日経新聞の連載小説。
いつのまにか新しいのが始まってました。
昨日なにげなく読んでいて気になったこちらの冒頭部分。
「アーネストヘミングウェイを知ってるか」
男が問いかけるセリフから始まってヘミングウェイの名言が出てきます。
「もし2人が愛し合っていればそこにハッピーエンドはない」
ハピエン至上主義の方々に大ブーイングくらいそうな名言です。
でも私的にはこの言葉、
わかりみ〜
別にバッドエンドが好きなわけじゃないです。
でもね!やっぱり強すぎる愛からはおだやかなハピエンなんて生まれないと思うんですよ。
なぜなら幸せって平穏で心が満たされた状態のことだからです。
愛が激しすぎると感情は大混乱だし相手を求めすぎると精神状態は最悪になります。
平穏とはかけ離れてきます。
あれこれおかしな事をしでかしたり日常にも支障をきたしたりすべてが狂ってきます。
そんな風に愛に振り回されてめちゃくちゃになって破滅するような…
そう、私はそういうBLが好きです!!
あれ?なぜかBLの話になってしまいました。
あ、でもヘミングウェイはゲイだったという説もありますね。
そう考えるとなんだか切ない名言。
昔なにかの本で「老人と海」もゲイのお話だよ、というのを読んだことがありましたが…
どこをどう解釈したらそうなるんだ?
誰か教えてください。
魚を擬人化して老人とのラブってことですかね?(たぶん違う)
さすがの私もそこまで深読みしたことはありませんでした。
そんな視点からヘミングウェイを読んだらまた違うのかもな。
短編集もいろいろ読んでみたくなりました。
ちなみに日経の新連載小説はスペイン内戦のお話らしいです。
ヘミングウェイが絡んでくるのかは不明。
小説の紹介は以下のリンク記事からどうぞ。