もこのスピリチュアルなアセンションの重要な部分から逃れることはできないのです。

 

 その段階にある人は、内なる暴力を取り除き、内なる平和の状態で生きる為に霊的な自由へと邁進し、意識のシフトを受け入れる為に必要な変化の途上にいることを忘れないでください。

 注意点は、一旦それが始まると、それに抵抗することも、そこから隠れることもできないということです。

 

 これは、あなたが「自己への奉仕」の意識から、「他者への奉仕」のグループ意識という大宇宙の知覚へと上昇できるように、より深い真実を解き明かす必要があるということです。

 意識を拡大し、人生における物事や宇宙における自分の位置をまったく新しい方法で見る機会を受け入れてください。

 

 スピリチュアルな道を歩んでいる人の中には、この激しい光の攻撃のプロセスを経験している他者、つまり自分の周りの愛する人達の為に、一定の距離を保っている人もいます。

 なぜなら、人生を変えるような大きな変化やシフトを経験している時は、激しい痛みや混乱に耐えかねて、彼らがあなたを感情的なもつれや人間ドラマに引き込もうとするかもしれないからです。

 

 あなたの愛する人・友人・知人が、何が起こっているのか分からずに混乱しているかもしれませんし、様々なイメージをあなたに投影しているかもしれませんし、記憶に欠陥が生じているかもしれませんし、過去世の典型的人物を演じているかもしれませんし、将来の生存の恐怖に脅かされているかもしれません。

  彼らは激しいエネルギーに完全に圧倒され、深い感情的な痛みや悲しみが表面化しているので、何が起こっているのかを深く理解することができないのです。

 

 このような激しい錬金術的な力が働いている時に、クリアで無条件の愛に満ちた空間を保持する為には、たとえ自分が大切に思っている人々がこのような激しい痛み・混乱・悲しみにさいなまれているのを見るのが苦痛であっても、そのプロセスに対して完全な観察者視点を保持することが重要です。

 スピリチュアルコミュニティにおいては、これは思いやりのある証人としての自己修練を要するものであり、身近な他者が自我の構造が崩壊しそうになって死の淵で暴れまわっている間、内面で深く激しい葛藤の中にいる間に、その感情的なプロセスや支離滅裂な感覚を決して引き受けないことが重要です。

 

 このアセンションのサイクルで、地球という惑星と自分の周りの多くの人々が、落雷とそのショックによって暗闇に墜ちて、ペインボディの処理に入っている中で、自分が奉仕者としてしなければならないことは何でしょうか?

 それは、自分自身に忠実であり、自然なリズムと流れに同調する為に、彼らとの間に適切な境界線を設定しなければならないということです。

 

 なぜなら、人々が個人的な心の痛みを処理している時、自分の痛みの感覚を誰かに背負わせようとして、他人を引き込もうとする傾向があるからです。

 一般的に、苦痛を感じている人の要求は、一緒に同情してくれる人を見つけることであり、あなたを自分の感覚に巻き込もうとする感情的な罠を仕掛けてくるからです。

 

 誰もが自分の足でスピリチュアルなアセンションの道を歩み、自分自身の感情の処理をしなければなりません。

 そしてそれは全ての人に固有のものであり、あなたは他人のレッスンを彼らから奪ったり、学びを妨げるべきではないからです。

 この時あなたが地球に対してできる最高の奉仕は、他人のスピリチュアルな成長の為のレッスンを引き受けることなく、自分自身と他者を無条件に愛することなのです。

 

 つまり、生命の自然なリズムを維持するセルフケアの為に自分で作ったリズムに留まり、自分自身に忠実で自然な流れを維持し、その為の条件を設定する必要があるということです。 

 人生における最大の対立・困難・問題は、内なる自然なリズムと調和していない時に発生します。

 その内なるリズムは、自分の内なるスピリットとの調和を維持することで整ってきます。

 内なるスピリットと同期していない時、人間は今この瞬間に存在し続けることはできないのです。

 神聖なエネルギーとのシンクロは、自分の価値を置いているものと調和し、自分の霊的な目的や使命と一致し、この世界で自然に基づいた真の在り方を尊重し、その在り方を許可した時に起こります。

 私達が内なる自己と調和している時、生命体としての真のリズムと調和を尊重しなければなりません。

 そうすれば、宇宙の法則に自分を同調させ続ける最高の霊的自己に耳を傾けることができるからです。
 私達が持つべき最も重要な関係性は、高次の力である神との関係、そして自分自身との内なる関係です。

 この激動の時代には、この関係性を日々築いていくことが最優先になります。

 この2つの最も重要な関係を大切にしてください。

 

  もしもあなたが、他の誰かの個人的なニーズを満たす代わりに、生命の自然なリズムに繋がる為のスペースを持ったが故に、その人が不満を抱いたとしたら、どうか彼らに優しくこう言ってあげて下さい。

 「私は自分の内なるスピリットに従っています」と。

 それを遠慮する必要はありません。

 そして、あなた自身のスピリットの導き以外には耳を傾けないようにして下さい。

 

 私達は、他者に対して判断や期待無しにありのままでいることを真に受け容れる前に、まずは自分自身に対する無条件の愛と受容を見出す必要があります。

 GSFの存在になる責任を受け入れるということは、高次元に整合し、主権を達成する為に、自分自身の権利を守らなければならないことを意味します。

 同様に、他者の権利を保護し、彼らが自由に自分らしくいられるようにし、彼ら自身の個人的な経験や認識に対する権利を守らなければならないことも意味します。


 闇と死の谷を横断している間は、どうか目を覚まし続けていて下さい。

 破壊の向こう側には創造次元があり、私達が達成する為に懸命に働いてきた高次の意識の深い悟りの灯が用意されているのです。