2020、遅ればせながら、あけましておめでとうございます☆時代遅れアナログ絵描き講師、プータレーチャーNグチですm(_の_)m
プリンター(も人間性も)とうとう壊れて手書きイモ絵となった2020賀状
いまだ年を越した実感ないままですが、今回は、昨年の晩秋より約2ヵ月にわたって描かせて頂きました姫路HopeStaRさんからの続・ご依頼作品のご紹介と制作レポートを失礼します。
●看板に活用して頂きました。
が、その前に先頃の秋の投稿ではお店のロゴ画を描いて紹介させて頂きましたが、2019年末には看板として活用して下さいました。
※ホープスターさんの入ってる姫路・西駅前町のビル
※看板拡大
元はW4という横60cmくらいのキャンバス画ですが6m位になっててたまげました。ホープスターさん、関連業者さま、素敵に活用・施工して下さってありがとうございますm(_P_)m
なんとJRの窓からピンポイントでホープちゃん(ユニコーン)が見えるそうですよ。え待って何アレかわいい誰の絵?という奇特な乙女の夢は壊さないように、毛深汚いオッサン描き手はこれ以上オレオレ俺が描いてんPRはしませんが、どうぞ電車の窓から目で愛でて差し上げて下さい☆
●姫路・美術的冬の陣
そして今回は、店内の壁に大きく映えるものがいいということで、ご相談の上、姫路城を中心としたホープスターさん界隈の夜景を参考にホープスターワールドの表現を試みましたキラーン☆
Himeji HopeStaR World 2020 F8キャンバス アクリル
※文字ロゴはイメージ(デジタル処理にて挿入)
人物画が主たる分野のわたくしゆえに正直、今回は地獄を見ました(笑)おそらく近年では最もハードな美術的冬の陣と言える城攻め作業でした。
この西駅前町アングルの場合は、ど真ん中にある東横INさん(2020.3月オープンらしい)が手強い真田丸的な存在でしょうか。というのも、資料としてグーグルアースを駆使しましたが、建設前の地理画像でまだ存在せず、実際の現地調査に行けばいきなりそびえたっていました。これを真田丸と言わず何という。何言ってんだか、ビジネスホテル大手の東横INさんと言います。
※トレース紙による初期プラン
画面中央、「大劇映画ビル」がありましたが、現地調査では更地になり、手前に巨大東横INさんが建っていました。
しかしながら結局は東横INさんのみならず、いくつもの家々が画像と違うやんけクソが的変貌して、砦のごとく我がプータレ美術軍(兵力1)の絵筆を遮りました。再開発中なのか、それとも街の変化は常なのか分かりませんが、街って生きているんだなぁと実感しました。
それにしても長期間、姫路の街と向き合ってると、お城を始め、やはり素敵な街だなと愛着や興味も出てきますね。街の民(失礼)のお許しがあれば藩主などに任せず独りバカ殿自ら住んでみたい位です。
電柱や街灯の箇所や大きさ、ある意味、現地の人より現地に詳しくなった気さえしますが、すべてを正確に描くには更なる技術と知識と確かな目は無限大に必要になってきますので、そのへんの三流絵描きとしては限界もありました。
アレンジやデフォルメも必須であったところに救われ、素敵な世界を表現できたとは思いますが、満点には程遠いですな。やはり高尚無敵のダヴィンチにはとてもなれまへんわ。やっぱそこいらの凡々な脳構造とは違うなあいつ。知らんけど。
※オマケ参考画像:初期初期プランのトレース画(ブレ謝)
姫路の大通り寄りからの、城らしい城アングルで検討しましたが、構図など様々な不都合によりヤンピ。せっかく描いたのでこのトレース紙は受講生Yさんへお勉強の参考にプリゼントしたんですがゲー吐いてました。うそ。笑ってました。
そんなわけで、夜景の絵は懲りてもう描かんばりに衰弱しましたが、哀しき絵描きという性分、絵でしか人生を歩めぬ生涯、いずれは何らかの“夏の陣”的制作と出会うことを、心のどこかで武者ぶるいしながら期待する自分もいます。
いずれにしろ今回は大変良い勉強になりましたね。新しき令和2のこれから、姫路城下ホープスターさんにて、たくさんの皆さまに見て愛でて頂ける作品になれば幸いです☆
DECO SHOP
☆HopeStaR☆さま
所在:姫路市西駅前町22番地 平井ビル3階
インスタグラム:juri__iruj
以上、2020年もよろしくお願いいたしますm(_p_)m
プータレーチャーのクソいかれてて愉快な青尻美術講座情報