【タイトル】
ラン・オールナイト(原題:Run All Night)
【概要】
2015年のアメリカ映画
上映時間は114分
【あらすじ】
かつてはショーンに仕えてきた殺し屋のジミーは酒浸りになり、息子のマイクからは嫌われ、孫にすら会えない生活を送っていた。ある夜、仕事中のマイクは、ショーンの息子ダニーが殺人を犯す現場を目撃し、ダニーから追われることになる。ショーンから事情を聴いたジミーは、マイクの家に向かい、マイクを殺そうとしたダニーを撃ち殺してしまう。
【スタッフ】
監督はジャウマ・コレット=セラ
音楽はジャンキーXL
撮影はマーティン・ルーエ
【キャスト】
リーアム・ニーソン(ジミー・コンロン)
エド・ハリス(ショーン・マグワイア)
ジョエル・キナマン(マイク・コンロン)
ボイド・ホルブルック(ダニー・マグワイア)
ヴィンセント・ドノフリオ(ジョン・ハーディング)
【感想】
ジャウマ・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソンによるタッグは「アンノウン(2011)」「フライト・ゲーム(2014)」に続く3作目。また、リーアム・ニーソンとボイド・ホルブルックは「誘拐の掟(2014)」でも共演している。
ジャウマ・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演の「アンノウン(2011)」「フライト・ゲーム(2014)」に比べると、主人公が本当に信じられる人物なのか分からないということにはなっていない。ただ、過去に犯した過ちから周囲の人間(特に息子)から信用されていないという点で共通しているとは言える。
実質は半日程度の出来事で、ほとんどの場面が夜に展開していく。主人公のジミーが息子のマイクを助けるためにショーンの息子ダニーを殺したことで始まってしまった殺し合いは、主人公が死ぬか、敵が死ぬまで続くことになる。なかなか光明の見えない戦いも、ジミーがショーンを殺したことで夜が明けていく。そして、最後は西部劇のような展開になっていく。主人公が使う銃器もショットガンになっている。殺しに手を染めた男がその血で染まった体から逃げられない戦いになっていくところは、どこか「許されざる者(1992)」を思わせるところはある。
あくまでジャンル映画ではあると思うが、テーマ性がないわけではない。夜のニューヨークで繰り広げられる各所でのアクションも見応えはある。この手の映画にしては間違いなく当たり映画。
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【予告編】
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語)
<Amazon Prime Video>
言語
├日本語吹き替え
【ソフト関連】
<BD>
言語
├オリジナル(英語)
├日本語吹き替え
映像特典
├撮影の舞台裏:一線を越えた映像を目指して
├リーアム・ニーソン:アクション・オールナイト
├未公開シーン集(約32分)