【作品#0242】エボリューション(2001) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

エボリューション(原題:Evolution)

 

【概要】

 

2001年のアメリカ映画

上映時間は101分

 

【あらすじ】

 

アリゾナ州の砂漠に隕石が落下し、現場近くの大学で教鞭をとる生物学の教授アイラは、同僚のハリーと共に隕石からサンプルを入手する。そのサンプルに含まれていた単細胞生物はあっという間に多細胞生物へ進化を遂げていく。

 

【スタッフ】

 

監督はアイヴァン・ライトマン

音楽はジョン・パウエル

撮影はマイケル・チャップマン

 

【キャスト】

 

デヴィッド・ドゥカヴニー(アイラ・ケイン)

ジュリアン・ムーア(アリソン・リード)

オーランド・ジョーンズ(ハリー・ブロック)

ショーン・ウィリアム・スコット(ウェイン)

テッド・レヴィン(ウッドマン将軍)

ダン・エイクロイド(ルイス知事)

 

【感想】

 

コメディ映画の名手アイヴァン・ライトマン監督が「ゴーストバスターズ2(1990)」以来、約10年ぶりに撮ったSF映画。主演したデヴィッド・ドゥカヴニーは「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)」の出演を断って(どの役かは不明)、本作に出演しているらしい。またラストカットでシャンプーの宣伝をするというのは監督の息子で後に映画監督になるジェイソン・ライトマンの提案だそうだ。

 

はっきり言って、「ゴーストバスターズ」の焼き直しである。男3人に女1人という組み合わせで、「ゴーストバスターズ」シリーズに主演したダン・エイクロイドが知事役で出演までしている。そのゴーストがエイリアンに変わっている訳だが、それは「ジュラシック・パーク(1993)」などの特殊効果を手掛けたティペット・スタジオが視覚効果を担当してエイリアンの映像を仕上げている。

 

特に話も特殊効果も目新しいところはないが、ライトなSFコメディとしては及第。ちなみにリード役にドジな設定を取り入れたのはジュリアン・ムーアの提案だそうだ。あくまでライトさが売りだと思うし、たまにはこんな映画も良いんじゃないかと思う。

 

【音声解説】

 

参加者

├アイヴァン・ライトマン(監督)

├デヴィッド・ドゥカヴニー(ケイン役)

├オーランド・ジョーンズ(ブロック役)

├ショーン・ウィリアム・スコット(ウェイン役)

 

上記4名による対話形式の音声解説。技術的なことや映画全体のことについてはアイヴァン・ライトマン監督が話し、他の3人はその場で思い出したことなどを話してくれる。特にデヴィッド・ドゥカヴニーはずっとジョークを飛ばしっ放しで、コメディ俳優のオーランド・ジョーンズが真面目に思えるほどだ。映画の雰囲気さながらで聞いていて楽しい気分になれる。できればジュリアン・ムーアにも参加してほしかったと思う。

 

 

 

取り上げた作品の一覧はこちら

 

 

 

【配信関連】

<Amazon Prime Video>

言語
├オリジナル(英語)

 

【ソフト関連】

<DVD>

言語
├オリジナル(英語)

├日本語吹き替え

音声特典

├アイヴァン・ライトマン(監督)、デヴィッド・ドゥカヴニー(ケイン役)、オーランド・ジョーンズ(ブロック役)、ショーン・ウィリアム・スコット(ウェイン役)による音声解説

映像特典

├メイキング・ドキュメンタリー

├未公開シーン

├ストーリーボード・セレクション

├視覚効果について

├フォト・ギャラリー

├プロダクション・ノート

├オリジナル劇場予告編集