今日、2月11日はセルジオ・メンデスの誕生日です。(82才)
セルジオ・メンデスは最初はジャズだったのですが、アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトに影響されてボサノヴァに変わります。
「アントニオ・カルロス・ジョビンの誕生日」(彼については此処で解説)
「ジョアン・ジルベルトの誕生日」(彼については此処で解説)
最初にヒットしたのが「マシュ・ケ・ナダ」です。
「Mas que nada」Sergio Mendes & Brasil 66
この時のグループ名は「セルジオ・メンデス&ブラジル66」なのですが、面倒なのは
66が、67、77、88、と変わっていくのです。w
ボサノヴァを一般的に広めた功績は大きいですね。
誰でも知っているビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」や「デイ・トリッパー」などもボサノヴァ風にアレンジさせていました。
第2のブラジル66を作ろうと結成したのが、「ボサ・リオ」で「サン・ホセの道」はヒットするのですが、すぐに解散してしまいます。
このボサ・リオの時のボーカルだったグラシーニャ・レポラーセとセルメンは結婚し、今も続いています。w
大阪万国博覧会では夫婦でブラジル77として来日したようですね。
その後、全く話題が出なくなりましたが、1983年にボサノヴァではない曲でヒットを出します。
邦題は「愛をもう一度」でした。
「Never Gonna Let You Go」Sergio Mendes
これで終わるのか?と思ったら、2006年にスティーヴィー・ワンダーやブラック・アイド・ピースのウィル・アイ・アムやジル・スコットなどとコラボするんですよね。
新しい音楽に挑戦する姿はカルロス・サンタナに似てますね。