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さて、あっという間に2学期も終盤・・・そろそろ期末テストです。息子の通う中学では、テスト前に宿題がたくさん出ます。自分で計画を立ててそれらをこなし、テスト後に提出するという決まりです。計画など全く立てられないうちの息子は、いつも直前になっても宿題が終わっておらず、とにかく宿題を終わらせて出すことが精一杯 なので、暗記科目の暗記にまで手が回らず・・・暗記科目はいつもヒドイ成績です。英語も単語のスペルとか暗記しとけば、もう少し成績が上がるのにな・・・。
そんな息子を追い回して何とか勉強させようと必死の母、プア子です。プア子は、ど田舎で育って、幼稚園から大学まで公立の学校に通っていました。初めて英語のネイティブスピーカーと話したのは中学3年生の時にたったの1回。 そのあとは大学に入るまで外国人すら見かけたこともなかった・・・もちろんネイティブの発音を聞く機会などほぼゼロ。現在、TOEICスコアは800点とかなり高めのプア子ですが、英語は全然しゃべれません・・・。ペーパーテストだけは出来るという典型的な日本人。外国人に話しかけられそうになるといつも逃げています! (あ、ちなみにプア子は翻訳家ですが、英語の翻訳家ではありません。翻訳で使っているほうの言語は普通にそこそこしゃべれます。)
それが今やどうでしょう・・・2008年からは公立小でも5年生と6年生を対象に外国語活動なるものが始まり、2011年度には必修となりました。そして2020年度からは「小学3年生からの必修化」と「小学5年生からの教科化」が完全実施されるのだとか。今の子たちは英語を学ぶ環境に恵まれているな~。 息子の通っていた公立小でも1年生の頃からネイティブの先生が来て、英語の歌を歌ったり、ゲームをしたりしていました。(小学6年生の頃には英語で紙芝居を作る授業なんていうのもあったから、結構高度な授業だったのかも知れませんが、息子は不登校だったため、一切参加せず・・・)とはいえ、公立小で教えている内容は、学校によってかなり差があるのが現状のようです。(これで本当に2020年から教科化できるのかな!?) 息子の通う私立中でも、子供たちの入学前の学習歴はバラバラ。でも、息子の学校は「英語はゼロからで大丈夫」「中1からで大丈夫」と断言。
で、実際どのくらい英語力が付いたのか・・・息子の学校ではJET(ジュニアイングリッシュテスト)という試験を中1生と中2生の全員が受験します。JETというのはTOEICの子供版みたいなものだそうです。(内容もTOEICよりはるかに簡単です、多分)
息子のクラスではほぼ全員が中1の10月に3級(受験料3,600円)、中2の10月に1級(受験料3,900円)に合格しました。(息子の英語力は学年で中の上くらいだと思うので、息子が合格したということは息子の学年の多くの子が合格したと思います。)
JETのホームページでは↓下記のように書かれています。
(※「英語学習期間」は、毎週2時間程度の学習を目安に計算)
もちろん、もっと難しいTOEICや英検に挑戦している英語が得意な子もたくさんいます。JET1級は大したことないです。大したことはないけど、中学3年生まで外国人と話したこともなかったプア子の子供時代と比べれば、はるかにすごいなーと、思います。中1から英語を習い始めて、塾などに行かずとも中2の秋にはほぼ全員がJET1級合格・・・こういう面では息子の学校、本当に頼もしいです。
プア子みたいに、中3になって初めて外国人としゃべった・・・という人間は、外国人を見ただけでドキドキしちゃうので良くないですが、かと言ってあんまり小さいうちから英語を詰め込む必要もないのかな・・・と思います。「下手な英語でもいい」「自分の考えを英語でしっかり伝えることさえできればいい」という息子の学校の方針、この点は大いに賛成です。
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