遅ればせながら録画してたドロ刑を最終回まで見ました。
最後までいろいろツッコミどころ満載で。楽しかったですね〜
まずは9話のこのシーン。
「俺を…利用したの?俺を一流のドロ刑にするって言ったのは…?」
態度を豹変させたケムさんに斑目くんがショックを受けるシーンです。
このセリフの言い方!
すごい可愛かった!
「俺を…」で間をおいてその後傷ついたように言う「利用したの?」
イイ!
心を許した相手の裏切りに傷つく美少年が好きな人!
このシーンは必見!
…てかなんなのこれ。
刑事と泥棒のドラマだよね?
悪い男を愛してしまった女の悲しい物語的な雰囲気なのですが…
一応2人が刑事と泥棒であることは間違いないです。
そして。
この後なんと斑目くんはケムさんに撃たれてしまうんですね。
心を寄せた相手に傷つけられて精神的ダメージを受ける斑目くん。
そんな斑目くんに皇子山がこう言います。
「そんなにショックだったか、恋人に撃たれて」
え、恋人?
私の空耳ではありません。
これでもうケム×斑目は公認カップルでしょう。
しかし恋愛ムードに浸っている場合ではなく。
斑目くんが撃たれたことで警察側も本気モードに。
ケムを全力で捕まえろ、という指示が出され皇子山と斑目くんは現場で張り込むのですが…
「ケムさんの匂いだ」
斑目くんが現場でいきなり反応です。
ってアンタ匂いでわかるの?
わんこキャラが高じてほんとに犬になってしまったのか…
真面目なんだかふざけてるんだか分からないドラマです。
その後も…
ケムを追い詰めた斑目くんと皇子山。3人の緊迫シーンで。
ケムに銃を向ける皇子山に「違うんだよ!」と叫ぶ斑目くん。
ケムを撃とうとする皇子山に銃を向けてしまいます。
なんてこった。あろうことか味方に銃を向けるとは…公私混同の大暴挙です。
恋にトチ狂って任務もへったくれもなくなってるとしか思えません。
ケムさんはそんな斑目くんを見てわざと自分を撃つよう仕向けるのです。
そして…
撃たれたケムさんはこれで良いんだ、というように微笑み…
斑目くんの目には涙。
血で濡れた手を握る斑目くん。
ブロマンスノワール的演出の良いシーンでした。
一応ラストのネタバレすると…
ケムさんはちゃんと助かるし、悲しいワケあり過去ゆえの泥棒稼業であり、ほんとは良い人だった、みたいなオチです。
めでたしめでたし。
このドラマ、全体的に漫画原作の軽いノリなんですけど…
とにかく斑目くんのおじさんキラーぶりが素晴らしくてね。
私的にはかなり楽しかったです。
ていうかそういう楽しみ方でいいんですよね?そういうドラマですよね?
むしろ私には他の楽しみ方がわからないです。