タイトル
花よりもなほ
概要
2006年の日本映画
上映時間は127分
あらすじ
元禄15年。仇討ちに賞金が出ていた時代に、宗佐は父の仇討のために江戸にやって来る。
スタッフ
監督/脚本/編集は是枝裕和
音楽はタブラトゥーラ
撮影は山崎裕
キャスト
岡田准一(宗左)
宮沢りえ(おさえ)
古田新太(貞四郎)
香川照之(平野次郎左衛門)
浅野忠信(金沢十兵衛)
原田芳雄(小野寺十内)
感想
是枝裕和監督にとって初の時代劇映画。
父親の仇討のために江戸に出てきた侍の宗佐はなかなか刀を抜くことがない。加瀬亮演じる男から嗾けられてついに決闘となるが、驚くほどに弱い。岡田准一というキャスティングとこの手の映画のお約束を外すという意味で非常に興味深い場面になっている。
本作はこの宗佐が仇討ち以外の生き方があることを発見するという作品である。にしてはちょっと長く感じるし、登場人物もやや多すぎる印象はある。また、多くの芸人が出演しているが、馴染んでいたのは上島竜兵くらいで、それ以外の芸人は「芸人が映画に出ている」感は残っている。
咀嚼しがいのある映画だと思うが、映画の面白さという意味はもう一歩というところだろうか。また時を経て再見してみたい。
音声解説
参加者
├是枝裕和(監督)
├岡田准一(宗左役)
├古田新太(貞四郎役)
上記3名によるオーディオコメンタリー。基本的には古田新太が話を回している。古田新太によるぶっこみに岡田准一がたじろいでいる。撮影時の裏話を中心に、特に是枝監督が細かな演出の話まで言及しているが、是枝監督、岡田准一の話をみっちり聞きたい人にはお勧めしない。
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├撮り下ろしインタビュー
├是枝裕和
├山崎 裕