WSM展2019~解説&考察~ | きみとあの子とプータレーチャー

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~プタレ青尻美術活動記~

こんにちは☆晴れ時々三流美術講師、プータレーチャーです。

先日の桑の木画材さんでのWSM展2019にお越し下さった皆さま、ありがとうございます!!

といっても個人的な宣伝は当・ほぼ誰も見てないブログでしか基本してなかったので、友人知人の訪れは皆無でしたが(笑) 滞りなくお開いたのでご報告兼ねて作品の紹介等うだうだ失礼いたしますm(_P_)m

 

●Apocalyptic sings -Orange devil-●

(アポカリプティック・シングス ―オレンジデビル―)

 

2019 WSM キャンバス アクリル画

(C)Pootaracher.N

 

◎本来あるべき表現者のお手本吹奏楽部さん

さて、今回は幾月ですっかり虜になってしまった京都橘高校の俗称オレンジの悪魔さん方をモチーフにしました。

京都橘高校吹奏楽部さん参考動画↓

https://youtu.be/ZVJ3Ho83Ksg

※参考Youtube :慶次郎前田様 “京都橘高校吹奏楽部 大手筋商店街パレード Kyoto Tachibana SHS Band”

 

こちらでは載せませんが、アメリカのローズパレード2018関連の動画は圧巻で、現地の皆さまのリアクションも相まって大変感動を誘いますよ。

 

私も、死ぬまでに一度は生で見たく、この秋の長岡京ガラシャ祭り2019へ取材を兼ねてパレードを拝見しに伺いました。ええ、言わずもがなガラシャお玉の婚礼行列もしっかり瞼に焼き付けて日本のイニシエoh姫様にも想いを馳せつつ、町衆橘さんのバナー・カラーガード隊さんが現れた時にはもうオレンジまぶ死寸前の感動でした。これはね、ナマで見ると生きし妖精にしか見えませんよホントに。ある意味、俺と言う硬派なオッサン終わりです。

許されるなら臨終のときは、彼らに三途の川めいた先に送り出してもらえるよう、頭の中でイメージ訓練しておきたいものです。その際は頼むぞ脳内麻薬物質に伴う幻橙悪魔。何の話だ。嗚呼、欲が出るもう百回ナマで見たい。

 

色々と熱く彼らから感じるスタンスをもっと語りたいとこですが、とりあえず純粋なパフォーマンスだからこそ、本来あるべき表現者のお手本&見本でもあるんだなと痛感しました。アートに携わる人間として見習いたいばかりです。

 

◎作品アポカリプティック・シングスについて

さて、作品の解釈自体はどうぞご自由にですが、たいてい説明なしでは意味がよく分からんぞバカと言われるのがオチなので、描き手なりの表現したかったことを解説いたします♪

 

まず意味不明タイトルについて。Apocalyptic(アポカリプティック)とは「黙示録的な」とか「世界の終末の」という意味らしいですが、気持ちアーハン納得したい方は下記動画を参考程度に↓

【閲覧注意】少々不気味なので、不思議なことや怖いものが苦手な方は覗かないで下さい。

https://youtu.be/XMFF6iLJgM4

※参考youtube :Robert Lyons様 【超常現象?】不気味な音 アポカリプティック・サウンドの謎

 

要するに、空に響く正体が分からない音が稀に世界中で観測されることがあるようで、その現象はアポカリプティック・サウンド(終末音)と呼ばれているそうです。

今回の絵をざっくり言えば、その終末音の正体はひょっとして…という単純な絵です。

また、橘さんのいわゆるオハコはsing sing singですので、soundsをsingsにしました。

 

◎オレンジの悪魔と呼ばれる天使たちの世界。

見る人の心を奪い他の強豪校を見劣りさせてしまうことがあるからなのか、オレンジの悪魔と呼ばれることは有名ですが、大抵ファンなら誰しもが思います。いや天使やないか!!

そんな逆説というか、相対的かつ表裏一体の魅力を絵の中に表現できないか試みました。

オレンジ色のオドロしい橘隕石(or橘小惑星)の世界の女の子から、スーザで重低音浴びる地球や月は果たして終末か浄化かハッピー化か否か?ということです。

 

◎おまえ、ひょっとして実在の部員ちゃんとか無許可で描いとるんちゃうけ疑惑

女の子の格好は橘さんのまんまですが、頭は橘らしいポニーテールにして、あどけなさも残る活発な橘的平均ベッピンちゃんを目指して創りました。写実寄りの表情を追求すれば「誰かには似るあるある」が起こりがちなので、部員さんのどなたか或いは、あなたの素敵な娘さんに似たかも知れませんが、あくまでも架空です。

ちなみに、初恋の子以外に顔面ストーカーした記憶もなければ今後も無許可でする気はございません。ご安心を。

 

◎いつかスーザフォンの迫力と重さと優しさに潰されたいから描いてみますた。

スーザフォンはなかなかの絵描き泣かせでしたが、難しくも描き応えのある楽しさがありました。一応、実際は「TACHIBANA」のロゴだけなのですが、実在との区別をつけるため「BIG」を足しました。「NEO」とかも考えましたが、宇宙のビックバン的に示したいイメージと巨大なスーザフォンのイメージがリンクしたのでBIGにしました。

 

以上、今回の作品は、半実在表現としては面白くなったかなと思います☆

 

◎現物の魅力にはどうせ勝てませんがね。ふん

今回は、自分の中の京都橘高校吹奏楽部さんに感じる素晴らしさを少しでもお伝えできたらと描きましたが、自己採点的には結局75点位かな。。細部デッサンの乱れや観察不足の点など知り合いのベテラン画家さんらの指摘と潮笑も聞こえてきそうです。言われんでもわかっとるわジジイ共め←被害妄想

 

ただ、ご依頼の気負いなどはなく、久々に無性に楽しく没頭できたとさ。好きなものを描くって大事。

また、この半年は体調も生活も芳しくないなりに、毎晩橘演奏に励まされ元気を頂いたので、しがないなりの絵描きなりなりに、描くことで感謝と応援の気持ちが橘さんに伝わればいいなと願っております☆

ご閲覧ありがとうございましたm(_完_)m

 

※作品は非売品ですが、橘関係者さんであればいつでも差し押さえられたく、その日をお待ちしておりますm(_P_)m

 

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