NHKドラマ10「プリズム」
毎週火曜22時放送の連続ドラマ。
1話45分、全9話。
7月12日(火)に1話が放送されました。
▼公式サイト
【あらすじ】
引用 公式サイト
このドラマ、なぜ私は見ようと思ったか。
それはズバリ以下のポイントが気になったからです。
●「his」の藤原季節くん出演
●意味深キャッチコピー「初めて愛した人には忘れられない人がいた」
●森山未來が藤原季節に送るワケアリ目線
もしやこれは男×男×女の三角関係では？
つまり杉咲花と藤原季節のカップルに季節の元カレ森山未來が絡んでくるのでは！？
そんな予感がしたからです！
ところが1話、いきなり予想外の展開が。
1話は声優を目指し上京したものの芽が出ずアルバイト先の園芸店もクビになった主人公（杉咲花）が、草むしりのバイト先で知り合ったガーデンデザイナー（藤原季節）と恋に落ちる、というもの。
杉咲花と藤原季節が険悪ムードな出会いから実はお互い気になってました的に恋愛関係へ発展するテンプレラブは私にはどうでもいいです。（忖度なしの本音）
▼見た目は純朴そのものの杉咲花が一度目のデートで藤原季節とソッコー肉体関係を持つのは上京女子的リアル？
そんなことより杉咲花の父親です。
主人公が中学生の時に離婚した父親は、その後パートナーと暮らしていると説明があります。
そのパートナーが男性でした。
画像引用 公式サイト
吉田栄作が杉咲花の父親。岡田義則が吉田栄作の同居中の恋人です。
いやもうビックリですよ！
吉田栄作、すっかり歳とったな〜とかはまぁいいとして！
これ岡田義徳だったの！？
あれ、この人もしかして岡田…と途中まで気付きかけたけど、最後に名前が出るまで確信持てなかったです。
ちょっとフェミニンな雰囲気を漂わせた中年ゲイ、というふうにしか見えなくて俳優さんの素顔が浮かばなかった。
見事に役柄になじんでいます。
吉田栄作が建築家、岡田義徳が舞台美術家（だったかな？）のカップル。
2人とも演技が自然なんですけど、岡田義徳さんはやっぱり良いですね。
彼が演じたゲイ役と言えば、なんといっても「渚のシンドバッド」です。
私はもし海外の人に日本のクィア映画のオススメは？と聞かれたら真っ先にこれを教えたい。
名作です。
（実際海外の映画祭で多数の受賞歴があるので私が推すまでもないけど）
ゲイ映画というよりは青春映画かもですが、岡田義徳のゲイ役のリアルと浜崎あゆみ演じる性暴力被害者である女の子の痛みが鮮烈に胸を突いてくる。いつまでも心に残る映画です。
そんなわけで岡田義徳さんがゲイ役、ということで「プリズム」に俄然期待が上がってきました。
そして。
1話放送を見逃した方！
2話放送前日に再放送あります！
1話から私的見どころありだった「プリズム」
来週も楽しみです！
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